10月19日~22日開催のCEATEC2021 ONLINEにて日本企業と協業に向けたオンライン商談会を実施予定。
ジェトロは、日本が抱える社会課題の解決策をテーマとした海外スタートアップコンテスト「Japan Challenge for Society5.0 -Accelerate Innovation with Japan-」(https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2021/7f17cb8a89060128.html)に関し、応募審査を行った結果、次の通り採択スタートアップ45社(18ヵ国・地域)を決定しました。
全世界を対象としたスタートアップコンテストはジェトロ初の試みとなります。
本コンテストでは、日本が抱える3つの社会課題をテーマに、オープンイノベーションの世界的祭典である「Viva Technology」と連携し、世界中から提案を募集したところ、約1か月半の応募期間に、53ヵ国・地域から292件の提案がありました。
「環境にやさしいバイオ由来の梱包材技術」や「新たな航空物流ソリューション」、「代替タンパク源の確保につながる昆虫食などフードテック」、「建設現場や製造現場の人材不足に対応するスマートコンストラクション・スマートファクトリー技術」、「ワイヤレス充電技術」、「スマートシティで活用可能なサイバーセキュリティ技術」など、日本の抱える社会課題解決への寄与が期待される海外スタートアップのユニークな提案を採択しました。
今後、採択企業に対し有識者や業界関係者等によるメンタリングを提供し、10月19日~22日開催のCEATEC2021 ONLINEにおいて実施するオンライン商談会に向け、準備を進めて参ります。ジェトロは、海外スタートアップと日本企業や自治体との協業・連携(オープンイノベーション)に対する支援を通じて、「日本の社会課題の解決」や「新産業の創出」を目指します。
なお、採択スタートアップの技術紹介やCEATECでの商談会については、10月上旬に発表予定です。
採択企業数:募集テーマ3件各15社、合計45社 (18ヵ国地域)
募集テーマ: Environmental Friendliness(環境配慮型社会への転換)
● AgroSustain(スイス) https://www.agrosustain.ch/
● Biolive(トルコ) http://www.biolivearge.com/
● Bisly(エストニア) https://www.bisly.com
● BrainBox AI(カナダ) https://www.brainboxai.com
● Cruz Foam(米国) http://www.cruzfoam.com
● EH Group Engineering AG(スイス) https://www.ehgroup.ch/
● Everimpact(フランス) https://www.everimpact.com/
● FLYING WHALES(フランス) https://www.flying-whales.com
● Kaluza(英国) https://www.kaluza.com/
● METRON(フランス) https://www.metron.energy/
● SolarDuck(オランダ) http://solarduck.tech/
● Solarstone(エストニア)https://solarstone.ee/en
● TWAICE Technologies GmbH(ドイツ) https://twaice.com/
● Wise Systems(米国) https://www.wisesystems.com/
● Ynsect(フランス) http://www.ynsect.com
募集テーマ: Labor Shortage & Improving Productivity(労働力減少への対応・生産性向上)
● Beeinventor Limited(台湾) http://www.beeinventor.com
● Bioservo Technologies(スウェーデン) https://www.bioservo.com/
● BYSTAMP(フランス) https://www.bystamp.com
● DataMesh(中国) https://www.datamesh.com
● Dorabot Inc(中国) https://dorabot.com
● InUse(フランス) https://inuse.eu/
● JITbase(カナダ) https://www.jitbase.com
● MAGMENT GmbH(ドイツ) https://www.magment.co/
● Newndra Innovations Private Limited(インド) https://www.newndra.com
● OpSense, Inc.(米国) https://www.opsense.com/
● ThisFish Inc.(カナダ) http://this.fish
● Upbrella(カナダ) http://www.upbrella.com/en/home
● Valkyrie Industries ltd(英国) https://www.valkyrieindustries.co.uk
● VisiLean(フィンランド) https://visilean.com/
● ViveLab Ergo(ハンガリー) https://www.vivelab.cloud/
募集テーマ:Smart & Resilient Japan(都市・地域のバランスのとれた成長)
● 3D CityScapes(カナダ) http://3dcityscapes.ca
● Autofleet(イスラエル) https://www.autofleet.io
● Coconut Silo(韓国) https://coconutsilo.com
● MoBagel Inc.(米国) https://mobagel.com/
● Nanolock Security(イスラエル) https://www.nanolocksecurity.com/
● Pantonium(カナダ) https://www.pantonium.com
● Quad Miners(韓国) https://www.quadminers.com/
● Ridecell(米国) https://ridecell.com/
● Sensible 4 Oy(フィンランド) https://sensible4.fi/
● Sharper Shape Inc.(米国) https://sharpershape.com/
● SMIILE(フランス) https://en.smiile.com
● Syntiant Corp.(米国) http://syntiant.com
● Solidatus(シンガポール) https://www.solidatus.com/
● Upciti(フランス) http://www.upciti.com
● Velodyne Lidar Inc.(米国) https://velodynelidar.com
(ご参考)ジェトロのお知らせページ
https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2021/07ba4c03356855b8.html
社会課題解決・SDGs達成に貢献するジェトロのオープンイノベーション事業
日本は、「人口減少・少子高齢化」、「都市への人口集中・地方の衰退」、「社会資本の老朽化」、「長期的な経済の低迷」、「低い労働生産性」などの課題を抱え、「気候変動」、「環境問題」など地球規模で取り組みが必要な課題などへの対応も求められています。
世界に先駆け直面している社会課題も多く、日本は「課題先進国」とも言われています。こうした課題は、国内のみで解決できるものだけではありません。政府や自治体、企業など、単独では解決が難しいものも多く、革新的なビジネスモデルや技術等を有すスタートアップや外部との新たな「協業・連携」いわゆる「オープンイノベーション」が不可欠です。
ジェトロでは、2019年4月にオープンイノベーションの専門部署「イノベーション促進課」を設立し、海外の有望スタートアップ等との協業・連携の支援を進めております。今後も、オープンイノベーションを通じた日本及び世界が抱える社会課題の解決や新規事業の創出、SDGsの達成に貢献して参ります。
■「ジェトロ・イノベーション促進課」について
ジェトロは、国内外のネットワークをフルに活用し、貿易・投資促進や調査・研究を通じ、日本の経済・社会の更なる発展に貢献することを目指しています。近年は、日本のスタートアップ・エコシステム育成やイノベーション創出に向けた取組を強化しており、2019年にイノベーション促進課を新設し、オープンイノベーションに取り組む日本企業と海外スタートアップ等との協業・連携を支援する活動を行っています。
URL: https://www.jetro.go.jp/theme/innovation/jgc.html
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担当部署:イノベーション・知的財産部 イノベーション促進課 (担当:佐藤、高野、吉田)E-mail: [email protected]