トヨタ自動車向け AI 外観検査装置の対象を拡大 トランスアクスル向けのアルミケースの生産ラインにも導入

0
271
トヨタ自動車向け AI 外観検査装置の対象を拡大 トランスアクスル向けのアルミケースの生産ラインにも導入のメイン画像

武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)のグループ会社である Musashi AI 株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表:村田宗太、以下 Musashi AI)は、トヨタ自動車の生産現場に導入している AI 外観検査装置について、検査対象となる部品をさらに拡大したことをお知らせいたします。

トヨタ自動車向け AI 外観検査装置の対象を拡大 トランスアクスル向けのアルミケースの生産ラインにも導入のサブ画像1

▲トランスアクスル向けアルミケース

Musashi AI の AI 外観検査装置はトヨタ自動車の本社工場を含む生産現場に実装されており、従来はトランスミッションギヤを検査対象の部品としてきました。Musashi AI ではトランスミッションギヤ以外の大型部品や複雑な形状の部品に AI 外観検査の対象を拡大するため、独自のアルゴリズムの研究に取り組み、アルミケースの製造過程で発生する特有の欠陥を検出するソフトウェア開発に成功しました。

この新たなソフトウェアを搭載した AI 外観検査装置はトランスアクスル向けのアルミケースの生産ラインに導入されています。Musashi Ai の外観検査装置は汎用性の高さが特長で、今回の事例においても既存ラインの設備を活かしての導入となりました。ものづくりを熟知した AI の現場実装力を強みとする Musashi AI では今後、電動車向け部品をはじめ AI 外観検査の対象を拡大すべく、精度の向上に努めてまいります。

【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティー向け商品展開を進める一方、先端 AI 技術開発によるインダストリー4.0 の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、更に SDGs の幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しております。
Musashi Web Site: http://www.musashi.co.jp/

【Musashi AI について】
武蔵精密工業は、AI の技術開発や製造現場への実装、グローバル展開を加速するため、イスラエルの技術パイオニアで Poliakine Innovation の設立者である Ran Poliakine 氏が代表を務める SixAI Ltd.と合弁で、Musashi AI 株式会社を 2019 年 7 月に設立いたしました。イノベーションに向けて同じ想いを共有するリーダーたちと協働し、Industry 4.0 に関する新たなエコシステムを構築してまいります。
Musashi AI Web Site: https://musashi-ai.com

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください