サステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークの策定ならびに第三者評価機関からのセカンドオピニオンの取得に関するお知らせ

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サステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークの策定ならびに第三者評価機関からのセカンドオピニオンの取得に関するお知らせのメイン画像

 霞ヶ関キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:河本幸士郎、以下「当社」)は、このたびサステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークを策定し、株式会社格付投資情報センター(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山﨑宏、以下「R&I社」)より、セカンドオピニオンを2023年3月15日に取得いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1. フレームワーク策定の背景
 当社は「その課題を、価値へ。」の経営理念のもと、社会課題の解決に資する事業に取り組むことで、SDGsの目標達成に貢献することを企業目標として掲げております。その一環として、このたび、当社は株式会社滋賀銀行をはじめとした取引金融機関と協働でサステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークを策定し、国際資本市場協会(ICMA)のサステナビリティ・リンク・ボンド原則(2020)、国際ローン市場協会(LMA)のサステナビリティ・リンク・ローン原則(2023)、および環境省のサステナビリティ・リンク・ボンドガイドライン2022年版ならびにサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2022年版に適合していることについて第三者評価をR&I社から取得いたしました。
 今後、当社または当社がアセットマネージャーとして開発や運営に関わる施設案件の資金調達において、本フレームワークを適用した債券やローンも選択肢として加わることにより、資金調達の多様化と安定化に寄与するものと考えております。

2. フレームワーク概要

 本フレームワークに基づくサステナビリティ・リンク・ファイナンスでは、KPIとして「物流事業における新築施設の環境認証取得ランク」を選定いたしました。日本における2050年カーボンニュートラルに向け、総合物流施策大綱において物流業界は「持続的な地球環境を作り上げていくため、物流産業における低炭素化・脱炭素化やゼロエミッションの確立に向けた取組など、環境対策についても最大限取り組む必要がある」としています。SDGsや脱炭素などの社会課題に対する取組の高まりを踏まえ、当社は中核事業の1つである物流事業において、高付加価値の環境配慮型物流施設開発などを手掛けており、開発する全ての物流施設で環境認証の取得を目指しています。
 SPT(Sustainability Performance Target)は「各年度に竣工となった全物流施設に対する環境認証で、Aランクまたは4つ星以上の認証ランクを取得する」ことです。対象となる環境認証は、グリーンビルディング認証のひとつであるCASBEEまたはDBJ Green Buildingの中から貸し手となる金融機関と個別に定めます。CASBEEにおけるAランクまたはDBJ Green Buildingにおける4つ星以上の水準は、建物性能として上位30%程度に相当することになります。
 SPTの達成状況に応じて、①利率のステップ・アップ/ステップ・ダウンまたは②寄付を実施するとしており、本フレームワークに基づくサステナビリティ・リンク・ファイナンスの債券/ローン特性が変動します。

R&I社より取得したセカンドオピニオンは、以下リンクのR&I社プレスリリースをご参照ください。
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/sustainabilityfinance/index.html
 

  • 会社概要

会   社   名:霞ヶ関キャピタル株式会社
設         立:2011年9月
代         表:代表取締役 河本 幸士郎
本         社:〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目2番1号 霞が関コモンゲート 西館 22階
資   本   金:69億3308万円(資本準備金含む)※2022年8月末日時点
従 業 員 数:151名(連結グループ、役員含む)※2022年8月末日時点
主 な 事 業:不動産コンサルティング事業(物流施設開発、アパートメントホテル開発、ヘルスケア関連
施設開発、ファンド事業、自然エネルギー事業、海外投資)

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