~「僕もピンクの服着ることある!」幼児期から学ぶジェンダー教育~
■ジェンダーについて考える取り組み
まず、子どもたちには「おとこのひと」「おんなのひと」と聞いて何をイメージするか、紙の左側に男の人、右側に女の人のイメージを書いてもらいました。子どもたちからは「男の人は、ムキムキ・かっこいい・仮面ライダー」「女の人は、かわいい・ピンク・プリキュア」などの性別に対する固定的なイメージが出てきました。
しかし、保育士の先生から「ボディビルダーとして体を鍛えている女性」や、「メイクをしている男性」の写真を見せると、「女の人だけどかっこいい!パパより強そう!」「男の人だけどかわいい!」などの声が子どもたちからあがりました。
そして先生からLGBTQを含む性の多様性について、自身の体験も交えながら話をすると「僕もピンクの服着ることある!」「私も仮面ライダー見ているよ」などの声が子どもたちからあがり、性別関係なく自分の好きなものを話して盛り上がる姿が見られました。
■ジェンダー教育に対する保育士の想い
今回のジェンダー教育の取り組みは、大倉山園の原田先生のアイディアから始まりました。海外へ一人旅に行くことが趣味の原田先生は、自身が海外のさまざまな国で多様性を感じた経験や、カナダへワーキングホリデーに行った際に、同性婚をしたカップルと友人になった経験から、ジェンダーの教育に興味を持ち、未来を担う子どもたちにも伝えたいと感じたそうです。
保育園でジェンダーの教育をする意義について原田先生は「頭の柔らかいうちにジェンダーについて学ぶことで、男女に対する固定概念をなくし、多様な価値観を受け入れることが当たり前になってくれるのではないかと思います。子どもたちそれぞれにとっても、ジェンダーや多様性について考えることが、今後の人生でさまざまな人と触れ合い経験をする時の助けになると考えています」と話しました。
- 株式会社あしたばマインドについて
あしたばマインドは、認可保育園「明日葉保育園」、就学前の乳幼児の子育て支援・相談施設を運営しております。 明日葉の花言葉は、「旺盛な活動力」。子どもが毎日を豊かにすごせる保育を通じて、明日をたくましく生きる力を育みたいと考えます。そして、子どものすこやかな成長を願うご家庭や地域社会とのコミュニケーションを大切にして、よりよい今日をサポートします。
- SDGsの取り組み
ソシオークグループは「社会と共生する樹でありたい」を合言葉に、CSVの推進を重要な経営課題と位置づけ、新たな社会的価値創造に挑戦する企業グループとしていきいきとした未来に向けて貢献してまいります。 グループを取り巻く社会課題から「雇用」「地域・社会」「環境」をSDGsの重点課題として選定しました。
あしたばマインドでは「3. すべての人に健康と福祉を」「4. 質の高い教育をみんなに」「5. ジェンダー平等を実現しよう」「7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「8. 働きがいも経済成長も」「11. 住み続けられるまちづくりを」を重点課題として捉え、取り組んでおります。
- 株式会社あしたばマインド
~子どもの明日を育み、今日を支える~
社長執行役員:杉原 吉徳
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-13-3PMO田町東10F
設立:2019年12月
事業内容:保育所の運営
URL:https://www.ashita-ba.jp/
- ソシオークホールディングス株式会社
~社会と共生する樹でありたい~
代表者:大隈 太嘉志
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-13-3PMO田町東10F
設立:2013年10月
事業内容:フードサービス・子育て支援サービス・自動車運行管理サービス・パブリック事業を営む事業会社を擁する持株会社
グループ会社:葉隠勇進株式会社/ハガクレフード株式会社/株式会社明日葉/株式会あしたばマインド/株式会社みつばコミュニティ/株式会社てしお夢ふぁーむ/株式会社リーフサポート
URL:https://www.socioak.com