「環境に優しい」は人材採用においてポイントになる?【環境と人】「企業の環境への取り組み」と「生活者の職業選択」との関係性についての調査結果

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企業が環境に配慮した取り組みを行うことは、採用活動の推進にどのような影響を及ぼすのかを調査。

新井紙材株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:新井遼一、以下「当社」)が運営する循環思考メディア「環境と人 -human at nature-」(URL:https://humanatnature.com/ 、以下「環境と人」)では、企業の環境への取り組みが生活者の職業選択にどのような影響をもたらすかについて調査をすべく、一般消費者500名にアンケートを実施しました。

【調査対象】
調査名 :「企業の環境配慮」と「生活者の職業選択」の相関関係に関する調査(2022年)
調査対象:日本全国の各世代(20代未満〜60代以上)の男女500名
調査期間:2022年12月13日(火)~12月23日(金)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:500件

【調査結果トピックス】
・企業・団体などでの勤務経験があると回答した方の中で、その企業・団体で勤務した理由は「給与」や「近い」「人間関係」などといった働きやすさを挙げる方が大多数で「社風」や「将来性」など企業・団体としてのあり方で選ぶ方は少数派であった。
・今後、働く会社を選ぶ際も同様に「働きやすさ」や「給与」「人間関係」を重要視する方が大半である一方、「社風」や「将来性」なども2割以上を占め、その中で「社風」「将来性」を選択した方に対しての「環境課題に取り組んでいることは企業・団体に期待するポイントになりますか」という問いに対しては「おおいに、なる」「なる」が過半数を占めた。

【調査結果】
【Q.1】現在までに企業・団体などでの勤務経験はありますか?(有償・無償は問わず)
・ある   84.8%
・ない   15.2%

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【Q.2】Q.1で「ある」を選択した方に質問です。その企業・団体で勤務した理由はなんですか。(複数回答可)
・職場に通いやすかったから、働く場所が自由だったから 19.2%
・給与・待遇・勤務時間などが自分に適していたから 56.0%
・紹介や縁故などの人間関係があったから 8.3%
・その企業・団体の持つ考え方や社風に共感したから 6.6%
・その他 10.0% 

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【Q.3】Q.1で「社風」を選択した方に質問です。環境課題に取り組んでいることは企業・団体で働く理由になりますか。
・おおいに、なる 9.9%
・なる 23.9%
・どちらともいえない 26.8%
・ならない 29.6%
・全くならない 9.9%

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【Q.4】今後、働く会社を選ぶ際に重要視するポイントはどこですか。(複数回答可)
・職場への通いやすさ、自宅勤務が可能かどうか 26.1%
・給与・待遇のよさ、勤務時間などの自由度 32.2%
・企業・団体の人間関係が自分に合っているかどうか 22.6%
・企業・団体の持つ考え方や社風への期待 10.0%
・企業の将来性への期待 8.1%
・その他 1.0%

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【Q.5】Q.4で「企業・団体の持つ考え方や社風への期待」「企業の将来性への期待」を選択した方に質問です。環境課題に取り組んでいることは企業・団体に期待するポイントになりますか。
・おおいに、なる 17.4%
・なる 49.5%
・どちらともいえない 21.6%
・ならない 7.9%
・全くならない 3.7%

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■調査結果詳細はこちら
ソーシャルグッドを目指さない会社は雇用に苦しむ?企業の取り組みが生活者の職業選択に与える影響とは
https://humanatnature.com/article/column_kizi/6813/

【環境と人調査チームまとめ】
今回の調査で、生活者が働く企業・団体を選ぶ際、働きやすさ・給与面・人間関係といったベースが整った上で、環境課題への取り組みといった要素もひとつのポイントとして選ばれるということがわかりました。
企業として環境課題に取り組むということは最新の情勢をキャッチアップしているかどうかの試金石で、そういった企業は働き方や将来性についても期待が持てる、という見方をされるようになっていると考えています。
総合的に考えれば、環境課題に取り組むことが企業の採用活動にも影響することを念頭に置き、消費者だけでなく求職者をはじめとする全てのステークホルダーへの発信をおこなっていく必要があると言えます。
採用市場での競争力を維持するためには、業績を拡大しながら、環境課題への取り組みやウェルビーイングなど多角的に取り組むことが重要です。

環境と人としては今後も、生活者が興味・関心をもち、積極的に環境課題へ取り組めるような発信・企画をより一層強化してまいります。

また、引き続き日本国内の生活者や企業における環境課題についての各種調査を定期的に行う予定です。
 

  • 循環思考メディア『環境と人』とは?

循環思考メディア「環境と人」は、何も捨てないビジネスの仕組みやごみから価値を創る取り組みなど、「環境に関わる知られていない事実や知識」を生活者・企業・団体に届ける情報プラットフォームです。
70年に渡るリサイクル業の経験で培った知見や繋がりを起点に人や情報を循環させることにより、「環境」と「人」、そしてその営みである「ビジネス」の調和ある発展を目指します。

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■「環境と人 -human at nature-」
URL:https://humanatnature.com/
編集長:新井紙材株式会社 代表取締役社長 新井 遼一
 

  • 運営会社「新井紙材株式会社」とは

不要になった段ボール、新聞・雑誌などの印刷物、コピー用紙といった古紙(recovered paper)を仕入れ、製紙メーカーなどの法人に納入する役割を果たす"古紙問屋"。
国内大手製紙メーカーへの直接納入が可能というポジションを活かし、国内循環をメインに安定したリサイクルを提供し続ける。

創業以来一貫して回収・選別という最前線でリサイクル業を営んできたが、事業や顧客の将来について深く考えていく中で、「何も捨てないビジネス」を企業と共創し発信していくことが使命であると考えるに至り、2021年、メディアプラットフォーム「環境と人 -human at nature-」を立ち上げた。

会社名:新井紙材株式会社(Arai Paper Recycling Co. Ltd.,)
代表者:代表取締役社長 新井遼一
所在地:〒106-0045 東京都港区麻布十番2-7-1
TEL:03-3408-5862
FAX:03-3408-5107
URL:https://www.araishizai.com
事業内容:
古紙リサイクル回収
機密書類処理
産業廃棄物処理

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