ザーイド・サステナビリティ賞「気候変動対策」部門を6部門目として新設

0
255
ザーイド・サステナビリティ賞「気候変動対策」部門を6部門目として新設のメイン画像

全部門の応募期間を2023年5月23日まで延長

優れた持続可能性を持つ取り組みを評価する、アラブ首長国連邦(UAE)の先駆的で世界的なアワード、ザーイド・サステナビリティ賞は、「気候変動対策」部門を6番目の部門として新設しました。当部門は、気候変動に対処し、地球の天然資源を保護する革新的なソリューションを評価し、そのアクションを促進することを目的としています。

新たに設立した気候変動対策部門を含む全ての部門での応募締め切りを延長し、2023年5月23日(火)まで受け付けます。受賞者は、アブダビで開催される授賞式にて発表される予定です。

「気候変動対策」部門
●気候への適応を促進し、回復する強靭さ(レジリエンス)を構築し、環境問題を解決するソリューションを展開する革新的な取り組み
●応募対象は、中小企業(SME)もしくは非営利団体(NPO)
●当部門の受賞者にはUS$60万(約8,100万円)の賞金を授与

 

 

「気候変動対策」部門は、UAEが推し進める、国家戦略として国を上げて持続可能な開発を加速させることを目的とした「UAEサステナビリティ年」のタイミングで、新設されました。今年11〜12月にUAEで開催される国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)も視野に入れた取り組みとなります。

 

UAE産業・先端技術大臣であり、COP28指名議長、そして当賞事務局長を務める、スルタン・アーメド・アル・ジャーベル閣下は次のように述べています。
「今年はUAEの『サステナビリティ年』 であり、当国でCOP28が開催される重要な年です。いま、地球、そして人々を気候変動の影響から守る革新的なソリューションを評価し、支援することがこれまで以上に重要になっています。UAEは、包括的で持続可能な開発を促進し、気候変動に関する様々な政策の採択を早める解決策に焦点を当てた、『行動の伴うCOP』にコミットします。
ザーイド・サステナビリティ賞の『気候変動対策部門』は、パリ協定を維持し、温暖化を1.5度以下に抑えるために世界が今日必要としているソリューションの展開を支援することで、コミットメントを強化します。具体的なアクションが重要になるこれから10年間において、気候変動対策部門の新設により、世界中からより多くの応募を受けることを楽しみにしています。私たちはこの賞が、気候変動対策へのコミットメントを具体的な行動に移して人々が革新的なソリューションに取り組むことを促進し、より良い地球環境が実現されることに期待しています。また、それらの活動に取り組む組織を表彰できることを非常に誇らしく思います。」

 

ザーイド・サステナビリティ賞「気候変動対策」部門を6部門目として新設のサブ画像1_OGE社(2016年度受賞)拡張可能なオフグリッド電力供給を実現OGE社(2016年度受賞)拡張可能なオフグリッド電力供給を実現

ザーイド・サステナビリティ賞は、UAE建国の父である故シェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン氏の遺志を継ぎ、2008年にUAEの指導者によって設立されました。保健、食糧、エネルギー、水資源、グローバル・ハイスクール、そして、新設の気候変動対策の各部門において、革新的でインパクトのあるソリューションを提供する組織の功績を称え、また、高校が取り組もうとするプランを評価します。

新設の「気候変動対策」部門は、自然環境を保護し、改善する取り組みとともに、気候変動という緊急課題に取り組むソリューションを表彰することで、対象範囲を広げ、持続可能な取り組みをより促進しようとするもので、気候変動への適応を促進し、レジリエンスを高め、環境問題解決のためのソリューションを提供する組織が応募対象に含まれます。応募対象者は、中小企業(SME)および非営利団体(NPO)です。

ザーイド・サステナビリティ賞は、持続可能な開発を促進するため、世界中から受賞者やファイナリストが集まる世界的なプラットフォームを担ってきました。当賞は15年の歴史を誇り、これまでに、106の受賞者のソリューションによって、世界中の3億7,800万人以上の人々の生活にプラスの影響を及ぼしてきました。

当賞は、「保健」「食糧」「エネルギー」「水資源」「気候変動対策」の各カテゴリーの受賞者にそれぞれ60万米ドル(約8,100万円)の賞金が授与されます。また、「グローバル・ハイスクール」のカテゴリーでは、世界を6つの地域に分け、それぞれからから選出された高校がプロジェクトを開始または推進できるよう、各校に最大10万米ドル(約1,350万円)が贈られます。

ザーイド・サステナビリティ賞「気候変動対策」部門を6部門目として新設のサブ画像2_Okuafo財団(2020年度受賞)零細農家の収穫量・利益率向上の技術ソリューションを提供Okuafo財団(2020年度受賞)零細農家の収穫量・利益率向上の技術ソリューションを提供

◆ ザーイド・サステナビリティ賞について
UAE建国の父である故シェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン氏の遺志を継ぎ、2008年にUAEの指導者によって設立された賞で、世界中の中小企業、非営利団体、高等学校の革新的でインパクトがあり、心を揺さぶる持続可能で人道的なソリューションを表彰するU A Eの先駆的なグローバル・アワードです。問題の解決を加速させることに尽力する世界のパイオニアやイノベーターたちを認め、その功績を称えます。

部門は、保健、食糧、エネルギー、水資源、グローバル・ハイスクール、気候変動対策の6部門です。

過去15年間で、106組織・団体の受賞者が誕生し、受賞者たちは、直接的・間接的に、世界で3億7,800万人以上の人々の生活にプラスの影響を及ぼしてきました。

当賞の詳細については、www.ZayedSustainabilityPrize.comをご覧ください。twitter、Facebook、Instagram、YouTube などのソーシャルメディアプラットフォームでも情報を発信しています。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください