レノボ、新たな気候変動緩和目標を発表 2020-2021年度ESGレポートを公開

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環境、社会、ガバナンス活動を通じ、より持続可能な未来を実現するための方針を策定

ノースカロライナ州リサーチトライアングルパーク、2021年8月31日-レノボは、気候変動の緩和、循環型経済、持続可能な素材の分野における新たな目標を発表しました。
年次環境(Environmental)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)に関するESGレポートの一環として、レノボはESGの進展を報告するとともに、Smarter technology for allの企業理念に則り、すべての人にとって明るく持続可能な未来を創造するための計画を概説します。

※本リリースは米国時間2021年8月31日にレノボ本社が発表した英語リリースの抄訳です。
英語リリース:https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/new-climate-change-mitigation-goals-2020-21-esg-report/

 

レノボは、2029-2030年度までに、デスクトップとサーバーで50パーセント、ノートパソコンとモトローラ製品で30パーセントのエネルギー効率化を実現することを約束します。 また、2025-2026年度までに、電力の90パーセントを再生可能資源から調達し、サプライチェーンで温室効果ガス排出量を100万トン削減するという目標を発表します。 これらの目標は、2030年の科学に基づく目標をさらに後押しするものです。それには、スコープ1および2の排出量を50パーセント削減すること、ならびに3つの主要分野(製品、サプライヤー、輸送)においてバリューチェーン全体で排出原単位を25パーセント削減することが含まれています。 排出量の実質ゼロ化達成のため、科学に基づく方法論をテストするScience Based Targetsイニシアチブ(SBTi)に選定されて以来、レノボは排出量の実質ゼロ化に向けた道を模索しています。 

CEOのヤン・ヤンチンは、次のように述べています。「気候変動に取り組み、天然資源を保護し、コミュニティに投資し、高い倫理基準に従って自己統制を行うことがますます急務となっています。 今後数カ月、数年、数十年にわたり、事業活動とコミュニティにレジリエンスを組み込み続けることができるかどうかは、グローバル企業とそのリーダーたちにかかっています」 

レノボは、引き続き、持続可能な素材を最大限に使用して廃棄物を最小限に抑えながら、サプライチェーンと製品設計のイノベーションを通じて循環型経済への移行を推し進めます。 2025-2026年度までに、すべてのPC製品にポストコンシューマー・リサイクル素材が使用され、プラスチック・パッケージの90%はリサイクル素材で生産されることになります。 スマートフォンのパッケージに関しては、2025-2026年度までに使い捨てプラスチックの使用を50パーセント削減し、サイズと容積を10パーセント縮小します。 さらに、3億6,300万キログラムの使用済み製品のリサイクルと再利用を可能にし、1億3,600万キログラムのポストコンシューマー・リサイクル素材含有プラスチックを製品に使用します。 
 

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環境目標に加え、レノボの社会的影響に関する目標もインクルーシブな環境づくりに向けた取り組みを促進します。 レノボは、2025-2026年度までに全世界で女性役員の割合を27パーセント(2020年は21パーセント)、米国では過小評価されたマイノリティの役員の割合を35パーセント(2020年は29パーセント)にするという、新たな目標も設定しています。 2020年にはレノボ製品ダイバーシティオフィスが開設され、2025-2026年度までに製品の75パーセントをインクルーシブな設計の専門家が検査し、身体的特性や能力にかかわらず、それらの製品をすべての人が使用できるようにすることを目指しています。 

また、過小評価されたコミュニティにテクノロジーやSTEM教育へのアクセスを提供し、その能力向上を図るなど、慈善的なアプローチを通して、誰もがよりスマートなテクノロジーを利用できるようにしています。 そして、レノボは本日、2025-2026年度までに慈善プログラムとパートナーシップを通して1,500万人の生活に影響をもたらすという目標を発表すると同時に、職業訓練と職業技能の育成、デバイスの所有権を通して100万人の人々に変革的な影響をもたらすという目標を打ち出します。  

これは、2020-2021年度(2020年4月1日から2021年3月31日)のレノボの第15回年次ESGレポートです。 レポートでは、環境、社会、ガバナンスに関する最新の目標と評価指標を報告するとともに、パンデミックに関連して教育者、コミュニティリーダー、慈善団体に1,500万ドルの支援を行ったこと、CDP (https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/lenovo-recognized-as-cdp-supplier-engagement-leader) からサプライヤー・エンゲージメント・リーダーとして認められ、CDPに情報開示を行った企業の上位7パーセント入りを果たしたことなど、さまざまなマイルストーンについても詳述しています。 さらに、障がい者のインクルージョンに関するイニシアチブであるValuable 500 (https://www.thevaluable500.com)に参加したことや、Fast Companyから「イノベーターにとって最良の職場」として選出されたことも取り上げています。 詳しくは、Lenovo StoryHub(https://news.lenovo.com)をご覧ください。

Lenovo、は、Lenovoの商標です。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<レノボ・ジャパン ホームページ>
トップページ : https://www.lenovo.com/jp/ja
プレスリリース :https://www.lenovo.com/jp/ja/news

<レノボについて>
Lenovo(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、世界180の市場にサービスを提供し、Fortune Global 500に含まれる売上高600億米ドルの企業であり、スマートデバイス、インフラシステムなどにより最高のユーザーエクスペリエンスを提供し、Smarter technology for allを実現させるビジョンを持ちます。世界を変革するテクノロジーを提供することであらゆる場所のすべての人が信頼できるサステナブルなデジタル社会を創出するために、デバイス、インフラストラクチャ、ソリューション、サービス、ソフトウェアを提供します。
レノボの詳細については、www.lenovo.com/jp/ja/ でご覧いただけます。

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