函館市国際水産・海洋総合研究センターで『海の宝アカデミックコンテスト優秀作品上映 -海と日本PROJECT-』を開催しました

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2021年6月1日(火)~9月21日(火)

北海道大学大学院水産科学研究院は、海の環境問題をテーマにした動画の放映を通して「海」の魅力と課題を考える目的で2021年6月1日から9月21日に『海の宝アカデミックコンテスト優秀作品上映 -海と日本PROJECT-』を開催しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

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イベント概要
・開催概要:海洋環境問題に関する動画放映(海の宝アカデミックコンテスト2020の優秀作品から6作品)により「海」の魅力と課題を考える。また、「海の宝アカデミックコンテスト2021全国大会ー海と日本ROJECT」のPR展示も併せて行う。
・日程:2021年6月1日(火)から2021年9月21日(火)
・開催場所:函館市国際水産・海洋総合研究センター
・参加人数:590人
・主催:北海道大学大学院水産科学研究院

海洋環境問題を考える
函館での水産海洋分野の研究開発や産学官連携の拠点となっている函館市国際水産・海洋総合研究センターのエントランスホールにおいて、「海の宝アカデミックコンテスト2020全国大会-海と日本PROJECT-」で優秀賞を受賞した作品の動画上映を行いました。「海の宝アカデミックコンテスト」は、全国の中学生高校生を対象に毎年開催され、「海の宝」を調査・研究・考察し、写真やイラストを活用して8枚組の電子紙芝居として表現するものです。
今回は2020年のコンテスト優秀作品のうち、海洋環境問題に関する作品を中心に6作品を動画放映しました。海洋プラスチック問題への取り組みとしてバイオプラスチックを作る試みを紹介した作品、中尊寺金色堂の装飾に利用された夜光貝についての研究、地元の海の環境を守るために取り組んだ清掃活動の成果と課題についてなど、工夫を重ねた実験や地元での実体験をもとに中高生らしい豊かな感性で制作された作品の動画が函館湾を一望するエントランスホールで放映されました。
海洋研究センターを訪れた中学生・高校生にこの動画放映を紹介したところ、「面白そうだなぁ」「紙芝居を作るのは難しそうだ」などの感想が聞けました。また、海(特に、釣り)が好きで函館にもよく来ている子など、多くの来館者に「海の宝アカデミックコンテスト」を周知することができました。このイベントは、自分自身の「海の宝」を探す目的もありますが、あらためて身近に存在する「海」について考えるきっかけを与え、中高生の発表を通して海の未来を考える契機となりました。

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団体概要
団体名称:北海道大学大学院水産科学研究院
本社所在地:北海道函館市港町3丁目1‐1
電話番号:0138-40-5544
代表理事:木村 暢夫
設立:1907年2月
URL:https://www.umicon.jp/
活動内容:水産学に係る教育・研究

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日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

 

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