ラグジュアリー・ライフスタイルホテルW大阪(所在地:大阪市中央区南船場4丁目1番3号、総支配人:近藤 豪)は、本日3月8日(水)の国際女性デーに向けて、3月5日(日)に公益財団法人大阪産業局(所在地:大阪市中央区本町橋2番5号、理事長:立野 純三、以下大阪産業局)との2年連続2回目の共催となるイベント「WHAT SHE SAID」を実施いたしました。
ゲストスピーカーは、「2021 Forbes JAPAN」今年の顔 100人に選出された社会起業家の平原依文さん
「WHAT SHE SAID」は、大胆で創造力豊かな女性たちが、自らの経験を共有し、他の人々のインスピレーションを刺激するためのプログラムで、これまでに世界のWホテルで50回以上開催されています。W大阪では2年連続2回目の実施となる今回は、約110名の参加者が集まりました。
3月5日(日)のイベントは、在大阪・神戸米国総領事館 総領事 リチャード・メイ・ジュニア氏によるオープニングメッセージで幕を開けました。W大阪総支配人 近藤豪による開会あいさつの後にゲストスピーカーとして登壇したのは、「Forbes JAPAN」の2021年度「今年の顔 100人」にも選出された社会起業家の平原依文氏。小学2年生から単身で中国、カナダ、メキシコ、スペインに留学経験を有する平原さんならではの実体験を交えたプレゼンテーションに会場全体が聞き入りました。
在大阪・神戸米国総領事館 総領事 リチャード・メイ・ジュニア氏は、次のようにメッセージを寄せました。
「多くのアメリカ企業では女性だけでなく、ハンディキャップを持つ人々や性的マイノリティーなどの多様性を認め、誰一人取り残さないようにすることの大切さを強く訴えてきました。多様性はイノベーションの重要な推進力。多様なものの見方はリーダーが問題を解決することに役立ち、様々な才能は組織にいろんな視点から問題を見ることを可能にさせるのです。」
HI合同会社代表 平原 依文氏はゲストスピーカーとして登壇し、次のようなメッセージを贈りました。
「いま日本の多様性が問われているが、国籍、ジェンダー、年齢など、まだ様々な課題がある。境界線は一見、誰かが作っているように見えて、自分自身で境界線を作っていることもある。私の場合は折に触れて身近な人からかけられた、たった一言のおかげで、自分の中にあった境界線が溶けた。“こころ”の繋がりが境界線を溶かす。一緒に世界中の境界線を溶かしていきませんか?」
- パネルディスカッションは、「女性のエンパワーメントと国際人材の活用」をテーマに展開
パネルディスカッションには、W大阪副総支配人 横山絵理子の他、外資系企業で働いた経験のある日本人女性や日本企業で働いている外国人女性が登壇し、様々な業界で人材確保が課題となっている今だからこそ必要である女性と国際人材の活用と活躍支援について、登壇者自身の経験を交えた闊達なディスカッションが繰り広げられました。
目次
平山 景子(エスジェイ・モバイルラボジャパン株式会社 CMO)
「日本人は対立関係を好まないため、直接的なコミュニケーションを避ける傾向にある。そのため意図が伝わりにくいのが外国人から誤解を受けやすいポイント。また、議論の際に日本人はすぐにHow(手段)の話をする傾向にあるが、外国人はWhy(なぜ)を重要視する。そこから齟齬が生まれることが多いと思う。少しでも違和感があったら、声をあげてみるのが最初の一歩となる。」
スネハ ナゲシ(株式会社MonotaRO 海外事業部門 海外事業戦略担当)
「日本では、大事な話ほどクリアに言わずに空気を読み取ってという意図が強いと感じる。自分の考えを話す時は、 どうしてその考えに至ったのかを文化的背景も含めて話し、また異なる意見を持つ相手にはどうしてそう考えるのか聞くことを心掛けている。共通点を見つけ、お互いを尊重することが大事。まずは相手に興味を持つことから。」
住友 桂花(JWマリオット・ホテル奈良 人材開発部 部長)
「ダイバーシティは受け入れるための受け皿がないといけない。私が働いているホテルでは、ホテル内に従業員のための託児所を作る活動をしている。また外国籍のスタッフも多く、宗教上の理由等で食べられない食材もあるため、食堂にはベジタリアンメニューなど様々なアイテムを用意している。誰かが立ち上がることが大切。」
W大阪 副総支配人 横山絵理子
「自分の当たり前が、皆の当たり前ではない。プロジェクトを進めるためには、周囲を巻き込むことが必要。ホテルはいろいろな国から様々なお客様がいらっしゃる場所なので、受け入れる側も多様性がなければならない。チームの中の女性の人数、外国人スタッフの人数など目標を立て、数値化することが大切。それが成功へ繋がることになると思う。」
- 大阪・関西万博に向け、公益財団法人大阪産業局と共催した2年連続2回目の国際女性デーイベント
世界で60軒近くを展開するWホテルでは、サービス基盤のひとつに「Show Heart(多様性を認め合う)」を掲げ、お客様に対してだけではなく従業員間においても、ジェンダー、国籍、文化、そしてバックグラウンドを互いに尊重する文化を有しています。グローバル社会の中で大阪経済の発展をめざし、中小事業者・起業家の成長に貢献することを目指す大阪産業局とは、かねてよりSDGsの達成に向けて積極的に活動を行ってきた共通点があり、今回のイベントを共催しました。W大阪と大阪産業局は2025年の大阪・関西万博に向けて、1人1人のエンパワーメントを高め、「誰一人取り残さない社会」の実現のためにこれからも、様々な取り組みを行ってまいります。
公式WEBサイト:https://discovermyself.jp/w-osaka_2022/
公式サイト: wosaka.com
Instagram: instagram.com/wosakahotel/
Facebook: facebook.com/WOsakaJPN
W大阪について
マリオット・インターナショナルのラグジュアリー・ライフスタイルホテルブランド「W」の日本初進出ホテルとして、2021年3月16日、大阪市のメインストリートである御堂筋沿いに開業。ひと際目を引く黒を基調としたシンプルでスタイリッシュな外観は、大阪市出身の世界的建築家 安藤忠雄氏がデザインを監修しました。鮮やかなネオンがきらめくエネルギッシュな大阪の街や日本の文化、歴史にインスパイアされたホテルの内部には、目を見張る色遣いや仕掛けを施した遊び心あふれる空間が広がっています。50室のスイートルームを含む全337室のゲストルーム、6つのバー&レストラン、スパ、フィットネス、屋内プールやバンケットルーム、そして「Whatever/Whenever®」を代表とするWならではの上質でユニークなサービスで、W大阪ならではの体験をご提供します。W大阪は、泊まるだけのホテルでない “目的地となるホテル” を目指します。
Wホテルワールドワイドについて
マリオット・インターナショナルが展開するブランドのひとつであるWホテルは、ニューヨークの大胆な発想と24時間眠らない街の文化の下に誕生以来、およそ20年に渡り、ホスピタリティシーンでセンセーションを巻き起こし、そのあり方を再定義してきました。世界各地に広がりつつあるWホテルのネットワークは、現在60 軒近くを展開し、どこへ進出しても意表を突くWホテルは、ラグジュアリーに関する既成の概念を飛び越えて新たなホテルブランドを生み出してまいります。Wはゲストが持つ、思い切り楽しみ、日常の繰り返しに反発したいという強い願望に火をつけ、ゲストの生への渇望を解き放つことを目指しています。当ブランドの刺激的なデザイン、Wを象徴する“いつでもどんなことでも”(Whenever/Whatever)に対応するサービス、そして活気あふれるリビングルームがもたらすゲスト体験は、模倣されることもありますが、Wに追い付くことはできません。革新的でインスピレーションに富み、逃れられないほどの熱気に満ちたWが、各地の最新情報を知りたい、もっと見て感じて遠くまで行きたい、夜も遅くまで楽しみたいというあくなき欲望をサポートいたします。Wホテルについての詳しい情報は、https://w-hotels.marriott.com/ja-JP/または Twitter、Instagram、Facebookをご覧ください。Wホテルワールドワイドは、マリオット・インターナショナルのグローバル・トラベル・プログラムであるMarriott Bonvoy™(マリオット ボンヴォイ)に参加しています。Marriott Bonvoyは会員の皆さまに並外れたグローバルブランドポートフォリオやMarriott Bonvoy Momentsでの体験、そして無料ホテル宿泊に向けたポイントやエリートステータス昇格に向けた泊数獲得を含む、比類なき特典をお届けします。無料会員登録やプログラム詳細については、marriott.comをご覧ください。