SLLは、SDGsやESGに関連する野心的な事業目標(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット、以下「SPT」)の達成状況と金利等の借入条件を連動させ、サステナビリティ経営の高度化を動機付けることで、環境的・社会的に持続可能な経済活動や成長を促進することを目的とする融資手法です。
「2050年カーボンニュートラルに整合する2030年温室効果ガス46%削減」の達成に向け、追加性(※1)を伴う再エネ電源の導入拡大が求められています。当社では、この追加性と経済性の両立を実現する企業の再エネ調達手段として、オフサイト太陽光発電(コーポレートPPA・自己託送)の電源開発による脱炭素ソリューションを展開しております。今回締結したSLLにおいては、太陽光発電所の施工容量(※2)をSPTとして目標設定しており、オフサイト電源開発事業の拡大を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
(※1)追加性(additionality)とは、企業の選択した調達方法が新たな再エネ設備投資を促進して化石燃料の代替に繋がることを意味し、RE100加盟企業等、再エネ調達に積極的な企業の中で重要視されております。
(※2)導入した太陽電池モジュール容量を算出基準としております。
【SSL契約 概要】
- 契約締結日:2021年10月26日
- 資金使途:事業資金
- KPI:低圧太陽光発電所の施工容量(※2)
- SPT:2021年度~2023年度において、低圧太陽光発電所の施工容量(※2)に対する単年導入量または2019年度比の累計増加率を設定。
- 参加銀行:滋賀銀行(アレンジャー)、 愛知銀行、池田泉州銀行、香川銀行、京都銀行、群馬銀行、高知銀行、三十三銀行、十八親和銀行、第四北越銀行、中国銀行、八十二銀行、肥後銀行
SLL 契約は、ローンマーケットアソシエーション(LMA)が定めたSLL 原則、及び環境省「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」の適合性、SPTの合理性等について、株式会社しがぎん経済文化センターから第三者意見を取得しております。詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.shigagin.com/pdf/topics_211026_SLL_ecoStyle.pdf
滋賀銀行のリリースは以下URLをご参照ください。
https://www.shigagin.com/news/topix/2495
[サステナビリティ・リンク・ローン契約の記念盾贈呈式の様子]
株式会社エコスタイル
代表者 代表取締役 社長執行役員 木下 公貴
設立 2004 年10 月5 日
資本金 605百万円
所在地 大阪本社:大阪府大阪市中央区道修町1丁目4番6号 ミフネ道修町ビル3階
東京本部:東京都中央区八丁堀3丁目14番2号 東八重洲シティービル2階
事業内容 オフサイト電源開発事業、オンサイト電源開発事業、電力小売事業、太陽光発電事業
開発実績 13,616件・704.6MW(2021年9月末日時点、太陽光発電開発施工実績)
URL https://www.eco-st.co.jp/