8組 19名の親子が「アジ」と、「ゲタ(舌平目)」をさばいて料理!【日本さばける塾 in 岡山】を開催

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2021年10月16日 10時~ 【場所】西日本調理製菓専門学校

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 岡山』を10月16日(土)に開催し、8組19名の親子が参加しました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

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  • 【日本さばける塾 in 岡山】イベント概要

・開催概要:”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、①基本のアジ+地域の特色ある魚をさばく②その⼟地ならではの、郷⼟料理や地域の食材を使った料理をつくる③海にまつわる講義を受ける、以上を実施。
・日程:2021年10月16日(土)10時00分~13時30分
・開催場所:西日本調理製菓専門学校(住所:岡山県岡山市北区大供3-2-18)
・参加人数:8組19名
・講師:長石誠
・主催:海と⽇本プロジェクト in 岡山実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
・共催:⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
・協力団体:西日本調理製菓専門学校

  • ドキドキわくわくのさばける体験

岡山県内の家族や友達同士等8組19名が参加。1時間目のさばける体験は、アジの照り焼きと牛窓に伝わる郷土料理、ゲタ(舌平目)のかけ飯を調理した。西日本調理製菓専門学校の長石先生よる魚さばきデモンストレーションののち、いよいよ参加者が魚のさばきに挑戦。参加者の多くが、アジを3枚にさばくことが初めてだったようで、見よう見まねでチャレンジするが、中には上手くさばくことができず苦戦している参加者も。それでも、長石先生にコツを教わりながら、参加者全員が無事にアジを3枚におろすことができた。子どもたちも、自分がさばいたという達成感に浸っている様子が見受けられた。アジに続き、ゲタさばきに挑戦。ゲタは、アジに比べ平べったい形をしているため、アジ以上に苦戦しながら、参加者は慎重に包丁を入れていく。ゆっくりと時間をかけて、ゲタをさばく作業も無事終了。さばいた後は、手順よく調理して「アジの照り焼き」と「野菜たっぷりのゲタのかけ飯」を完成させた。完成した2品は、参加者全員で試食。海の恵みに感謝をしながら、参加者は美味しそうに箸を進めていた。

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  • 岡山の海や魚に関する学び

2時間目の海の学習では、引き続き講師の長石先生が、瀬戸内海の特徴や岡山の食文化、そして、海洋ごみ問題について解説。例えば、江戸時代、藩主の倹約令により生まれた隠し寿司の文化。一見すると質素なお寿司だが、ひっくり返してふたを開けると、豪華なちらし寿司がお目見えするというもの。これは、贅沢を禁じられた町民の反発から誕生したお寿司であり、その文化が現在に至るまで脈々と伝承されている。また、海洋ごみに関する解説では、ポイ捨てや不法投棄の現状等、深刻な海洋ごみ問題を知ってもらい、こうしたお話を家族や友達にも伝えて、ごみ問題を身近に感じてもらい、地域のごみ清掃に参加するなどして、アクションを起こしてほしいと伝えた。今回のさばける塾を通して、魚をさばいて食べるというだけでなく、その背景にある地域の食文化や、美しい海を未来に繋いでいく大切さを学んだ。

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  • 参加児童や保護者の声(アンケートより)

「魚をさばくのは難しかったけど、いい経験になった。」
「魚の骨が固くて難しかった。」
「家でアジの照り焼きにチャレンジしてみたい。」
「海洋ごみ問題が深刻なことがよくわかった。地域のごみ清掃に参加したい。」
「海釣りに行った時、テグスを港に置いて帰ることがあったけど、これからは持って帰るようにする。」

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団体概要
団体名称:日本さばけるプロジェクト実行委員会
本社所在地:北海道函館市旭町6-14
電話番号:070-7611-0505
実行委員長:服部幸應
事務局長:國分晋吾
設立:2016年12月1日
URL:http://sabakeru.uminohi.jp/
活動内容:日本さばける塾に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

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日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

 

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