2021年9月13日(月)~10月3日(日)
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
・開催概要 教室ミュージアム「海のめぐみをいただきます!展」を開催
・日程 2021年9月13日(月)~10月3日(日)
・開催場所 広島県尾道市 渚の交番 SEABRIDGE
・参加人数 154名
・協力団体 福山大学、渚の交番 SEA BRIDGE
- 地域の海について考えるきっかけに
広島県尾道市の渚の交番SEABRIDGEで教室ミュージアム「海のめぐみをいただきます!展」を開催しました。建物の入口から入ると右手に大きな海藻トンネルが来場者を迎えます。海藻トンネルの先では、様々な海のめぐみが食事へとすがたを変える様子をプロジェクションマッピングによって楽しめます。その隣にはワカメやアサリ、カツオについての解説展示があり、身近な食品が加工される様子がよく分かります。
本展示では、身近な水産物を通して、地域の方たちに改めて海について考えてもらう場を提供することを目的としています。渚の交番SEABRIDGEには小さなお子様から、ご年配の方まで幅広い年齢層が訪れ、思い思いのペースで展示を楽しんでいました。
今回は福山大学の協力により地域の食材や、藻場の働きと現状、藻場と環境についての新たな展示も追加されました。
会期中には毎日ワークショップを開催し、チリメンジャコや海藻を使ったしおりを作成しました。展示見学の思い出として、皆さん大切に持ち帰っていました。
今回の展示により、子供たちは身近な食べ物と海とのつながりに気づくことができました。また、ご年配の方からは昔の付近の海の様子についてお話しいただくこともあり、来場者の方との交流を通じて、改めて海とのつながりについて考えることができました。
- 海のめぐみから改めて海と私たちのつながりについて考える
海のめぐみをいただきます!展は、身近な水産物をテーマとした、学校の教室サイズの巡回展です。フィールド体験だけでない、海を考える場を提供することを目的に開発されました。2017年11月に完成した本展は、これまでに関東地方を中心に全国の小・中・高等学校や、博物館等を巡回してきました。
本展を通じて、改めて海と私たちとのつながりについて考えるきっかけを提供することを目指しています。
過去の展示については下記もご覧ください。
ウェブサイト https://uminomegumiwoitada.wixsite.com/itadakimasu
Facebookページ https://www.facebook.com/uminomegumiwoitadakimasu/
- 団体概要
団体名称 :国立大学法人お茶の水女子大学
本社所在地 :〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
電話番号 :03-5978-5106
学長 :佐々木 泰子
設立 :1875年11月29日(東京女子師範学校)
URL :https://www.ocha.ac.jp/index.html
活動内容 :学部教育、大学院教育
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/