運営パートナーとしてコミュニティ構築・運用を実施
「FUTURE GATEWAY」では、中長期的な社会・生活者の課題解決に繋がる新たな生活様式を、先端技術を用いて社会実装するプロジェクトを立案・推進するため、先進的な生活者が集まるコミュニティを立ち上げるとともに、コミュニティメンバーを募集します。qutoriはコミュニティの構築と運営を担当します。
また、「FUTURE GATEWAY」の第一弾プロジェクトとして、「Hoppin'Sauna(ホッピンサウナ)」を開始します。今後、「Hoppin'Sauna」のような共創プロジェクトを創出する目的で、KDDI総合研究所と共にコミュニティ運営をしてまいります。
- 「FUTURE GATEWAY」公式サイト:https://future-gateway.jp
1. 「FUTURE GATEWAY」について
(1)概要
「FUTURE GATEWAY」では、中長期的な社会・生活者の課題解決に繋がる新たな生活様式を、先端技術を用いて社会実装する取り組みを加速するため、先進的なライフスタイルを実践している生活者の方々を中心として、多様なパートナーとの共創による応用研究を推進します。
KDDI総合研究所では「FUTURE GATEWAY」に参画する先進的な生活者を、“能動的に世界の制約や境界を越えていく人々”として「越境走者=t’runner(ランナー)」と呼称します。発音しないt’の文字には、trans-(越える) という言葉の意味を持たせ、transform(世界を変える)、transfer(未来に届ける)、transparent(境界を透明にする)など、越境走者のコアとなる活動を表現しています。
「FUTURE GATEWAY」では「t’runner」 とともに複数のプロジェクトを立案し、KDDI research atelierを本部拠点としながら、「FUTURE SPOT」と呼ばれる未来のライフスタイルの市場検証拠点の展開を行っていきます。
■「FUTURE GATEWAY」における2030年のライフスタイル実現に向けたステップ
■「t’runner」インタビュー https://future-gateway.jp/interview/
「FUTURE GATEWAY」の始動、およびコミュニティメンバー募集に先立ち、「t’runner」の取り組みや未来の視点についてインタビューを行った記事を公開します。
(2)ロゴデザインについて
■ロゴデザイン:グラフィックデザイナー/イラストレーター 脇田あすか氏
幅や角の異なる書体には、「FUTURE GATEWAY」に集まる「t’runner」の多様性と独自性が込められているとともに、ロゴ全体としてはひとつの統一感を生み出すことで、違和感を大切にしながら社会の境界を越えていく「t’runner」の集団への想いを表しています。
2.コミュニティ立ち上げと「t’runner」の募集
qutoriとKDDI総合研究所は、KDDI research atelierと、「t’runner」、パートナー企業が、それぞれの知見や技術などのアセットを互いに持ち寄り、組織や所属の制約を超えて、未来を構想するコミュニティを立ち上げ、コミュニティに参加いただける「t’runner」の募集を開始します。
「t’runner」は、コミュニティでの議論や企画、ワークショップや実証への参加といった活動を通し、新しい生活様式の社会実装に向けたプロジェクトに携わることができます。
<募集対象> ・世の中の常識や制約にとらわれない自由な発想を持ち、先進的なライフスタイルを実践している個人 ※企業に所属している場合でも、コミュニティ内では個人としての活動となります。 ※未成年の応募も受け付けますが、参加には保護者の同意書が必要です。 <応募条件> <審査方法> |
<応募フォーム> URL:https://future-gateway.jp/join-community/
3. 第一弾プロジェクト 「Hoppin'Sauna」
「FUTURE GATEWAY」の第一弾プロジェクトとして「Hoppin'Sauna」を開始します。
■「Hoppin'Sauna」概要
「Hoppin'Sauna」は、「いつでもどこでも、呼べばサウナがやってくる」をコンセプトに、「t’runner」とVIE STYLE株式会社、KDDI総合研究所が進める移動式サウナのプロジェクトで、労働生産性の向上や、医療費抑制への貢献を目指します。
昨今、サウナは<ととのう>という言葉に表される心身のコンディショニングの場として注目されています。本プロジェクトでは、定性的・感性的な定義となっている<ととのう>を可視化する、サイバーフィジカルシステム(注)型サウナの構築を推進します。
「Hoppin'Sauna」では、日本サウナ学会代表理事である加藤容崇氏の監修のもと、VIE STYLE社製VIE ZONEなどの脳波を測定できるバイタルセンサーを用いて、<ととのう>プロセスを可視化。個人差や体調差を定量的に明らかにすると共に、様々なフィードバック手法による、<ととのう>プロセスの可能性を検証します。
外気浴スペースでは、高解像度ディスプレイを設置し、サウナの聖地や景勝地などを高精細映像として伝送するだけでなく、音や風を高い臨場感で再現し、<ととのう>効果の違いについても検証する予定です。
本プロジェクトではオープンな共創を志向し、参画いただける「t’runner」やパートナー企業を、今後も継続して幅広く募集します。
(注)フィジカル空間上の多様なデータを収集し、サイバー空間上で可視化や予測などの分析を行い、その結果をフィジカル空間にフィードバックすることにより、フィジカル空間の最適化を図るシステム。
KDDI research atelierについて
KDDI research atelier(https://rp.kddi-research.jp/atelier/)は、2020年12月に、東京 虎ノ門に開設された、KDDI総合研究所の調査・応用研究拠点。本拠点では、次世代社会構想「KDDI Accelerate 5.0」(https://www.kddi-research.jp/kddi_accelerate5_0/)をもとに、KDDIグループのアセットを活用しながら国内外の企業や研究機関とパートナーシップを組み、中長期的な社会・生活者の課題の解消と、生活者一人ひとりに最適化されたライフスタイルの実現を目指します。また、「KDDI Accelerate 5.0」で示した7つのテクノロジーの応用研究を推進し、実現に向けた取り組みを加速していきます。
4. 株式会社qutoriの事業
■qutoriのコミュニティ支援事業
qutoriは「コミュニティマネジメントを全ての組織の当たり前に」という考えのもと、2017年よりコミュニティ構築支援事業を開始。認定プログラム「BUFF コミュニティマネージャーの学校」は累計100名を超える受講生を迎え、20名の認定コミュニティマネージャーを社会に輩出してきました。その輪は個人だけでなく法人にも広がり、過去受講企業数は計7社に及んでいます。2020年からプログラム運営をオンラインへシフトしたことで、受講生は北海道・新潟・東京・神奈川・千葉・愛知・大阪・香川・大分・福岡と全国各地から集まりました。
2020年秋には名古屋市が主催する「NAGOYA INNOVATION GATEWAY」と共同で、東海地区100名のコミュニティ運営者・スペースオーナーに向けたセミナーを実施。「最新事例に学ぶコミュニティマネージャー入門編」「最新事例に学ぶコミュニティマネージャー応用編」「最新事例に学ぶコミュニティマネージャー実践編」に代表の加藤が登壇し、コミュニティマネージャーに必要なマインドセットやコミュニティ運営に必要な視点についてレクチャーしました。今後も全国各地にプログラムを展開していきます。
BUFF公式サイト:https://buff-community.jp/
■株式会社qutori CEO 加藤翼(かとうつばさ)
1990年千葉県柏市出身。コミュニティ型「共創」をテーマにクリエイティブディレクションを多数手がける。早稲田大学で哲学と社会科学を専攻、ボストン大学への留学後に外資系ファームに勤務。デザインスクールを経て、ロフトワークへ転職し100BANCHとSHIBUYA QWSの立ち上げに携わる。2017年に株式会社qutoriを創業、「BUFFコミュニティマネージャーの学校」「ポップアップメディアPOPAP」などの事業を運営する。
<運営会社>
社名:株式会社qutori
代表者:加藤翼
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前3-14-4
設立:2018年7月
URL:https://qutori.jp/
事業内容:コミュニティに関連したコンサルティング及びクリエイティブ事業
【コミュニティ構築支援に関する法人向けお問い合わせ先】 [email protected]