ゲランとユネスコが取り組む、女性養蜂家の育成・支援プログラム「Women for Bees(ウーマン・フォー・ビー)」
2020年にユネスコとのパートナーシップのもとスタートした女性養蜂起業家育成プログラム〈WOMEN FOR BEES(ウーマン・フォー・ビー)〉。3年目を迎える今年、メキシコで新たなプログラムを開始しました。
今年2月、プログラムのゴッドマザーである、アンジェリーナ・ジョリーはゲランと共にメキシコのユカタン半島を訪れ、古代マヤ文明の聖なる蜂であるメリポナ・ビーチェイの保護に取り組む非営利団体、セルバ・マヤ財団(FSM)と、複数年にわたる新しいトレーニングおよび保護活動を開始しました。セルバ・マヤ財団、ベルモンド・マロマとの協力のもと、マヤの女性たちの養蜂の伝統の継承とメリポナ蜂の生息数の危機に対処します。
世界に広がる〈WOMEN FOR BEES(ウーマン・フォー・ビー)〉プログラム
2020年の開始以来、「Women for Bees(ウーマン・フォー・ビー)」プログラムを主導に、女性養蜂家育成を支援する活動は世界中に広まっています。現地のNGO/NPOと連携し、フランス、カンボジア、メキシコ、日本、イタリアなど、あらゆる場所で行われ、今後、ルワンダ、中国、そして世界各地で行われる「Women for Bees(ウーマン・フォー・ビー)」プログラムを通して女性のエンパワーメントをサポートします。
日本での活動も開始
昨年2022年より日本での活動もスタートしました。
2022年3月より、“都市養蜂”プロジェクト「梅田ミツバチプロジェクト」とのパートナーシップのもと、女性養蜂家育成プログラムを開始。従来、男性の多い養蜂業界にて、より多くの女性も活躍できるよう、同プログラムをサポートします。研修生は、ミツバチや環境保護の大切さや養蜂の知識と共に、女性同士で協力することの大切さを学び、2022年12月、6名の女性が同プログラムを卒業しました。
“会社員以外の新たな顔を持つことができ、あらゆる場面で養蜂について話すきっかけができました。”
“このプログラムを通して、今までハードルが高かったり、”男性の仕事“と思っていたことも、丁寧なマニュアルや指導により、女性にも自立可能な事、また自己肯定感が上がるきっかけになる内容だったと感じました。”
―第一回修了生
そして2023年、この活動をさらに強化するべく、今年は大阪に加え東京でも同プログラムを立ち上げます。大阪は引き続き「梅田ミツバチプロジェクト」と、東京は昨年よりBEE SCHOOLを共同開催している「銀座ミツバチプロジェクト」とのパートナーシップのもと、各6名、合計12名の女性養蜂家育成を目指します。
両プログラムは現在参加者を募集中です。
プログラム詳細
GUERLAIN×梅田ミツバチプロジェクト
開催時期:4月~12月
募集期限:2023年3月20日(月)まで
募集要項等:https://u-mitsubachi.com/4479
GUERLAIN×銀座ミツバチプロジェクト
開催時期:4月~12月
募集期限:2023年3月22日(水)まで