脱炭素社会の実現に向けて新たな方針を展開 オイルフリーコンプレッサ普及を推進

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~製造工程で多くの二酸化炭素を排出する潤滑油を使用しない、オイルフリーコンプレッサの販売を推進します~

 アネスト岩田株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:壷田貴弘)は、脱炭素社会の実現に向け、潤滑油を使用しないオイルフリーコンプレッサの低価格化と製品開発に注力いたします。

 気体を圧縮するコンプレッサには、潤滑油が必要なオイル式と、潤滑油を必要としないオイルフリー式の2種類があり、現在アネスト岩田が製造、販売するレシプロコンプレッサの6割が前者のオイル式です。潤滑油の製造工程では多くの二酸化炭素(CO2)が排出されているため、オイルフリーコンプレッサの販売割合を上げることで、結果として脱酸素につながります。販売価格がオイル式と比べて3割ほど高いオイルフリーコンプレッサの価格設定を、本年度中にオイル式と同等とする企業努力を行います。

脱炭素社会の実現に向けて新たな方針を展開 オイルフリーコンプレッサ普及を推進のサブ画像1_オイルフリーレシプロコンプレッサ TFPシリーズオイルフリーレシプロコンプレッサ TFPシリーズ

 今回の取り組みを通して、将来的にオイルフリーコンプレッサの占める販売比率を4割から8割までの引き上げを計画しており、これにより年間で90~100万ℓ(50m競泳用プール約1杯分)の潤滑油の削減できると想定しています。(当社概算)

 また、『オイルフリーコンプレッサが環境改善に繋がる』という認知拡大にも力を入れてまいります。持続可能な社会の実現が求められている中で、お客さまに環境改善効果をご認識いただくことで、オイルフリーという要素は価格と性能以外の新たな機種選定の判断材料となり得ます。オイルフリーコンプレッサの環境改善効果が付加価値として定着すれば、アネスト岩田だけでなく、競合各社からの追従も期待できます。他社の脅威となるのではなく、刺激となることで、業界全体でのカーボンニュートラルの実現に貢献していきます。
 

脱炭素社会の実現に向けて新たな方針を展開 オイルフリーコンプレッサ普及を推進のサブ画像2

■ アネスト岩田株式会社

所在地: 神奈川県横浜市港北区新吉田町3176番地
代表者: 壷田 貴弘(つぼた たかひろ)
創業:  1926年5月1日
資本金: 33億5,435万円
上場証券取引所:東京証券取引所第一部
主な事業内容: 空気圧縮機(エアーコンプレッサ)、真空機器、塗装機器・設備並びに液圧機器・設備の製造・販売
URL:  https://anest-iwata.co.jp

 アネスト岩田は、各種空気圧縮機(コンプレッサ)、真空機器、塗装機器・設備並びに液圧機器・設備を製造・販売しています。創業から90年以上の歴史があり、海外20カ国以上に30以上の拠点を配置しグローバルに展開しています。アネスト岩田は「開発型企業」として、世の中の流れをいち早くキャッチし、常に新しい製品の開発に取り組んでいます。国内外で500件を超える特許を持ち、身の回りのあらゆるところでアネスト岩田の製品は使われています。

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