~世界最大級のプロジェクトマネジメント協会(PMI)の日本支部が主催~
【PM Award 2021】 https://www.pmij-award.net/
「PM Award 2021」とは、国内および日本の企業・団体が実践する卓越したプロジェクトを表彰する制度です。全世界に230以上の支部、90万人の会員そして120万人の認定資格者を有する国際的なプロジェクトマネジメント啓発団体であるPMI Globalの協力のもと、日本におけるプロジェクト型の働き方の啓発とその実現手法である「プロジェクトマネジメント(PM)」の普及活動をおこなってきた一般社団法人PMI日本支部が主催しています。今回、一般企業は勿論、NPO法人や学校法人などのエントリーも多く、社会イノベーションに繋がる可能性のあるプロジェクトの幅広い応募がありました。
この度、5月にエントリーいただいた多数のプロジェクトから選考委員によって高い評価をいただいたプロジェクトをファイナリストとして選定するに至りました。今後はファイナリストを広くご紹介するとともに、セミナー参加者によるオンライン投票によってPM Award大賞プロジェクト選出、11月には大賞およびファイナリストプロジェクトの表彰を行うためのセレモニーの開催を予定しております。
<プロジェクトの選考基準>
1.【新規性】新しい知識(デザイン思考、先進デジタル技術等)を適用しているもの
2.【有用性】企業・組織が直面する課題解決に大きな効果、社会の行動変容やライフスタイルの変革をもたらしたもの
3.【組織の影響度】組織変革、企業戦略としてのイノベーション、企業力強化を行なっているもの
4.【貢献度】事業拡大、顧客満足、社会、地域振興・活性化に大きく貢献したもの
<セミナーおよびセレモニー参加のメリット>
1. 様々な事業がプロジェクトとして実現されていることを知ることができる
2.プロジェクトの中で、プロジェクトマネジメント手法がどのように活用されているか知ることができる
3.ファイナリストからプロジェクトの、成功に至る工夫や課題などの現場感のある話を聴くことができる
4.アワード受賞者を決める当事者として参加することができる(オンライン投票権の付与)
- プロジェクト(ファイナリスト)紹介
<学習用ICTプラットフォーム「Lentrance」>
プロジェクト実施主体:株式会社Lentrance
同社が提供するデジタル教科書・教材用のプラットフォームサービス構築プロジェクト。
どのような環境や立場にある人でも学び続けることができるサービスの提供を目指し、教科書・教材出版社、通信教育事業者や塾などのコンテンツホルダーと緊密に連携。特別な支援を必要とする方に配慮したアクセシビリティ機能も豊富に搭載。国が進めるGIGAスクール構想の進展もあり、2021年4月末時点で利用学校数は6,000校を突破。
<Kyoto City Official Travel Guide リニューアルプロジェクト>
プロジェクト実施主体:公益社団法人京都市観光協会、株式会社ロフトワーク
「持続可能で満足度の高い国際文化観光都市 京都」を実現するために、今後狙うべきターゲット像の明確化や価値観の理解を深め、新しい情報発信のあり方を実現するプロジェクト。文化への関心が高く、質の高い観光体験を求めるインバウンド観光客増加を図り、インタビュー調査を実施。調査を踏まえ、従来の「観光」コンテンツではとらえきれない、民間メディアが地域住民に向けて発信している情報こそ求められていると判断。地域の壁を超えたさまざまなメディアサイト運営者との協力関係を構築。キュレーション型での情報発信を実現した。
<グローバル拠点のプロジェクトマネジメントITツール標準化>
プロジェクト実施主体:日本電気株式会社(NEC)グローバル品質推進本部/サプライチェーン統括本部
NECグローバル拠点におけるプロジェクトマネジメント関連のITインフラ整備に向けて、本社主導でクラウドITツール(PPM、タイムシート、FSM)の標準化活動を推進している。プロジェクト企画段階から海外拠点の社員メンバーを主役とし、現地ニーズの理解、多様なアイデアの吸収、モチベーションの向上を図った。
実行フェーズにおいては、グローバルで普及しているクラウドツールを選択し、プロジェクトマネジメント手法を取り入れ、世界中に点在するプロジェクトメンバーの力を結集し、プロジェクト成功に繋げた。
<AI画像診断技術によるインドで10万人に結核診断アクセスを支援する社会貢献プロジェクト>
プロジェクト実施主体:株式会社NTTデータ
SDGs健康目標である結核感染症根絶を目的に、NTTデータとインドDeepTek社の共同開発成果の医療画像診断AI技術を世界で結核患者が一番多いインド・チェンナイ自治体住民の結核患者早期発見・治療支援を目的とした最大約10万人規模の結核診断サービス無償支援提供プロジェクト。病院へのアクセスが困難な地域住民に対してX線撮影装置とAI画像診断を搭載した検診車で回診をすることで結核診断サービスを提供している。
<生産者と消費者をつなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」>
プロジェクト実施主体:株式会社ポケットマルシェ
全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォーム。
提供は2016年9月。現在、約5,600名(2021年8月時点)の農家・漁師が登録し、約13,000品の食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されている。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに食への関心が高まり、ユーザ数は約6.5倍、注文数はピーク時に約20倍となり、約34万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しむ。
<CallViewプロジェクト>
プロジェクト実施主体:オリックス生命保険株式会社
同社が2018年度から取組みを開始したコンタクトセンターの業務刷新プロジェクト。
取扱量の増加に伴い複雑化した業務や業務システムを一から問い直し、業務を見直したうえで業務システムは1システムに刷新し、事務処理時間の最大40%削減、研修時間を約66%削減。上流工程に時間を掛け、現状の業務調査を綿密に行い、UXデザインを採用しシステムユーザの利便性と業務品質の向上を達成している。
- PM Award 2021 ファイナリスト紹介オンラインセミナー概要
日程:
[DAY1]2021年9月17日(金)19:30-21:00
[DAY2]2021年9月29日(水)19:30-21:00
[オンデマンド配信]ライブ配信終了後10/22(金)まで
参加方法:専用受付サイトから視聴
費用:無料
内容:
イントロダクション/PM Award説明/ファイナリスト紹介
ファイナリストよるプレゼンテーション(各回3プロジェクト)
オンライン投票について
申込URL:https://pmi-japan.eventos.tokyo/web/portal/426/event/3261/
- 一般社団法人PMI日本支部について
一般社団法人PMI日本支部は、世界最大のプロジェクトマネジメント協会(PMI)の日本における支部として、日本国内でのプロジェクトマネジメントの普及を目的に、さまざまなステークホルダーと共に活動しています。
PMI日本支部の活動は、会員ボランティアの主体的な活動で成り立っています。法人スポンサー、アカデミックスポンサーにも支えられつつ、各種イベントや研究会の開催、PMI出版書籍の日本語訳・販売等を通じて、会員の方々ご自身のPM スキルの研鑽につながっています。また、プロジェクトマネジメントからビジネス・アナリシスやアジャイル・アプローチまで、ディジタル・ディスラプションに取り組む手法の啓発へと活動の質的拡大も続けています。
【法人概要】
法人名︓一般社団法人PMI日本支部
所在地︓東京都中央区日本橋中洲3-15 センタービル3階
URL︓ https://www.pmi-japan.org/