西アフリカの最貧国であるシエラレオネで教育支援を届けるNPO法人アラジが「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」に採択

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より多くの教育支援の実現に向け、多様なアイデアをもとに持続的な活動成長を生み出せる組織体制を目指します。

特定非営利活動法人Alazi Dream Project(本社:東京都新宿区、代表理事:下里夢美、以下NPO法人アラジ)は、パナソニック ホールディングス株式会社が運営しNPO/NGOの組織基盤強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」の助成団体に採択されました。「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」のプログラムのもと、アラジでは、事業推進における重要課題である、「ボランティアコーディネーション力強化による多様で継続的な安定財源獲得に向けた組織基盤強化」に取り組みます。

 

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  • Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGsについて

「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」は、社会において重要な役割を果たすNPO/NGOが、持続発展的に社会変革に取り組めるよう支援する助成です。SDGsの大きな目標である「貧困の解消」に向けて、 NPO/NGOを対象に「海外助成」「国内助成」の2つのプログラムで、組織課題を明らかにする組織診断や、具体的な組織課題の解決、組織基盤の強化にむけた、様々な取り組みを応援しています。
Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs 公式サイト:
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary.html
 

  • アラジが抱える運営課題

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アラジは西アフリカのシエラレオネ共和国において、「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」をビジョンに掲げ、貧困家庭の子どもたちに教育支援を提供してきました。NPO設立5年を迎え2021年の年間収入は1千万円を超えましたが、ビジョンの実現のためにはまだまだ成長が不可欠です。

2021年より取り組んできた「ソーシャルシップ2021」のファンドレイジング強化プログラムにおいて、最終選考の2団体に選出され、財源戦略を司るファンドレイジングチームでは約半年間にわたり一体となって自団体の分析や、今後の財源獲得目標等の共通認識を高めてきました。

一方で、NPO事業の3つの柱である、「組織」・「財源」・「事業」の業務が唯一の正職員である代表理事に集中していることから、将来の活動に向けた実施体制への課題が浮き上がってきています。100名以上のボランティアメンバーを仲間に持つアラジとして、より多くのアイデアや実動をもとに活動全体が成長していける体制を築き上げていくことを重要課題としています。
 

  •  組織基盤強化のアプローチ

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アラジは、「Panasonic NPO/NGO サポートファンド for SDGs」の助成を活用して組織基盤を強化し、アラジに携わるボランティアメンバーが持つ、より多くのノウハウを事業に活かせる体制を整えてまいります。

自団体内での評価、分析を通じたさらなるブラッシュアップをもとに、
(1)事業の拡大
(2)質の向上
(3)活動団体としての信頼獲得
(4)持続的な成長のサイクル
の実現を目指します。

また、その中で、携わるメンバーが自分らしく活き活きと活動に参加できることにより、「サステナブルな共生社会」の実現を目指します。
 

  • アラジの活動について

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西アフリカのシエラレオネ共和国は、過去11年間に及ぶ内戦や、エボラ禍の経験により、2016年まで「世界で一番平均寿命の短い国」と言われ、現在でも国民の4割が絶対的貧困化(1日1.9ドル以下)で生活しています。また、子どもの3人に1人が児童労働に従事し、5人に1人が小学校を卒業することが困難な状況にあります。

アラジは、2014年に任意団体として創設し、2017年にNPO法人化してからの8年間で延べ約1500名以上の最貧困家庭の子どもたちへ、公教育への復学機会を提供してきました。

・ひとり親世帯への奨学金給付支援
・農村部小学校定額給付支援
・10代のシングルマザー復学支援

また、コロナ感染症対策支援(約2万人)、男子中高生への性教育プログラム「ハズバンドスクール」(20,000名以上)も実施しています。

代表理事の下里夢美はテレビ・新聞等のメディア出演、オンラインでの企業・サポーターへの講演会活動、筑波大学での非常勤講師としての活動など、日本での啓発活動にも積極的に取り組み、2023年1月現在で、マンスリーサポーター数は約300名、事務局やオンラインでチームにわかれボランティア活動をする登録者数は130名にのぼります。

 2021年度には、支援体制の強化を目的とし、現地スタッフの協力のもと、現地法人JaSiLe Foundationを設立しました。
 

  • より多くの仲間を求めて

NPOの事業には、「事業」・「組織」・「財源」の3つの柱があります。民間営利企業においては、「事業」(販売)が「財源」(収益)を生み出し、更なる投資、運営を可能とする一方で、NPO法人においては、「事業」とそのための十分な「財源」が必ずしも連動しないことから、ファンドレイジング(財源活動・市民の皆さまとのコミュニケーション活動)という独自の活動が求められます。また、長期にわたって取り組むことで、少しずつ世の中に変容が生まれる活動においての人材確保、ノウハウの蓄積という長期課題とも直面しています。

そのような業界の永続的な発展を目的として、独自のプログラムを通して様々な企業が支援に動いています。

アラジでは、活動に携わってくださる方々を、「共に未来を変える仲間」と考え、最貧国であるシエラレオネ共和国の未来に向け、より多くの仲間と共に支援を届けていきたいと考えています。

「日本にいるあなたにもできることがあります」             
月額寄付サポーター募集ページ 子どもたちが夢をかなえる社会をつくる
https://alazi.org/monthly/

 ボランティア募集ページ
https://alazi.org/volunteerstaff
 

  • 団 体 概 要

団 体 名:特定非営利活動法人Alazi Dream Project(NPO法人アラジ)
創    設:2014年3月7日
代表理事:下里夢美
所    在:(日本)〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町565番地 ビルデンスナイキ302
公式H P : https://alazi.org
メ ー ル:[email protected]
電   話:070-8908-845

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