地域の課題解決を市民の力で。つくば市とリディラバが社会課題解決の事業創出プログラム「SDGs TRY」4年目を実施中!

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株式会社Ridilover(以下「リディラバ」代表取締役:安部敏樹)は、茨城県つくば市から「4-5つくばSDGsパートナーズ社会課題解決事業運営業務委託」を受託し、2022年10月〜2024年3月まで事業を実施します。本事業は、リディラバにとって4年連続の受託であり、市民主体でSDGsや地域課題の解決につながる持続的な活動を生み出すことを目的としています。
開始から3ヶ月が経ち、課題を導き出すワークショップや個別メンタリング、地域活動の実践者からの講演などを経て、参加者は自分たちが取り組みたい課題の解決につながるアクションを計画中です。

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<本リリースのポイント>

  1. 市民が自らの手で課題解決の活動を生むプログラム、期間を2倍にし、アクションの企画、実行、振り返りのPDCAを回すことで持続的な活動を目指す
  2. 社会課題の専門家であり、企業との事業開発の経験を有するリディラバが市民活動を全面的に支援
  3. WSや個別のチーム活動を経て、各チームが実践に向けたアクションを計画中

 

 

  • SDGs TRYとは

SDGs TRYは、つくば市をより良くしたい市民が集い、チームとなって身の回りの困りごとや課題を発見し、自らの手で解決のためのアクションを起こす、実践型プログラムです。
つくば市は、経済・社会・環境が統合的に発展する「持続可能なまち」を実現するためのコミュニティとして「つくばSDGsパートナーズ」を設立しています(個人会員441名、団体会員156団体 /2022年12月1日時点)。
リディラバは2019年、つくば市と「持続可能都市推進に関する連携協定」を締結し、2019年度よりつくばSDGsパートナーズ会員向けにSDGsTRYプログラム、2020年度よりつくばSDGsパートナーズ会員交流会事業を受託し運営してきました。
 

  • 2021年度までの取り組み

2019・2020年の2年間では、有識者講演、現場見学を実施。その知見を元に課題の整理、理想像の具体化、解決策の考案を行いました。
そして、2021年度は「自立した持続性のある事業」の創出に向け、解決策立案のみにとどまらず、さらにその実行に挑戦しました。参加者は、ごみ削減、多文化共生、子どもの孤立解消、里山保全などを各チームテーマとして掲げ、啓発資料の作成や、オンライン交流会などを実施しました。

4年目の挑戦となる今回は、プログラム期間を1ヶ年から2ヶ年の2倍に。
「アクションの企画→実行→振り返り」というPDCAを一通り回すことで、より持続的かつ効果的な課題解決の取り組みが生まれるプログラムの設計になっています。
 

  • SDGs TRY 2022-2023概要

2022年10月〜2024年3月の2ヶ年を通し、7回のワークショップ(以下「WS」)実施と各チームの個別活動の伴走支援を行い、参加者が自ら解決したい課題を見つけ、その課題の解決に向けて持続的な課題解決の活動を生み出すことを目指します。

<実施スケジュール>

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プログラムは「企画期」「実践期」「ふり返り&改善期」に分かれており、参加者はWSに参加しつつ、随時個別にチームごとで集まり、課題解決の取り組みの創出に向けて準備を進めていきます。
リディラバは各WSやフォーラムなどの企画運営に加え、各チームの議論への参加や面談を通して、個別の伴走支援を行います。

【企画期】

・第1回WS(2022年10月22日実施済):チーミングおよびチームの取り組みテーマの選定
・第2回WS(2022年12月8日実施済):つくば市の課題解決に取り組む先駆者から活動の立ち上げについて講演
・第3回WS(2023年1月21日実施済):各チームの課題解決アクションの企画立案
・つくばSDGsフォーラム(2023年2月25日):つくば市のSDGsの取り組み状況や今後の課題についての講演及びSDGs TRY参加者による中間発表

 

【実践期】

・第4回WS(2023年4月):企画したアクションの実行準備
3月〜8月は「アクション期間」とし、企画したアクションの準備を各チームが進め、期間内に実行していきます。

【振り返り・改善期】

・第5回WS(2023年8月):実行したアクションのふり返り・改善点の検討
・第6回WS(2023年10月):NPOや事業家など課題解決の先駆者から活動の継続・発展について講演
・第7回WS(2023年12月):チーム活動のふり返りおよび今後の計画立て
・つくばSDGsパートナーズ会員交流会(2024年2月):SDGs TRY成果発表・会員同士の交流促進

 

  • プログラム実施中の様子

【第1回WS】
2022年10月22日に行われた第1回WSでは、まずチーム内での自己紹介を通じて参加者同士の理解を深めました。その後、各参加者が持ち寄った「挑戦したいこと」の共有と、「なぜ挑戦したいのか」「なぜ関心があるのか」を対話ワークを通して、チームとして取り組みたいテーマについて議論を進めました。
 

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地域の課題解決を市民の力で。つくば市とリディラバが社会課題解決の事業創出プログラム「SDGs TRY」4年目を実施中!のサブ画像4_ワークショップではグループワークを補助するフレームワークも提供ワークショップではグループワークを補助するフレームワークも提供

【第2回WS】
つくば市内で、古⺠家を再生・保全しながら、古⺠家を次世代へ継いで行くために、マルシェやクラフト市、日本の伝統文化のイベントを実施するなど、様々な人や文化や地域をつなげる拠点としての活動を行う、NPO法人華の幹(はなのき)の代表理事・飯塚氏をゲストとしてお招きし、地域活動を立ち上げるポイントについて講演をいただきました。
「やったことなくても、まずはやってみること」「活動を続けるには自分が楽しむこと、無理しすぎないこと」など、実践者ならではのアドバイスをいただき、参加者も自分たちの活動を始めていくイメージを高めることができました。

【第3回WS】
各チームが、取り組みたい課題の解決のために起こしたいアクションについてアイディアを出していきました。
机上で考えるだけでなく、実際に里山エリアを散策したり、子ども支援団体にヒアリングをしたりと、積極的に活動して取り組みを検討しています。
WSおよび各チームの個別の打ち合わせを重ね、参加チームの中にはこのような取り組みアイディアなどが出てきています。
(一部紹介)
・子育てしやすいまちにするために、子育て支援団体と家庭をつなげる場を作りたい
・次世代に美しい環境を残すために、ごみ拾いをきっかけに資源循環につながる仕組みづくりを目指したい
・生活に困り事を抱える外国人と、それを解決する様々な支援団体や行政を繋ぐ仕組みを考えたい

リディラバは引き続き、参加チームへの個別メンタリングやWSの運営を通じて、市民による持続的な課題解決の取り組みづくりを伴走していきます。

 

<お問い合わせ>

URL:https://pro.form-mailer.jp/fms/8b30636e252445
・市民協働の取り組みやプログラム組成について
・SDGsや社会課題、地域課題の解決について
・社会課題領域での人材育成について
など、お気軽にお問い合わせください。

■運営会社
社名:株式会社Ridilover
設立:2013年
所在:東京都文京区本郷3-9-1 井口ビル2階
URL:https://ridilover.jp/

「社会の無関心の打破」を理念として、2009年に設立、後に法人化。現在は教育旅行事業、企業研修事業、

メディア・コミュニティ事業の他、社会課題解決に向けた資源投入を行なう事業開発・政策立案事業も手掛けています。設立以来13年間、400種類以上の社会課題を各事業において扱ってきました。
自治体との協同では、地域課題の解決にむけた地域コミュニティの醸成やワークショップの企画運営などに取り組んでいます。

■代表的な実績
<自治体>
・山形県山形市:企業版ふるさと納税「まち、わたし、きらめくWomen'sCampus 山形」事業
・長野県信濃町:地域課題抽出と首都圏企業マッチングによる官民連携実証事業
・新潟県十日町市:「大地の芸術祭」活動資金確保のための寄付マーケティング事業
・兵庫県香美町:香美町移住定住促進スタディツアー実施業務
<省庁>
・内閣府:RESAS(地域経済分析システム)利活用のための自治体職員向けWS開発事業
・経済産業省:「認知症共生社会」に寄与する「認知症の方向けVRオンライン旅行サービス」実証事業
・文部科学省:「免許を持っているが教職についていない潜在教職員向けリカレント教育」広報事業
・厚生労働省:「重層的支援体制整備事業の促進に向けた多様な分野と連携した参加支援の在り方に関する調査研究事業」
<企業>
・トヨタ自動車株式会社:社内選抜制での新規事業創出を目的とした課題探索プログラムの立案・運営
・関西電力株式会社   :社内選抜制の新規事業創出を目的とした課題特定プログラムの立案・運営
・大手自動車メーカー:新事業立案のためのヒアリングプログラムの設計・実施
・三菱地所株式会社   :新規事業企画・事業伴走
・セイノーホールディングス株式会社:新規事業開発部署への事業創出に向けたハンズオンでの伴走支援
・NECソリューションイノベータ株式会社:「認知症共生社会」に寄与する「認知症の方向けVRオンライン旅行サービス」ハンズオン実証支援
など

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