「ミリオンアクションキャンペーン」5月1日~31日まで開催決定 ~1アクションにつき1円を途上国の生産者に寄付~

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2023年のテーマは“環境”と“ギフト” 都内・関西の大型商業施設やアースデイ東京とも連携

認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン(東京都中央区/事務局長 潮崎 真惟子)は、フェアトレード月間である5月の1か月間、全国フェアトレード啓発キャンペーン「ミリオンアクションキャンペーン」を開催します。3年目の開催となる今年は、フェアトレードの商品購入、SNS投稿、イベント参加などを合計し、これまでで最大の200万アクションを目標(初年度は100万、昨年は150万アクション)に活動を行います。また、今年新たな企画として、企業・団体からの協賛金を原資として1アクションにつき1円を開発途上国の生産者へ寄付する取り組みや、都内・関西の大型商業施設でのイベントの実施、日本最大級の環境保護ムーブメント アースデイ東京との共催企画、学生との連携企画なども予定しています。そして、キャンペーン開催にあたり2月21日に説明会を開催します。一般企業、ホテル、レストラン、自治体、学生団体、NPOなどフェアトレードの活動を推進・応援する方はどなたでもご参加いただけます。皆さまの参加をお待ちしております。

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【キャンペーン特設サイト】https://fairtrade-campaign.com/


 

  • キャンペーン開催の背景

フェアトレードはSDGsのすべてのゴール達成に寄与すると言われています。児童労働や強制労働禁止などの人権面のイメージが先行するフェアトレードですが、人権面にとどまらず経済・環境・社会の3つの側面から国際フェアトレード基準(※)は作られおり、昨今の国内におけるSDGsの認知の高まりや、環境や人権などを意識しサステナブルな消費活動を選択する消費者が増える中で、フェアトレードの市場も急速に拡大しています(2021年には市場規模が前年比20%増の158億円を記録し急速に拡大)。
私たちは本キャンペーンを通して途上国の生産者や環境、未来の地球を守り続けるために、日常的にフェアトレードが選択される世界が実現されることを目指し活動を行います。

  • 今年のテーマは “環境(地球環境・気候変動)”と“ギフト”

・環境への効果も大きいフェアトレード。例えば、国際フェアトレード基準には土壌や水源の保全や、環境に配慮した適切な農薬の使用が含まれ、オーガニック栽培も奨励しています。また、生産者は気候変動に対応していくためのトレーニングを受けることが出来ます。キービジュアルには生産者が農産物を作っている様子や地球環境が想起されるデザインを取り入れています。
・フェアトレード商品は少し高いというイメージから、普段自分のために購入することにハードルを感じる方がいます。そんな方でも「大切なひとに贈るギフトはサステナブルなものにしたい」と思うケースは増えていると言われ、フェアトレードは最適なギフトでもあります。5月は子どもの日や母の日、そして6月にある父の日など大切な方へのギフトとしてフェアトレード商品を贈ることを提案します。

  • 1アクションにつき1円を生産者へ寄付

 

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企業・団体からの協賛金を原資として、最終合計アクション数に応じて「1アクション=1円」を途上国の生産者に支援金として送ります。世界各地の生産現場で支援活動を展開するフェアトレード・インターナショナルの生産者ネットワークと連携し、支援プロジェクトの決定や支援金の合計額、プロジェクトの報告など、進捗情報はキャンペーン特設サイトとフェアトレード・ジャパンHP(https://www.fairtrade-jp.org/)にて発信していきます。
アクション数に関しては、フェアトレード商品の購入、#fairtrade2023をつけてSNS投稿、イベント参加など、合計200万アクションを目標としています。
 

  • キャンペーン概要

・名称:フェアトレード ミリオンアクションキャンペーン2023
・キャンペーン期間:5月1日(月)~5月31日(水)※一部4月末実施の関連イベントも含む
・参加方法:フェアトレード商品を購入、SNSに#fairtrade2023をつけてフェアトレードに関する内容を投稿、フェアトレードのイベントに参加などフェアトレードに関するアクションを行う

  • オンライン説明会開催概要

・日時:2月 21日(火)15:00~16:00予定
・場所:オンライン開催(ZOOM)※後日アーカイブ配信あり
・内容:ミリオンアクションキャンペーン企画説明、質疑応答
・申し込み方法:こちらhttps://forms.gle/Tsj9YTjY4Fy3Tsn66よりお申込みください
・対象:一般企業、ホテル、レストラン、自治体、学生団体、NPOなど
認証の取得有無には関係なく、フェアトレードの活動を推進・応援する方はどなたでも可

 

【フェアトレードとは?】

フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」です。通常の取引では、市場価格の情報や販売先の選択肢の欠如により、末端の小規模生産者は、安く買い叩かれてしまうことが今も多くあります。その結果、生産者の生活水準低下、コスト削減を目的とした児童労働・強制労働、過剰な農薬による環境破壊や生産者が健康被害をうけるという問題が引き起こされます。フェアトレードは、人と環境に配慮して生産されたものを適正な価格で取引し、持続可能な生産と生活向上を支援する仕組みです。フェアトレードによる取引では、適正価格の保証・プレミアムの支払い、児童労働・強制労働の禁止、環境に配慮した生産などが行われます。国連のSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標全ての達成に寄与すると言われ、特に8つ(目標1貧困、目標2飢餓、目標5ジェンダー、目標8労働環境、目標12持続可能な消費と生産、目標13気候変動、目標16平和、目標17パートナーシップ)の達成に大きく寄与すると言われています。

 【(※)国際フェアトレード基準とは?】

経済・社会・環境の3つの側面からなる基準です。

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【認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン(FLJ)とは?】

1993年設立。国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)の構成メンバーとして、日本国内における国際フェアトレード認証ラベルの認証・ライセンス事業、フェアトレード の啓発・アドボカシー活動を行う認定NPO法人です。国際フェアトレードラベル機構は、公正な取引を通じた世界の貧困問題の解決、生産者の持続可能な生活の実現を目指して1997年設立された国際組織。現在開発途上国 71カ国・190万人以上の生産者・労働者と消費国30カ国メンバーが参加しています。

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