<イベントレポート>下田海中水族館で第二回「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」を実施しました

0
8
<イベントレポート>下田海中水族館で第二回「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」を実施しましたのメイン画像

53名が参加し、キンメダイ漁やマグロ漁の網を選別!

協力企業:下田海中水族館、PADIジャパン、リファインバース

リファインバース株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:越智晶)は、下田海中水族館で二回目となる「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」を11月4日(月・祝)に開催しました。今回は、53人の来場者の皆様にご参加いただき、キンメダイ漁の網を中心に、マグロ漁の網の選別を実施しました。回収された廃漁網は、当社の自社工場にて高品質リサイクルナイロンペレット 「REAMIDEⓇ」(リアミド)に生まれ変わります。

■イベントレポート

海洋プラスチックゴミの問題は世界的にも問題視されており、廃漁網の海洋投棄は課題のひとつです。当社では5年前に廃漁網のリサイクルを事業化し、REAMIDEⓇとして高品質リサイクルナイロンペレットに再生しています。漁網をリサイクルするためには、針などの金属をハサミで一つひとつ取り除く作業が必要となります。

本プロジェクトでは、下田市でこれまでキンメダイ漁に使用されていたテグスをリサイクルすることを目的に、下田海中水族館にて11月4日(月・祝)に開催しました。

今回は3連休最終日ということもあり、朝からたくさんの方にご参加いただきました。団体での参加も多く、前回よりたくさんの網を選別することができました。

 参加者からは、「この網から、製品がつくられるんですか?」というリサイクルに関する質問や、「こういう網でキンメダイ漁をされているんですね!金具もたくさんついていて驚きました」とキンメダイ漁についての理解を深める機会にもなりました。観光でお越しいただいていた方は、「昨日ちょうど晩御飯にキンメダイを食べたんです!」とお話されながら、網の選別に取組まれていました。水族館の職員の方々にもご協力いただき、たくさんの網を選別することができました。ご参加いただいた皆様には、処理できた漁網の分量により、カワウソの給餌体験用エサが下田海中水族館からプレゼントされました。

■REAMIDEについて

REAMIDEは使用済み漁網を主な原料とした高品質リサイクルナイロンペレットです。回収した漁網は、洗浄及びフィルタリングをすることで徹底的に異物を除去します。建材や家電、アパレル製品、オフィス家具など、さまざまな用途で使われています。 

ご紹介パンフレットはこちら: https://r-inverse.com/features/reamide/

■開催概要

【日  時】  2024年11月4日(月・祝)10:00~14:00

【場   所】  下田海中水族館 第一駐車場 特設会場

【協   力】 下田海中水族館、株式会社PADI アジア・パシフィック・ジャパン、リファインバース株式会社

リファインバースグループについて

「誰にもない視点と技術で、未来の富をつないでいく」

    20年以上前からサーキュラーエコノミーを実践し、様々な素材の再生・開発に取り組んでいます。オフィスや施設で大量に廃棄されるタイルカーペットを、水平循環型リサイクルを実現した再生素材 「リファインパウダー」にするため自社工場で回収・再生をおこなう事業や、廃漁網や廃車エアバッグから高品質リサイクルナイロンペレット 「REAMIDE」(リアミド)に再生する事業を展開。2023年からは、鳥の羽根「フェザー」を原料にした新しいバイオ素材「ReFEZER」(リフェザー)を開発し新事業を開始するなど、ビジネスの力で循環型社会を実現するため事業の拡大と研究を行っています。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください