京都市の新高校1年生5名が発案した「キャリアを考える月間」の実現を目指し、中高生向けキャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」をビズリーチが開発

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~2023年夏から、教育機関へ無償提供予定~

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也 以下、当社)は、当社のSDGs達成に向けたサステナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」として、今春から京都市立西京高等学校1年生となる松村美柚さんら5名が発案した「キャリアを考える月間」の実現を目指して、中高生向けキャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」の開発を行います。「みらいDESIGN Kit」は、大人とのコミュニケーションを通じて将来かなえたい夢や仕事を実現するための方法を知り、未来の選択肢を広げることを目指して自ら学べるツールです。今年の夏から教育機関への無償提供を予定しています。
また、本キットは各学校等が「キャリアを考える月間」を定めて集中的に向き合うことを推奨し、初年度にあたる今年は、本ツールを活用した出張授業などのコンテンツ提供を行う予定です。

 

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左上から 株式会社ビズリーチ 片山 加菜、京都市立西京高等学校附属中学校 教諭 沼田 勉 氏、株式会社ビズリーチ 加瀬澤 良年 
左下から 京都市立西京高等学校附属中学校 3年生(今春から京都市立西京高等学校1年生):小田 千聡さん、野木 こはるさん、松村 美柚さん、並木 敦也さん、濵﨑 由奈さん

■今春から高校1年生となる5名、人生100年時代に自身の幸せを実現するための

「キャリアを考える月間(転職月間)」をビズリーチに起案

昨年、京都市立西京高等学校附属中学校では「未来社会で幸せをつかみ取るため、あなたができる持続可能な方法を探る」というテーマを掲げ、総合的な学習の時間に課題探究活動が行われました。本授業を受けた生徒の松村美柚さん他4名は、「人生100年時代において、人は3つの職に就く」と言われていることをヒントに、幸せをつかみ取るためには「満足のいく転職と、転職がしやすい環境が整っている未来社会が必要である」と考え、研究プロジェクトを発足。前向きに転職・キャリアを考え、満足のいく転職がしやすい環境をつくるために「キャリアを考える月間(転職月間)」を策定することを発案し、社会での実現可能性を探るというアクションのなかで、ビズリーチに起案しました。

■発案を受けて、ビズリーチが中高生向けにキャリアを考える月間を支援

キャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」を開発。2023年夏から、学校等へ無償提供予定

当社は、サステナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」のなかで、未来のプロ人材の育成を掲げています。このたび、生徒たちが考える課題やアイデアが、当社のミッション「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」の実現にもつながることから、起案を受け止めて実現に向けた支援を行うことにいたしました。
まずは、中高生や学校向けに未来のキャリアを考える仕組みとして、全国の中学・高等学校「キャリアを考える月間」の策定を推奨し、そこで活用される「みらいDESIGN Kit」の開発を、京都市立西京高等学校1年生となる松村美柚さんら5名とともに行うことにしました。
なお、「みらいDESIGN Kit」は、2023年夏に全国の学校等へ無償提供を開始する予定で、初年度はこのキットを活用して「キャリアを考える月間」を設定する学校に対して、ビズリーチ独自のキャリア教育授業などのコンテンツ提供も実施予定です。

<開発を予定している中高生向けキャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」の内容について>

中高生たちが自らキャリアに関する情報収集を行うすべを身につけ、自ら思考することを目的に、以下のようなコンテンツを予定しています。

・イントロダクション(ビズリーチ会員 キャリア観に関する調査など)
・お仕事インタビューシート
・振り返り・未来デザインシート

「お仕事インタビューシート」のイメージ

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< 「キャリアを考える月間」について>

「キャリアを考える月間」とは、「みらいDESIGN Kit」を活用し、中高生が仕事について集中的にヒアリングする月間のことで、取り組む月は各学校やクラスが自由に設定することを想定しています。生徒が大人にヒアリングした情報を基に、より多くの職業の就き方を知る機会を得て、未来の選択肢を広げていただくことを想定しています。

■共同開発していただく中学校・高校もしくは教育委員会を募集します

・ご協力いただける学校には、キャリアを考える月間の設定支援を実施
・本ツールを活用したビズリーチ独自のキャリア教育出張授業を実施
・授業の内容は、学校の状況やニーズに合わせて調整

共同開発に関するお問い合わせ先
https://www.bizreach.co.jp/contact/press/ 

■コメント

京都市立西京高等学校・附属中学校 校長 岩佐 峰之 氏

京都市の新高校1年生5名が発案した「キャリアを考える月間」の実現を目指し、中高生向けキャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」をビズリーチが開発のサブ画像3

京都市立西京高等学校附属中学校は、公立の中高一貫校で、「未来社会を創造するグローバルリーダーの育成」を目標としています。社会で活躍・貢献できるために必要な資質・能力を「社会人力」と定義し、中高6年間探究活動に取り組むことによって大学進学だけにとどまらず、「社会人力」の育成を視野に入れた教育活動を行っています。
このたび、生徒たちの意見をきっかけとして、株式会社ビズリーチの皆様と社会実装に向けた取り組みにご一緒できることを大変うれしく思います。これから不確実性の高い社会を生き抜いていく生徒たちが、真に求めているキャリア教育ツールの開発に寄与することを期待しています。

京都市立西京高等学校附属中学校 3年(今春から京都市立西京高等学校1年生)

松村 美柚さん

自分の将来について考えたときに、楽しく生き生きと仕事をしたいという思いがありました。
しかし、自分に合う職が想像できなかったり、これから50年、60年働くかもしれないなか、ずっと楽しく仕事ができるか不安に思ったりしていました。そんななか、転職をテーマとした課題探究活動を通じて、職に対する捉え方を知ることができました。このキャリアについて考える月間が、キャリアへの関心を広げるとともに、以前の私のような人が自分の将来をイメージできる機会になればいいなと思います。

小田 千聡さん

今回、私たちの考えたものをこのような形で実現できることがとてもうれしいです。
それぞれが自分のキャリアに踏み出すときに、寄り添える仕組みがあるといいなと活動を通じて感じました。転職がその人の人生をより幸せにできるような社会になってほしいです。

濵﨑 由奈さん

仕事は「生きるためにやらないといけないこと」という認識でしたが、「やらないといけないこと」を「やりたいこと」にしたいと考え、今回このテーマを選びました。学生のうちから仕事について考え、このような機会をもらえたことをうれしく思います。

並木 敦也さん

今回、課題探究活動において転職やキャリアのテーマに興味をもったのは、進路や就職に悩む大学生の姉がきっかけでした。「キャリアを考える月間」は自分の好きなことや得意なことを仕事につなげられる良い機会だと思います。将来は、僕に合った仕事を見つけて、充実した人生を送りたいと思います。

野木 こはるさん

「転職先(就職先)を見つける際に、自己分析と企業理念の理解が非常に重要になってくる」ということを学びました。私の同級生の半分ほどはまだ将来の夢を明確に決めていません。自身が何をしたいのか、そして、それに合う仕事はどんなものがあるのかということを具体的に知ることが少ないからだと感じます。「キャリアを考える月間」を設けることで、それに関する情報にふれる機会が増え、将来の道がより見えやすくなると思います。見通しが持てれば不安も減り、自分の行動にもある程度自信がつくと思います。

株式会社ビズリーチ みらい投資プロジェクト主宰 加瀬澤 良年

このたび、この春から京都市立西京高等学校の1年生になる生徒の皆さんと共同開発の機会をご一緒でき、大変光栄です。昨年、中学3年生の松村美柚さんたち5名からの弊社への質問や提言がきっかけとなった本企画ですが、皆さんの関心の高さに大変驚いたとともに、皆さんが自発的・主体的に自分のキャリアについて考え、より良い未来のために社会を変えたいという思いがあることを知りました。これまで、当社のサステナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」の一環で、ビズリーチに登録する会員向けに親子でキャリアに向き合うコンテンツを提供してきました。このたび、発案していただいた「転職・キャリア月間」のテーマや思いを、当社の「みらい投資プロジェクト」のなかで実現したいと考え、中高生向けに「キャリアを考える月間」の策定とともに、自発的・主体的にキャリアを考えるキットを共同開発したいと考えるに至りました。本企画において、企画者のみならず多くの中高生が「社会課題に向き合い、主体的に取り組めば企業や社会を動かすことも可能だ」と知る機会にもなると幸いです。今回発案していただいた生徒さんだけではなく、さまざまな教育機関のご意見もいただきたいと考えています。当社は今後も、自発的・主体的に将来のキャリアを考える機会をつくり、子どもたちのより良い未来を支援してまいります。

■即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について

ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。
URL:求職者向け https://www.bizreach.jp/
企業向け https://bizreach.biz/service/bizreach/

■株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
 

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