教育環境充実のため八ヶ岳中央農業実践大学校にやまびこ製品を寄贈
株式会社やまびこ(本社:東京都青梅市、代表取締役社長執行役員:久保浩 以下、当社)は、このたび八ヶ岳中央農業実践大学校に刈払機・チェンソー・パワーブロワ・動力噴霧機を寄贈いたしました。
当社は、「人と自然と未来をつなぐ」を企業理念とし、事業発展を通じて、世界中の自然環境と、共に歩む全ての人の美しい未来をつくる企業を目指しています。このたびの学生への人材育成支援の活動は、理念の実践に繋がるものと考えています。
- 八ヶ岳中央農業実践大学校へ寄贈に至る当社の願い
農林水産省の『2020 年農林業センサス結果』によると、全国の農林業経営体数は、109 万 2 千経営体で、5 年前に比べ 31 万 2 千経営体(22.2%)減少。このうち、農業経営体は 107 万 6 千経営体、林業経営体は 3 万 4 千経営体となり、5 年前に比べそれぞれ 30 万 2 千経営体(21.9%)、5 万 3 千経営体(61.0%)減少しており、農業経営体の減少が続く中で、法人化や規模拡大の進展が継続しており、二極化が起こっているといわれています。
今年、創立83年目を迎えた八ヶ岳中央農業実践大学校は、変化する社会状況の中でも変わらず、「農で夢と命を育む」という想いを大切に、組織改編を重ねながら、農業・農村の持続的発展に寄与してきました。当社は、学校の「夢と志」をもって当たる揺るがない教育方針が当社の企業理念と近く、日本の将来の農業・林業の発展に貢献できると考え、製品を寄贈しました。これからも若い世代の教育の場を充実させることなどを通じて、持続可能な社会の実現に寄与する活動を行ってまいります。
- 寄贈式について
●当社 取締役執行役員開発統合本部長 吉崎拓男のコメント
今回の寄贈は「将来、農業を担う若い世代の教育訓練に活用してほしい」との想いから実現しました。今後は、自然豊かで広大な敷地で当社の製品を実作業で利用いただき、作業フィーリングなどについて意見交換などを計画したく考えています。さらに今回の寄贈がキッカケとなり、両者の発展、さらには当社の企業理念でもある「人と自然と未来をつなぐ」、その理念を実践できるような活動に繋がれば、この上ない幸せであります。
●八ヶ岳中央農業実践大学校 大杉立校長のコメント
本校は、「農で夢と命を育む」をモットーに実践的教育を行う83 年の歴史を持つ農業⼤学校です。これまで3,400 名近くの卒業⽣を輩出し、農業現場を中⼼に各⽅⾯で活躍しています。しかし、ここ数年、学⽣数の減少、⽣産の落ち込みなど厳しい状況が続いておりました。そうした中で、株式会社やまびこ様から多数の農機具を寄贈いただいたことは⼤きな励ましであり職員・学⽣⼀同⼤変感謝しております。また、草刈りや伐採を⾏う製品性能チェックを本校で実施いただけるなど今後もそのような機会を設けることで両者の良好な関係継続に繋げられればありがたいと考えております。
【学校概要】
学校名:八ヶ岳中央農業実践大学校
所在地:長野県諏訪郡原村17217-118
設立:1938年
URL:https://yatsunou.jp/
実践大学校では、「野菜」「花卉」「酪農」「養鶏」の4部門で学生はこの中の1部門を選択。教員学生一体となって農業の楽しさ、厳しさを肌で感じながら生産・流通・経営知識・専門技術の習得を行う経営実践教育が特色です。
- 当社の企業理念
やまびこグループの理念は、「エッセンス」、「存在意義」、「行動指針」という3つの要素からかたちづくられています。エッセンスは存在意義と行動指針を凝縮した「人と自然と未来をつなぐ」をテーマに、やまびこグループとして目指すべき企業の姿・企業活動の本質として表現しています。さらに存在意義はやまびこグループが社会の中で担うべき役割と責任を宣言し約束するもので、行動指針はやまびこグループの社員一人ひとりが業務に臨むべき姿勢をまとめたものです。これら企業理念に則った事業活動が行われるように日々努めております。
【会社概要】
代表者 :久保 浩
本社所在地 :東京都青梅市
設立 :2008年12月1日
事業内容 :小型屋外作業機械等、各種機械の製造および販売
URL :https://www.yamabiko-corp.co.jp