日本のガールスカウト運動100周年事業
■第3回「コミュニティアクション チャレンジ100アワード」
住んでいる地域や、学校、職場など、身近にいる人々の集まりであるコミュニティ(社会)で起きている問題に対して、少女と女性の視点に立ち解決につながった活動を募集し、年度ごとに審査のうえ、優れた活動を表彰します。
一般に門戸を広げて3回目となる本年は、30件の活動報告があり、ガールスカウト審査員および外部審査員による厳正な審査のもと、下記の受賞者を決定しました。
表彰式 10月10日(日)10:00~12:00 (YouTube Live)
※表彰式および活動報告は「国際ガールズメッセ」のプログラムの一つとしておこなわれます。視聴はガールスカウト会員と保護者・関係者に限らせていただきます。取材のお申し込みは担当までご連絡ください。
■グランプリ
該当なし
■コミュニティアクション賞(2グループ)
- 「ジェンダーフリーな制服を目指そう」 三⽥国際学園⾼校⽣徒会 企画担当部(高校生)
生徒一人ひとりが自然体で過ごせるような学校になり、ジェンダー平等が改善されることを目指し、女子も制服のズボン着用を可能にするために、生徒、教職員の理解を得られるよう働きかけ、実現させた。
- 「見過ごしジェンダー問題ゼロプロジェクト!」 ジェンダー意識⾼いteen (高校生)
「ジェンダー」啓発動画を作成し、視聴前後での「ジェンダー」に関する意識変化を測定。生徒たちの「ジェンダー」意識向上につながった。
■チャレンジ賞(2グループ)
- 「女性に平等な社会を!」 Link(リンク)(中学生)
町の子ども家庭課の協力を得て「パープルリボンキャンペーン」を周知するためのコンサートを開催した。
- 「男女共助プロジェクト」 sky blue(高校生)
商品ブランド名が社会に与える性別役割の固定観念に注目し、インターネットの署名サイトを活用し、企業に意見を提出した。
■日能研賞(1グループ)
- 「for our future」 SAKURA(高校生)
同年代の人の声、働く世代の女性の声を集め、国会に対し、クオーター制導入についての請願を提出した。
「コミュニティアクション チャレンジ100アワード」概要
この賞は、日本のガールスカウト運動100周年の記念事業の一つとして創設されました。より多くの人が「少女と女性の視点に立ったよりよい社会」の構築に寄与し、持続可能な社会を実現することを目指しています。
- 応募期間
2020年5月7日~2021年3月31日
- 最終審査委員
・審査員長 橋本ヒロ子氏
(学校法人十文字学園女子大学名誉教授・国連ウイメン日本協会理事)
・髙木幹夫氏 (日能研 代表取締役)
・ガールスカウト日本連盟 役員および教育・指導者委員会委員長
- 受賞特典
・グランプリ:表彰状の授与 ゴールドピン贈呈 賞金10万円
・コミュニティアクション賞:表彰状の授与 シルバーピン贈呈 賞金5万円
・チャレンジ賞:表彰状の授与
・日能研賞:表彰状授与 他副賞予定
- ウェブサイト
https://www.girlscout.or.jp/cac100/
過去のコミュニティアクション チャレンジ100アワード受賞活動はこちらからご覧いただけます。
https://www.girlscout.or.jp/cac100/winner/
■ガールスカウトは「すべての少女と女性が自分らしく生きられる社会」を目指して、行動する女性を育てます。
私たちのこれからの挑戦は「女性がその可能性を最大限に発揮できる社会環境を作り上げていく」ことです。そのために、少女と女性の可能性を伸ばすことを妨げる問題に対して声をあげ、社会に変化をもたらす行動を積極的におこない、貢献していきます。
【取材・お問い合わせ】
公益社団法人ガールスカウト日本連盟 池脇・宮岡
Tel:03-3460-0701
Fax:03-3460-8383
E-mail:[email protected]
〒151-0066 東京都渋谷区西原1-40-3