デジタルエコノミー特化のカスタマーサクセスソリューション・プロバイダーであるアディッシュ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 江戸 浩樹、証券コード:7093、以下 アディッシュグループ)と、子会社であるアディッシュプラス株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:石川琢磨、以下 アディッシュグループ)は、インターネットリテラシー講演を支援するスポンサーシップ企業の募集を開始します。
本取り組みは、企業が講演活動のスポンサーとなり、アディッシュグループのスクールガーディアンが学校や児童養護施設、フリースクールなどへインターネットリテラシー講演を実施します。講演を通じて、子どもたちがICTを適切に利活用できる力や、デジタル・シティズンシップ(※1)の考え方を身につけることができる環境を整備していく取り組みになります。
スポンサーシップとなった企業にとっては、 SDGs4(質の高い教育をみんなに)、SDGs17(パートナーシップで目標を達成しよう) の取り組みや、政府が目指す未来社会「Society 5.0」の実現につながる活動となります。
-
取り組み背景
文部科学省が2021年10月に発表したGIGAスクール構想に関する調査「端末利活用状況等の実態調査」によると、全国の公立の小学校などの96.2%、中学校などの96.5%が、「全学年」または「一部の学年」で端末の利活用を開始しています(2021年7月末時点)(※2)。
一方、一人一台端末整備によるトラブルが発生しています。たとえば、短文のテキストコミュニケーションによる受け取り方の誤解からいじめにつながったり、不適切な投稿から炎上につながってしまったりと、ICTを正しく活用する知識を備えていないために、トラブルになるケースも生じています(※3)。
GIGAスクール構想での「ICT活用」という教育の流れにおいて、「デジタル機器を適切に使いこなし」「デジタルを用いて社会に参加し貢献していく力を養う」、すなわちデジタル・シティズンシップの学びも必要になっています。
学校非公式サイト・ネットいじめ対策コンサルティングサービスを提供するスクールガーディアンでは、年平均200回以上、インターネットリテラシー講演を開催していますが、提供先の学校や自治体の費用によって実施されています。
一人でも多くの子どもたちが、公平に学びの機会を得るためには、「企業」の積極的な関与が必要だと考えています。企業が講演活動を支援することにより、スクールガーディアンが子どもに教育の場を提供する団体に、講演を実施することが可能となります。
- アディッシュグループが目指す社会
スクールガーディアン事業のミッション「子どもたちが健全にインターネットを活用できる環境を目指して」のもと、インターネット上にある子どもたちの投稿をパトロール(監視)して利用実態の把握や、ICT教育プログラムを提供するなど、インターネットトラブルから子どもたちを守り、インターネットやソーシャルメディアを適切に活用できる支援活動を15年以上続けています。
アディッシュグループでは、本事業を通して、デジタル社会における子どもをめぐる社会課題解決にむけた活動に賛同する企業との共創により、子どもたちが情報やデジタル技術活用能力を備えることができる環境づくりを目指します。
スポンサーシップコミュニティによる事業的価値や社会的価値を創出し、サステナブルな教育環境の実現に向けて取り組んでいきます。
- スポンサーシップ講演 概要
スポンサーシップ講演では、デジタル技術の活用を通じて、社会に積極的に参加する能力を育成するデジタル・シティズンシップの学びを主軸に、子どもたちが健全にインターネットやソーシャルメディアを活用できるようリテラシーを身につけ、情報社会で活躍できる力を醸成することを目的としています。
デジタル・シティズンシップ教育は、「メディアバランスと良い生活」「プライバシーとセキュリティ」「人間関係とコミュニケーション」「ネットいじめとヘイトスピーチ」「ニュースとメディアリテラシー」(※4)などのテーマを扱います。※写真は講演イメージ、アディッシュ提供
スポンサーシップ企業には、アディッシュグループから講座を受講した子どもや関係者などの感想を含めた実施報告書を提出します。また、支援先で実施する講演に同席することで、講演や子どもたちの様子を体感することができます。
- スポンサーシップ企業募集に関するお問い合わせ先
アディッシュ株式会社 スクールガーディアン事業部 鈴木・三角(みすみ)
フォーム:https://info.adish.co.jp/webapp/form/21053_tdfb_3/index.do
メール :[email protected]
フリーダイヤル:0120-5464-77(9:00~18:00 / 土日祝日除く)
- スクールガーディアン事業 概要
事業ミッション「子どもたちが健全にインターネットを活用できる環境を目指して」のもと、2007年に、学校非公式サイト・ネットいじめ対策コンサルティングサービスとしてスクールガーディアンを発足。2015年からスマートフォンで第三者が匿名でいじめ連絡ができる「スクールサイン」(旧「Kids’ Sign」)を提供。スクールガーディアンが提供するサービスの導入校は、私立・公立学校3,500校以上に及びます(2022年5月現在)。
https://school-guardian.jp/
- 会社概要
目次
アディッシュ株式会社
設立 :2014年10月1日(東証グロースコード:7093)
代表者 :代表取締役 江戸 浩樹
本社所在地:東京都品川区西五反田1-21-8 ヒューリック五反田山手通ビル6階
事業内容 :ミッション「つながりを常によろこびに」のもと、インターネットやソーシャルメディアなどの情報の領域で発生する課題を解決し、情報社会が健全で心地よい”居場所”となるような社会の実現を目指します。
▪スタートアップの成長支援とこれに伴う適応課題の解決
▪カスタマーサクセス/カスタマーサポートの設計・コンサルティング・運用サービスの提供
▪誹謗中傷および炎上対策、学校向けネットいじめ対策
URL :https://www.adish.co.jp
アディッシュプラス株式会社
設立 :2012年6月29日
代表者 :代表取締役 石川 琢磨
本社所在地:沖縄県那覇市久茂地1-7-1 琉球リース総合ビル9階
事業内容 :24時間365日対応のソーシャルメディアに関するモニタリングおよびマーケティング、スクールガーディアン(子どものインターネット利用に関する課題解決)、MaaS・ソーシャルアプリ・Eコマースなどのカスタマ―サポート代行(電話・メール・チャットなど)、WEBサービスの企画・構築・運用・保守
URL :https://www.adishplus.co.jp/
出所
(※1)責任のあるデジタルの使い方、デジタルを用いた社会への貢献の仕方を日常的に学び考え、デジタルを用いて自分が住んでいる地域や社会をよくしていく市民という考え方。https://digcitcommit.org/
(※2)「端末利活用状況等の実態調査(令和3年7月末時点)(確定値)」 | 2021年10月
https://www.mext.go.jp/content/20211125-mxt_shuukyo01-000009827_001.pdf
(※3)総務省 | 上手にネットと付き合おう!インターネットトラブル事例集
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/trouble/
(※4)Common Sense Education https://www.commonsense.org/education/digital-citizenship
※記載されているサービス・商品名、会社名は各社の商標および登録商標です。
※本リリース情報は、2023年2月21日現在の情報です。