2021年9月5日(日)10時20分~ 山口県周南市 周南緑地公園(キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター周辺)
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・日程 2021年9月5日(日)10時20分~12時30分
・開催場所 山口県周南市 周南緑地公園(キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター周辺)
・参加人数 1チーム3名×7チーム=21人
優勝は防府商工高校生3人組の「セルぴよ」。連携プレーとオリジナルアイテムのユニークさで他チームを圧倒
全4チームで開催された山口県大会。「AOI Girls(あおいがーるず)」チームの選手宣誓に続き、全員での「CHANGE FOR THE BLUE!」の掛け声とともに競技が開始された。
会場の目につくところにはなかなかごみが見つからない。植込みの中を丹念にのぞく「いちごだいふく」チーム、グラウンド周辺の草むらに分け入っていく「Nexus(ねくさす)」チーム、駐車場周辺に空き缶ごみを見つけ、次々とオリジナルアイテムの移動式ごみ箱に放り込んでいく「セルぴよ」チームなど、四者四様の戦略に基づく戦いが繰り広げられた。
結果、「セルぴよ」チームが、ごみ総量0.86kg/234.5ポイントを獲得。準優勝チームに約80ポイント差をつけて優勝し、オリジナルアイテム賞も獲得した。全国大会でも好成績が期待される。
セルぴよチームのコメント
自動販売機の近くにペットボトルとか、ストローや割りばしなどのごみが多かったです。思ったよりもごみが落ちていて、拾うのが楽しくなって、拾い甲斐がありました。全国大会では、山口県代表として3人で力を合わせてオリジナルアイテムを使いながら頑張っていきたいと思います。
山口県大会で集められたごみの総量は0.86kg
周南市民の憩いの広場・周南緑地公園。ここは定期的に清掃がされており、一見したところごみは見当たらない。しかしよくよく見てみると…植込みに隠された空き缶、枯葉に混じったたばこの吸い殻、茂みの奥に散乱するプラスチックのコップや皿…。これらのごみが風で飛び、川に流れ、やがて海洋ごみになる可能性があること、海洋ごみの7~8割が陸地からのごみであることを開会式で説明され、参加者は驚いていた。
参加者の一人は、「海が好きなので、私たちのごみ拾いが少しでも海洋ごみを防ぐことになれば嬉しいです」と語った。美しい理想の海を心に描きながら、仲間と楽しくごみ拾いをする「スポGOMI甲子園」を、もっと広く知ってほしいと思った。
団体概要
団体名称:スポGOMI甲子園実行委員会
本社所在地:〒106-0046 東京都港区元麻布3-10-4 Re-Flat303
電話番号:03-6804-2545
代表理事:矢野浩二
設立:2021年1月18日
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」が推進しているプロジェクトです。
海の豊かさを守り、海にごみを出さないという強い意思で日本全体が連帯し、海に関心を持つ人を増やし、海の未来を変える挑戦を実現していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
海と日本プロジェクト
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/