日本企業が有する、ポスト2020生物多様性枠組の各目標の達成に寄与する技術、製品・サービスを、プロモーション動画並びに情報発信プラットフォーム(Webサイト)を通して発信します。
■環境省、経団連(会長、十倉雅和)、経団連自然保護協議会(会長、二宮雅也)は、10月11日、生物多様性に関する新たな世界目標を議論する第15回生物多様性条約締約国会議(CBD・COP15)の開催に合わせて、「生物多様性ビジネス貢献プロジェクト」として、生物多様性保全に貢献する企業の活動を紹介する動画・Webサイトを公表しました。
■次期世界目標の達成に寄与する日本経済界の具体的な取り組みを、CBD・COP15をはじめ世界の注目を集める会合等で内外に発信していくことを通じて、多くの企業にとっての生物多様性に関連する活動のヒントとし、また、新たな事業機会の創出にもつなげていきます。
■次期世界目標の達成に寄与する日本経済界の具体的な取り組みを、CBD・COP15をはじめ世界の注目を集める会合等で内外に発信していくことを通じて、多くの企業にとっての生物多様性に関連する活動のヒントとし、また、新たな事業機会の創出にもつなげていきます。
https://www.biodic.go.jp/biodiversity/private_participation/business/
生物多様性の損失は、気候変動と統合された課題として、世界的に関心が高まっています。事業活動において⽣態系サービスの恩恵を受け、また、⽣物多様性保全に向けた技術を有する主体として、企業の⽣物多様性保全に関する活動にも⼤きな注⽬が集まっています。
CBD・COP15は昨年開催予定であったところコロナの影響で延期となり、2021年10月11日から10月15日をパート1としてオンライン会合、2022年4月25日から5月8日をパート2として中国・昆明で対面開催予定となっています。次期世界目標は、現在1次ドラフトが公表されており、国際交渉を経て、来年のCOP15パート2において採択される予定です。
経団連ならびに経団連自然保護協議会としては、経団連生物多様性宣言イニシアチブ(ご参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000085779.html)の拡大や、生物多様性に関する情報発信等の啓発活動を通じて、日本経済界における生物多様性の主流化を支援していきます。
(参考1)生物多様性を取り巻く国際的な状況
時期 | 主要な会合やイベント |
2021年9月 | IUCN世界自然保護会議(フランス・マルセイユ) 国連食料システム会議(アメリカ・ニューヨーク) 自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)活動開始 |
2021年10月 | CBD・COP15 パート1(オンライン) 気候変動枠組条約COP26(イギリス・グラスゴー) G20(イタリア・ローマ) |
2021年12月 | 砂漠化対処条約COP15 |
2022年1月 | CBD作業部会(OEWG)対面交渉(スイス・ジュネーブ) ダボス年次総会(スイス・ダボス) |
2022年4月 | CBD・COP15 パート2(中国・昆明) |
(参考2)ポスト2020生物多様性枠組とは?
2020年までの国際目標であった愛知目標に代わる、2021年以降の新たな国際目標です。
https://www.biodic.go.jp/biodiversity/private_participation/business/post2020_target/