リモート率95%のIT企業が、あえてのオフィス拡大。空間全体でチーミングを促進

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フロア中央で回転するフリースペース「GNUS DICE」が変化を生む

株式会社GNUS(ヌース/東京都港区/代表 文分邦彦)は2023年2月、新オフィスに移転しました。
GNUSは創業2019年、社員25名のDX/デジタルプロダクト開発企業。国内外400名以上の外部人材と協力しながら開発を進めるため働き方はフルリモートが前提で、メンバーのリモート率は95%でした。
多様な働き方が可能な一方、メンバー同士がオフラインで顔を合わせないことの課題も明らかになり、その解決のためにオフィスを移転。面積を3倍に拡大し、社員だけでなくクライアントやフリーランスまで含めて、横断的なコラボレーションを活性化する場として設計しました。

 

リモート率95%のIT企業が、あえてのオフィス拡大。空間全体でチーミングを促進のサブ画像1_オフィス中央のフリースペース「GNUS DICE」/写真:堀越圭晋オフィス中央のフリースペース「GNUS DICE」/写真:堀越圭晋

• 株式会社GNUS(電通グループ)の新オフィスが2023年2月、東京都港区六本木に誕生
• フルリモートによる課題を解決するため、オフィス面積を3倍に拡大しチーミング活性化を目指す
• アジャイル思想で設計されたオフィスの最大の特徴は、フロア中央の回転するフリースペース「GNUS DICE」
• 「GNUS DICE」を誰もが自由に使うことで、社内外の横断的なコラボレーションを促進する
• 新旧オフィスの設計者2名の共創による「部材のアップサイクル」で環境にも配慮

 

リモート率95%のIT企業が、あえてのオフィス拡大。空間全体でチーミングを促進のサブ画像2_「GNUS DICE」は360度回転することができる/写真:堀越圭晋「GNUS DICE」は360度回転することができる/写真:堀越圭晋

社内外にまたがりチーミングを活性化するために、GNUSはデジタルプロダクトのアジャイル開発で培った「仮説を立て、検証を繰り返す」思想をオフィス全体の設計に応用。中でも実験的な取り組みとして、フロア中央にフリースペース「GNUS DICE(ヌース ダイス)」を設けました。

「GNUS DICE」は3面を壁で囲まれた、2.4m四方の真っ白なフリースペース。360度回転することで、その周囲の四方の空間をシーンに合わせて広げます。
使い方に決まりはなく、オフィスを利用する誰もが自由に利用可能。エントランスに向けてアート展示スペースとして来訪者を出迎える、ソファ席に向けて待合ロビーを広げる、オープンスペースに向けて登壇ステージとして使うなど、オフィスの姿を様々に変化させます。
 

 

 

 

 

リモート率95%のIT企業が、あえてのオフィス拡大。空間全体でチーミングを促進のサブ画像3_「GNUS DICE」使用例/写真:堀越圭晋「GNUS DICE」使用例/写真:堀越圭晋

「DICE=サイコロ」のように、次にどんな変化が起こるかわからない期待感で、オフィスを「来ないといけない場所」ではなく「来たくなる場所」「来たら新しい発見があり、それを共有できる場所」にしていくことから活発なコラボレーションが生まれることを狙います。
今後、この「GNUS DICE」を使い、新しいオフィスのあり方をGNUS社員が仮説設計・検証していきます。

DXプロダクト開発の<仮説設定・検証>の思想をオフィスに応用 <CEO文分邦彦>

リモート率95%のIT企業が、あえてのオフィス拡大。空間全体でチーミングを促進のサブ画像4_株式会社GNUS CEO・文分邦彦株式会社GNUS CEO・文分邦彦

GNUSの強みはトップレベルのDX人材とのネットワークと、アジャイルなプロダクト開発。社外のフリーランスの方々と協業するには、画一的なルールで縛るのではなく、個々人がパフォーマンスを発揮できる働き方を自由に選べることが必要です。
DXプロダクト開発という分野は、予め決めた計画通りに物事を進めるのではなく、仮説を立て、検証を繰り返して改良していく姿勢が重要です。オフィスも同様で、100%計画通りに使われることはあり得ません。予想外の使われ方やニーズ、課題に対応するために、あえて使い方を決めない「GNUS DICE」という余白を用意しました。

2名の設計者が「マテリアルのリレー」によって、空間をアップサイクル
GNUSが入居したビルは「すこやかに働く」をコンセプトとするワークラウンジ「Kant.」。元々あった内装や部材をできる限り引き継ぎ、「マテリアルのリレー」により環境に配慮したオフィスづくりを実現しました。
 

リモート率95%のIT企業が、あえてのオフィス拡大。空間全体でチーミングを促進のサブ画像5_石井 一東氏(デザイナー)石井 一東氏(デザイナー)

石井 一東氏(デザイナー) ― GNUS新オフィスの設計を担当

元々パーテーションなどに使われていた木単管(木の丸棒)820本のうち、約700本を今回のオフィスでも活用しました。環境や世界観に配慮し、既にあるものを活かしながら、GNUSさんが目指す「自由な働き方」「多様な人が集まる企業」を実現する工夫を随所に施しています

 

リモート率95%のIT企業が、あえてのオフィス拡大。空間全体でチーミングを促進のサブ画像6_山野井 靖氏(建築士)山野井 靖氏(建築士)

山野井 靖氏(建築士) ― Kant. WORK LOUNGEの内装を株式会社SPEACと共同で担当

オフィス内装の大部分が元のまま残っているものの、「GNUS DICE」という未知なものが入ったことで世界観が塗り変わりました。今回のように、既存のオフィスと新オフィスの設計者が共同してアップサイクルを考えるスタイルはこれからの時代に合っていると感じます。

※詳しい内容は、添付のニュースレターをご参照ください。

※プレス開放日:2023年2月27日(月)、28日(火)、3月6日(月)、7日(火) 10:00〜18:00

(完全予約制です。ご予約はメールにて:[email protected]

※写真素材DLはこちら: https://onl.bz/yhwnaxH

 

リモート率95%のIT企業が、あえてのオフィス拡大。空間全体でチーミングを促進のサブ画像7_オフィス内装/写真:堀越圭晋オフィス内装/写真:堀越圭晋

株式会社GNUSについて
GNUS(ヌース)はデジタルプロダクトを軸としたビジネス変革支援を行う企業です。
社名:株式会社GNUS(GNUS Inc.)
本社所在地:〒106-0032 東京都港区六本木4丁目8−5 和幸ビル 3F
代表取締役:文分 邦彦
設立:   2019年2月13日
資本金:  4.25億円
株主:   株式会社電通グループ(100%)
HP:    https://www.gnus-inc.com/

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