10月17日(日)にロンドンで開催される第1回授賞式は全世界配信
■「アースショット賞」公式ホームページ: https://earthshotprize.org/ja/
「アースショット賞」は、2020年にケンブリッジ公ウィリアム王子と王立財団によって創設された”史上最も名誉ある”環境賞です。今後10年間で地球を修復するための最良のソリューションを見つけ出し、世界規模での環境問題の解決に繋げていくことを目的としています。本賞では、2030年までの達成を目指す5つの目標として、「自然保護と回復」「大気の浄化」「海の蘇生」「廃棄物のない世界の創成」「気候変動の修復」が掲げられており、それぞれファイナリストが選出されています。この度、「WOTA BOX」が「廃棄物のない世界の創生」の実現に向けたソリューションのひとつとして、日本から唯一のファイナリストに選出されました。
WOTAは、「人と水の、あらゆる制約をなくす」ことを企業の存在意義として、小規模分散型水循環システムおよび、水処理自律制御システムの開発を行っています。最初の製品として2019年11月に発売した「WOTA BOX」は、生活排水の98%以上を再生して循環利用することを可能にする可搬型の水再生処理プラントです。水道による都市単位の水循環を、わずか0.25立米のサイズの装置で実現しており、災害による断水など、水道がない状況下での継続的な水利用を可能にします。次の製品として2020年7月に発表した「WOSH」は、水道が無い場所にも設置できる水循環型手洗い機です。流水による手洗いに加えて、スマートフォンの表面を99.9%以上除菌する機能も搭載しており、公衆衛生・空間衛生のアップデートに貢献します。
▲自律分散型水循環システム「WOTA BOX」
▲水循環手洗い機「WOSH」
WOTAは、小規模分散型水循環社会の実現に向けて継続して研究・開発を行ってまいります。
■「アースショット賞」について
「アースショット賞」は、今後10年間で地球を修復するための最良のソリューションを見つけ出し、その実施規模を拡大することを目的とした野心的でグローバルな環境賞です。 1960年代にジョン・F・ケネディ元大統領が提唱した「ムーンショット」からインスピレーションを得て、2020年にケンブリッジ公ウィリアム王子によって創設されました。2021年から2030年までの10年間、毎年「自然保護と回復」「大気の浄化」「海の蘇生」「廃棄物のない世界の創成」「気候変動の修復」という5つの「アースショット」目標に対する包括的なソリューションを見つけ、その功績を称えます。
第1回授賞式は、2021年10月17日(日)にロンドンを象徴するアレクサンドラ・パレスで開催され、BBCなどを通じて世界中の視聴者に向けて放送されます。すべての大陸から選ばれた750名の候補者の中から厳格なプロセスを経て選出されたファイナリストが紹介された後、第1回アースショット賞の5名の受賞者が発表されます。 受賞者の審査は、ケンブリッジ公ウィリアム王子、ヨルダンのラニア王妃、女優のケイト・ブランシェット氏、英博物学者のデイビッド・アッテンボロー卿、起業家のジャック・マー氏、宇宙飛行士の山崎直子氏、歌手のシャキーラ氏など様々なバックグラウンドを持ち、影響力のある人物により構成された国際チーム「アースショット賞評議会」によって行われます。各受賞者には、100万ポンドの賞金が贈られるほか、解決策の実施規模を拡大し、画期的な解決策を実現するためのサポートも提供されます。また、最終選考まで残ったその他の候補者にも、志を同じくする個人や団体への紹介を含め、それぞれの取り組みに対して個々の事情に合わせたサポートや機会が与えられます。
■「アースショット賞」公式ホームページ
https://earthshotprize.org/ja/
【会社概要】
WOTA株式会社
本社所在地:東京都豊島区北大塚2-33-20
設立 :2014年10月
資本金 :14億円
代表者 :代表取締役CEO 前田 瑶介
事業内容 :小規模分散型水循環システムの開発、水処理自律制御システムの開発
Webサイト:https://wota.co.jp
*「WOTA マスタープラン」
当社Webサイトに、WOTAのマスタープランを記載した文章を掲載しました。
https://wota.co.jp/masterplan/