目次
2023年2月13日(月)~19日(日) すみだ水族館
一般社団法人 子ども冒険体験創造ラボは、2023年2月13日(月)〜 2月19日(日)の期間、「すみだ水族館」(東京都 墨田区)でVirtual Ocean Project 企画イベント「海中の大冒険!"海"を学ぶ探検ツアー」を開催いたしました。7日間合計で554名の方にジンベエザメのバーチャルキャラクター、ブッチくんとリアルタイムのやり取りや海洋問題に関するクイズ、360度カメラによる海中映像、海のプラスチックごみ問題について実験を通して体験いただきました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる、“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
<イベント概要>
開催概要 | Virtual Ocean Project 企画イベント「海中の大冒険! "海"を学ぶ探検ツアー」を開催。 本イベントでは、ジンベエザメのキャラクターとリアルタイムでやり取りを楽しみながら海中散歩をしたり、沖縄や小笠原諸島の海中の様子を360度カメラによる映像で紹介。まるで海の中を泳ぎ回るような気分を味わいながら、海の生き物の特徴や生態に関する解説、海洋問題について、楽しみながら学ぶことを目的に実施。 |
日程 | 2023年2月13日(月)~2月19日(日) |
開催場所 | すみだ水族館 5Fアクアアカデミー |
参加人数 | 554名(7日間合計)子ども280名、大人274名 |
主催共催 | 一般社団法人 子ども冒険体験創造ラボ 日本財団 海と日本プロジェクト |
- バーチャルキャラクターと一緒に海洋問題を学ぶ
ジンベエザメをモデルにしたバーチャルキャラクター「ブッチくん」とリアルタイムでやりとりしながら、海の生き物の生態や海洋ごみ問題についてクイズ形式で楽しく学んだり、海中カメラや360度カメラで撮影した沖縄や小笠原諸島の海の様子を観察することで、子どもたちに海への興味や関心を高めてもらおうと、イベントを実施。
子どもたちは元気に手を挙げ、クイズに答えたり、画面にも集中し、楽しんで参加している様子が伺えました。
- マイクロプラスチックごみの体験シミュレーション
環境問題であるマイクロプラスチックごみによって、生き物がエサと海水と一緒に体に取り込んでしまうなど、海で深刻な問題が起きていることを知りました。さらに、子どもたちは砂に塩水を入れ、砂の中に混じるマイクロプラスチックごみを発見する実験を行い、比重の違いでマイクロプラスチックと砂が分かれる様子を観察しました。この体験に参加した子どもは「こんなに海に捨てられたプラスチックがあるんだということを知って驚いた。参加して良かった」とイベントでの体験を話していました。来館中の親子連れらが多数参加し、盛況のイベントとなりました。
Virtual Ocean Project 企画では今後も誰でも・どこでも海の世界を体験し、また海の問題を学ぶ環境をつくることを目指した取り組みを展開していきます。
■Virtual Ocean Projectとは
場所や年齢、障害の有無に関わらず、誰でも・どこでも海の世界を体験し、また海の問題を学ぶ環境をつくることを目指した取り組みです。このコンテンツに触れた一人一人が、海の現状を知り、豊かな海を次世代につなげていくアンバサダーになることを目指します。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人子ども冒険体験創造ラボ
URL:https://www.virtualocean.jp/
活動内容:森里川海等での自然体験、スポーツ及び文化芸術体験、職業体験等のプログラムを開発・提供し、子どもたちの知的好奇心と課題解決力を養うことを目的とし、海と日本プロジェクトの助成事業を通して活動する団体。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/