くらしの様々なステークホルダーと協働/共創、一人ひとりが主役になれる「まち」を実現
■「くみまち」構想とは
昨今、都心への一極集中・少子高齢化・人口減、自然災害の増加などにより、日本各地で様々な地域課題が顕在化してきており、地域社会・経済の持続可能性が危ぶまれています。
カインズは、創業以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」ことを志に、28都道府県下に展開する226の店舗が、それぞれの地域の皆様のくらしに寄り添いながら事業活動を行っています。私たちはそうした創業以来の志をさらに発展させ、それぞれの地域における困りごとや関心、ニーズに丁寧に耳を傾け、「人々が自立し、共に楽しみ、助け合える、一人ひとりが主役になれる「まち」(≒地域社会)を実現することを目指す、「くみまち」構想を策定しました。それぞれの地域に根ざしたカインズの店舗やそこで働くメンバー(従業員)が、地域の様々なステークホルダーと協働/共創しあえるハブとなり、「まち」やくらしを組み上げていきます。
「くみまち」構想は、2020年3月に新しく制定した企業理念にある、ビジョン「世界を、日常から変える。」やプロミス「くらしに、ららら。」を具現化するものに他なりません。地域のハブとなりえる「店舗」、社名の由来ともなったKINDNESS(親切心)と、なんでも自分で取り組んでみようというDIYの精神を持ち、自らも地域にくらす約2万人の「メンバー」、お客様の声を生かして開発された、カインズでしか買えないくらしに寄り添う「商品」、そしてIT小売企業を目指して日々磨き続ける「デジタル」の知見。これらを最大限に活用し、カインズがある全ての「まち」のくらしを、「もっと心地よく、もっと楽しく、もっと快適に」していきます。
■くみまち15の共創価値領域
カインズでは、日本の地域やくらしが抱える様々な課題を「くみまち15の共創価値領域」として分類し、それらを地域のステークホルダーと共に創る「3つの共創価値」で整理しました。①環境や防災・災害対応などまちのライフラインとして「安心な」生活の土台を築く領域から、②地域産業の振興や教育・子育てなど地域需要を創造し、くらしの課題を解決することで日常を「楽しく」する領域、そして③地域にくらす一人ひとりの方が「自分のやりたいことを見つけ、できる」ようになり、自分らしい暮らしを実現できるようになる領域です。
「くみまち」構想の実現に向け、既存の店舗を基軸とした取り組みを着実に進めると共に、「くみまち」のコンセプトを包括的に具現化した店舗を、2024年から2025年を目途にオープンすることを予定しています。
カインズは今後も、それぞれの地域における困りごとや関心、ニーズに丁寧に耳を傾け、くらしに携わる様々なステークホルダーと協働/共創することで、人々が自立し、共に楽しみ、助け合える、“一人ひとりが主役になれる「まち」”の実現を目指してまいります。
<カインズについて>
株式会社カインズは、28都道府県下に226店舗を展開するホームセンターチェーンです。
「くらしに、ららら。」を企業メッセージに、日常生活に寄り添うライフスタイルの提案と、住空間のトータルコーディネートを意識した商品づくり、店舗づくりに努めています。 くらしを豊かにする商品を、オリジナル商品の開発と、独自の仕入れ・物流システムの活用により、毎日低価格で提供します。
<株式会社カインズ 概要>
代表者:代表取締役会長 土屋 裕雅
代表取締役社長 CEO 高家 正行
設立:1989年 3 月
本部所在地:埼玉県本庄市早稲田の杜1‐2‐1
資本金:32億6,000万円
事業内容:ホームセンターチェーンの経営
従業員数:13,097名(2021年 2月末)
店 舗 数:226店舗
公式サイト:http://www.cainz.co.jp/ (企業サイト)
http://www.cainz.com/ (オンラインショップ)
https://magazine.cainz.com/ (となりのカインズさん)