廃棄される食器を循環し、持続可能なうつわづくりを。「きほんのうつわ」からリサイクル土「カップ」が販売開始

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重ねられる高台つきのデザインにリニューアル

「きほんのうつわ」は、東濃のうつわの魅力を届けるために運営。この度、リサイクル土を使用した「カップ」を販売開始します。資源を循環させることで、持続可能なうつわづくりに取り組んでいきます。また、今回はお客様からお声に応えて、重ねられるデザインに改良しました。

「あなたの暮らしに、365日寄り添ううつわ」をコンセプトに制作した「きほんのうつわ」(運営:株式会社IDENTITY、本社:岐阜県美濃加茂市)は、2/27(月)12:00よりリサイクル土で製作した新商品「カップ」の販売を開始いたします。

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2022年2月に先行予約を行い、1ヶ月で200個完売した「カップ」。

今回、ブランドの新たな取り組みとしてリサイクル土を利用した商品を開発いたしました。一般的なうつわは、鉱山から採取した土を使用して製作されていますが、原料となる土不足などの観点から昨今、リサイクル土が注目を集めています。新たに発売する「カップ」は原料の枯渇問題や環境問題にも向き合うべく、家庭から回収されたうつわを粉砕して土に混ぜたリサイクル土を使用しています。

また、当初は高台のないシンプルなデザインでしたが、お客様からお声に応えて、重ねられるように改良しました。デザイン性やサイズはそのままに、より使いやすく、暮らしに馴染むうつわに仕上げています。
 

  • リサイクル土を使用した商品開発への思い

「きほんのうつわ」は、東濃のうつわの魅力をお届けしたいと立ち上がったブランドです。地域に根ざしたブランドであるからこそ、産地が抱える課題解決に取り組んでいきたいと考えています。

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岐阜県において、1992年ごろには約60の鉱山が稼働していましたが、現在稼働しているのは5つの鉱山のみ。鉱山採掘における後継者不足や経営上の問題などで閉山が相次ぎ、うつわづくりに適した土が採れなくなりつつあります。多様な土が採れる点が東濃の強みですが、原料枯渇の問題により、使用する土の一部を他県に頼らざるをえない状況です。

東濃では、その解決策のひとつとして、陶磁器・焼き物の資源循環と環境負荷の少ないものづくりに取り組んでいます。

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1997年には、陶磁器のリサイクルを目的とした「グリーンライフ21・プロジェクト(GL21)」が設立され、地域ぐるみで原料枯渇の問題に向き合ってきました。

今回の「カップ」に使用しているリサイクル土も、「GL21」の取り組みの一環で生まれたもの。このリサイクル土は、岐阜県をはじめ、各地から回収した不要なうつわを粉砕し、土に混ぜ込んでいます。

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他産地が単独の土を使用して焼き物をつくるのに対し、東濃は複数の土を使用します。蛙目(がいろめ)粘土、木節粘土、藻珪(そうけい)、砂婆(さば)に加え、磁器土をつくるのに欠かせない珪砂(けいしゃ)が豊富に存在したことが、この地域の陶磁器づくりを長らく支えてきました。

その歴史的背景により、東濃では高度な土のブレンド技術が発展。今回のリサイクル土は、東濃で培われてきた技術があったからこそ実現できました。

私たちは東濃ならではのものづくりを活かしながら、限りある資源を無駄なく使い循環させることで、持続可能なうつわづくりに取り組みたい。そんな思いから、今回リサイクル土を使用した商品を開発しました。

粉砕したうつわを20%含む「カップ」は、通常の「きほんのうつわ」と同様に、電子レンジ、オーブン(150℃まで)、食洗機対応可能な機能性を兼ね備えています。リサイクル土は「カップ」だけでなく、今後、開発する商品でも順次展開予定です。

リサイクル土「カップ」の開発への思いは、公式オンラインショップの記事でも後日公開予定です。

▼公式オンラインショップの記事一覧はこちら

https://kihonutsuwa.com/blogs/topics?utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=20230227_recycle_cup_release
 

  • 「カップ」の特長

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「きほんのうつわ」の「カップ」は、飲みものにも、小鉢代わりにもなるマルチユースなカップです。お茶を入れれば湯呑みとして、蕎麦つゆを入れれば蕎麦猪口代わりにも。副菜やスイーツなども盛り付けやすいちょうどいいサイズ感で、和でも洋でもさまざまなシーンで活躍してくれます。

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今回は、お客様の声にお応えして、底に高台をつけるデザインに改良しました。高台があることで、温かいものを盛り付けた時にも持ちやすく、食卓に置いた時にも安定します。さらに重ねられるため、コンパクトに収納が可能です。

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「小皿」をカップソーサー代わりにして、組み合わせるのもおすすめ。どんな料理にも合うデザインなので、暮らしに合った使い方を見つけてみてください。
 

  • 「カップ」概要

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商品名:カップ
カラー:生成、灰青
価格:各1,760円(税込)
サイズ:直径約8cm×高さ約5.5cm(高台高さ約0.3cm)×高台直径約7cm
材質:磁器
生産地:日本
耐熱温度:150℃
満水容量:約200ml
※電子レンジ、オーブン(150℃まで)、食洗機対応可

▼「カップ 生成」の商品詳細ページはこちら

https://kihonutsuwa.com/products/khn00010701?utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=20230227_recycle_cup_release
※販売開始は2/27(月)12:00からとなります。

▼「カップ 灰青」の商品詳細ページはこちら

https://kihonutsuwa.com/products/khn00010702?utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=20230227_recycle_cup_release
※販売開始は2/27(月)12:00からとなります。
 

  • 「きほんのうつわ」とは?

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「あなたの暮らしに、365日寄り添ううつわ」をコンセプトに、デイリーユースなうつわを展開。作陶は岐阜県多治見の窯元「丸朝製陶所」が担当しています。

さまざまなお客様からご好評いただいている「きほんのうつわ」。テレビや雑誌で活躍する料理家さんにも愛用者が多く、他にも、飲食店、ホテル、アパレルブランド等でもお取り扱いいただいております。
 

  • 「きほんのうつわ」が大切にしている思い

私たちは、東濃のうつわの魅力をお届けしたいと「きほんのうつわ」を立ち上げました。本社所在地の岐阜県美濃加茂市にほど近い多治見市で製陶を行う「丸朝製陶所」と出会います。
うつわの一大産地・岐阜県多治見市の磁器メーカー「丸朝製陶所」は、100年以上続く老舗企業。高い技術力・品質がありながらも、業界や産地が抱える課題に熱く向き合う姿勢に共感し、うつわづくりをはじめました。
電子レンジや食洗機等も対応可能な機能性、クラフト感や趣のあるデザイン性。私たちは、

「きほんのうつわ」を通じて、現代の暮らしに合ったうつわの体験を提供したいと考えています。さらには、地域の窯が抱える課題に向き合いながらものづくりに取り組み、より長く使い続けられるプロダクトを提供していきたい。そんな想いで日々運営しています。

▼公式オンラインショップはこちら

https://kihonutsuwa.com/?utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=20230227_recycle_cup_release

▼「きほんのうつわ」公式SNS

Instagram:https://www.instagram.com/kihonnoutsuwa/
Twitter:https://twitter.com/kihonnoutsuwa
 

  • 株式会社IDENTITYの概要

株式会社IDENTITYは、「あらゆる領域にデジタルシフトを」をミッションに、潜在的な課題に対して事業設計を行うプロジェクトデザインファームです。
会社名:株式会社IDENTITY
本社所在地:岐阜県美濃加茂市太田町2689-14
設立:2016年7月
共同代表取締役:碇和生・モリジュンヤ
Webサイト:https://identity.city/

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