生物多様性の経済学、ダスグプタ名誉教授と行ったオンライン懇談会の動画を公開しました。

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■経団連自然保護協議会は駐日英国大使館との共催で、10月5日「ダスグプタ・レビューに関する懇談会」をオンラインで開催しました。
■本レビューは、生物多様性と経済の関係を包括的に分析した内容で、「気候変動の経済学:スターン・レビュー(2006年発表)」と同様に英国財務省の委託で作成されたものです。
■大沼あゆみ慶應義塾大学経済学部教授がインタビューする形式で、約80分間、英国のダスグプタ名誉教授とオンラインで接続し、対話しました。100名を超えるビジネス界からの参加者に、600ページに及ぶレビューのエッセンスを説明、9割を超える参加者から好評を得ました。

生物多様性の経済学、ダスグプタ名誉教授と行ったオンライン懇談会の動画を公開しました。のサブ画像1_大沼あゆみ教授(左)、ダスグプタ名誉教授(右)大沼あゆみ教授(左)、ダスグプタ名誉教授(右)

生物多様性の経済学、ダスグプタ名誉教授と行ったオンライン懇談会の動画を公開しました。のサブ画像2_左から、奥田環境省自然環境局長、ロングボトム駐日英国大使、二宮会長、大沼慶應義塾大学教授左から、奥田環境省自然環境局長、ロングボトム駐日英国大使、二宮会長、大沼慶應義塾大学教授

近年、生物多様性に関する関心はますます高まりを見せています。今年6月に英国で開催されたG7サミットでは、気候変動とならび、人類に対する脅威として生物多様性の損失が首脳宣言に盛り込まれ、生物多様性の損失を止め反転させるためのコミットメントとして「2030年自然協約」が採択されました。

また、現在、愛知目標の後継となるポスト2020生物多様性枠組の交渉が行われており、来年5月の採択が目指されています。

こうした中、今年2月にケンブリッジ大学のダスグプタ名誉教授のチームが、「生物多様性の経済学:ダスグプタ・レビュー」を公表しました。「2030年自然協約」でも言及され、また、同レビューを受けた政策立案に英国政府がコミットするなど、今後の生物多様性の政策に大きな影響を及ぼす可能性があります。

懇談会は同時通訳で行い、動画は、①オリジナル版、②英語訳版、③日本語訳版(上記リンク)の3通りあります。日本語訳版以外は、経団連自然保護協議会公式youtubeチャンネルから選択してご視聴ください。

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