~竹富町内のコロナ感染拡大リスク低減と竹富町民の快適な暮らしを支援します~
1.導入経緯
竹富町は「竹富島」「小浜島」「西表島」など、琉球列島の最南端に位置する八重山諸島に属する9つの有人島と7つの無人島からなる島嶼(とうしょ)の町です。
竹富町役場(庁舎)は石垣島に所在し、竹富町民が本庁舎を訪問する際は船舶による移動が不可避で、その移動には常に感染症への感染リスクが伴うという特徴を有しており、長期化するコロナ禍においてニューノーマルへの対応が急務になりました。
船舶による移動が不可避である竹富町民に快適な暮らしを提供することはもとより、社会経済活動と感染拡大防止の両立のため、竹富町を訪れる観光客をはじめ、観光客を受け入れる竹富町内で働く人々への安心・安全を提供すべく導入に至りました。
2.実施概要
提供開始:2021年10月1日(金)
提供言語:日本語、英語
提供分野:生活、医療・福祉、交通、防災、観光、教育
メリット:窓口を利用することなくパソコンやスマートフォンで利用者が必要とする情報をタイムリーに提供することが可能
3.AIチャットボットについて
アクセス方法:竹富町ホームページにアクセスすることでご利用可能
< 設置先 > https://www.town.taketomi.lg.jp/
提供する情報:
・生活に関する情報
ごみ処理方法、税金、ライフライン、生活支援制度、苦情受付け など
・医療・福祉に関する情報
新型コロナウイルス感染状況・ワクチン接種、医療機関、医療助成制度 など
・交通に関する情報
石垣空港、船舶、バス、離島割引制度 など
・防災に関する情報
災害、避難所、海況 など
・観光に関する情報
観光スポット、宿泊施設、飲食店、アクティビティ、買い物 など
・教育に関する情報
竹富町教育委員会(リンク)
対応している質問例:
・コロナワクチンの予約について
・家電の処分について教えてください
・こども医療費助成に対象の方
・竹富町へのアクセスを教えてください
担う役割:
・いつでもどこでも誰でも利用可能な環境および体制の構築
・一定の品質を担保したボーダーレスかつシームレスな情報提供
■株式会社ビースポークについて
世界15カ国からトップクラスの開発者を採用し、独自開発した人工知能(自然言語処理)を搭載したチャットボット「BEBOT」を国内外で展開中。BEBOTは自治体および一般企業の「DXソリューション」として(1)疫病・災害を含む緊急時の多言語対応の自動化(2)窓口対応の自動化に特化したチャットボットです。台風・地震などの災害を含む緊急時に発生する外国語の質問やリクエストに対しても、政府や自治体に代わりリアルタイムで多言語対応を行なっています。
■「BEBOT」導入実績
JNTO、成田国際空港、スターアライアンス(ドイツ本社)、タンパ国際空港(フロリダ)、ウィーン国際空港)、三重県、富山市、南砺市、ホテルニューオータニ、東京ステーションホテル、ほか多数
■会社概要
会社名 : 株式会社ビースポーク
代表者 : 代表取締役 綱川 明美
所在地 : 東京都渋谷区渋谷2−21−1 渋谷ヒカリエ8F
設立 : 2015年10月
事業内容: DXソリューション「BEBOT」の開発・運用
URL : https://www.be-spoke.io/jp/