リユースプラットフォーム「おいくら」が愛知県一宮市と不要品リユース事業をスタート

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〜リユースで市民の利便性向上と廃棄物を削減〜

株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証プライム・証券コード3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2023年4月11日(火)より、愛知県一宮市(市長:中野 正康)と地域社会における課題解決を目的とした不要品リユース事業の連携を開始します。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を廃棄物として捨てずに再利用する仕組みを構築し、一宮市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。

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■背景・経緯
一宮市では廃棄物の減量や資源化を目指し、4R(リフューズ、リデュース、リユース、リサイクル)を推進しています。これまで市では、資源のリサイクルや分別を促す啓発活動に加え、廃棄物の中から再利用可能なものを無償で希望者へ譲るリユースの取組を行なってきましたが、粗大ごみが年々増加する現状から、より効果的なリユース施策を検討していました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心に事業展開しており、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してまいりました。そうした中で、マーケットエンタープライズから働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1を用いた今回の取組が実現しました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ110万人(2022年11月現在)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/

■一宮市の課題と「おいくら」による解決策
一宮市では、粗大ごみ回収を処理施設への持ち込みと事前申込による戸別収集で対応しています。戸別収集では、住民が屋外の指定場所まで不要品を運ぶ必要があり、「自力での屋外搬出が難しい」という声が寄せられていました。また、市では処理を行なっていない家電リサイクル法対象製品については、「メーカーや小売店が指定する引取場所までの運搬が難しいので、市で戸別収集してほしい」という市民からの要望が少なくありませんでした。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも不要品売却が容易にできるようになります。また、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電リサイクル法対象である製品も、まだ活用できるものであれば「おいくら」での買取が可能です。本取組によって、一宮市の課題が解決されることに加え、簡単にかつ廃棄ではなく売却という形で不要品のリユースができることを市民が認知することにより、不要品処分やリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながります。なお、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、本取組に関して一宮市の費用負担もありません。

■今後について
一宮市では、本施策の導入で廃棄物量そのものの削減を目指します。4月11日(火)午後4時(公開時間が前後する可能性があります)より、一宮市ホームページ内(https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/kankyou/haikibutsutaisaku/1043987/1043988/1000388/1010402/1001774.html)に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。一宮市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や社会全体での不要品削減が見込まれると共に、住民の皆さま・自治体双方の廃棄コスト削減による経済的負担の軽減へと繋がります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。

■愛知県一宮市
一宮市は愛知県の北西部にあり、名古屋市まで約17㎞、岐阜市まで約13㎞とほぼ両市の中間に位置しています。市域は東西15.3㎞、南北13.3㎞に広がっており、地形は極めて平坦で、市の北東部(海抜約16m)から南西部(海抜約3m)にかけて緩やかに傾斜しています。
人口:379,538人(男 185,327人、女194,211人)(2023年4月1日現在)
世帯数:166,564世帯(2023年4月1日現在)
面積:113.82平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/

■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ640万人を達成しました。「おいくら」を導入する自治体は、全国で35(2023年4月11日現在)にのぼります。
「おいくら」自治体向けウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/

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