TBWA HAKUHODOと専門家の有志が制作 『気候変動アクションガイド』を公開

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気候変動対策で「自分は何をしたらいいの?」と思っている人に知ってほしいアクションまとめ

TBWA HAKUHODO(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:今井明彦)とFUKKO DESIGN(本社:東京都渋谷区、代表理事:河瀬大作)は、気候変動対策で「自分は何をしたらいいの?」と思っている人に知って欲しい、現状や具体的なアクションをまとめた『気候変動アクションガイド』を発表しました。

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TBWA HAKUHODOとFUKKO DESIGNは、これまでに『防災アクションガイド』として、「大雨&台風」「熱中症」「天気の急変」「冬の荒天」「地震&津波」「女性向け防災」など、様々なテーマで自然災害に対する対策をまとめてきました。しかし、近年、地球温暖化によって自然災害が増加していると言われ、国内外で様々な被害が発生しています。そこで、短期的な災害への対策だけでなく、自然災害を減らす中長期的な対策も必要と考え、気候変動に関する具体的なアクションをまとめた「気候変動アクションガイド」を制作することにしました。

近年、気候変動対策として様々なアクションが紹介されるようになりましたが、「自分が今すぐできることは何?」という疑問の声をよく耳にします。その疑問にわかりやすく答えるために制作された本ガイドは、地球温暖化の現状や今後の地球環境の予測、さらには効果的な対策の紹介、アクションを始めるための基礎知識など、気候変動についての疑問に簡潔に答えている対策集になっています。

「気候変動アクションガイド」は「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の第6次評価報告書の主執筆者の一人である国立環境研究所 江守正多さん、SDGsや気候変動に関する世界の情報を発信するコミュニケーターの根本かおるさん、Z世代のアクティビストの能條桃子さんなど、様々な専門知識を有するメンバーにも協力してもらいながらまとめました。

10月31日から11月12日まで開催された、気候変動に関する国際会議「COP26」をきっかけに気候変動に関心を持った方も多いかと思います。このような気運の中で少しでも具体的なアクションにつなげられたらと考え、このタイミングで発表しました。

今までの「防災アクションガイド」と同様に、様々な情報が飛び交うSNSでの拡散を視野に入れ、わかりやすさはもちろんのこと、すぐに実践できるようにイラストなどを交えたデザインにしました。また、地球温暖化の現状を視覚的にもわかるように、グラフなどシンプルなものにしてわかりやすく紹介しています。自分自身がアクションしようと思う時はもちろん、周りの人を巻き込めるように気軽にシェアできる内容になっているので、ぜひご活用いただければと思います。

 『気候変動アクションガイド』は、4枚でまとめています。

「KNOW 気候変動でどうなる?」
いま気候変動で起きていること、100年後に起きると予測されていることを解説しています。

「THINK効果的なアクションを考えよう」
気候変動対策として必要なCO2等の排出量削減について、個人や企業が行う対策の効果を説明しています。

「CHOOSE 個人でできる対策を選ぼう」
効果が大きい住宅や移動についてのアクションや、身近でできるアクションについてまとめています。

「ACT小さなアクションから社会の変化へ」
アクションを始めるためにフォローすべきSNSアカウントや、必要な行動について紹介しています。

 

『気候変動アクションガイド』
URL: https://www.tbwahakuhodo.co.jp/uploads/2021/11/TBWA-HAKUHODO_climate-change-action-guide.pdf
 

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【プロジェクトリーダー TBWA HAKUHODO 兼 FUKKO DESIGN 木村充慶 コメント】

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『気候変動アクションガイド』は「防災アクションガイド」の展開版として制作しました。しかし、防災と気候変動対策では個人で行うことの意味合いが大きく違います。それは一番最初の打ち合わせで国立環境研江守さんにも指摘されました。「防災は自分が対策することで自分の命を守ることはできる。ただ、気候変動対策は1人の行動だけではほとんど変わらない。社会を、地球を変えなければいけないので」。
社会や地球をどうやって変えていくのか。その中で、個人ができることは何なのか。気候変動の対策としては個人以上に企業の対策が必要と言われる中で、そもそも個人でやれることなんてあるのか。
明確な答えがない中で、社会を変えるために個人ができることを可能な限り考えてみました。毎回2時間以上、時には4時間以上の打ち合わせを重ね続け、半年かかってようやくまとまりました。たった4枚でしかないのですが、メンバーみんなで何度も何度も議論しては書き換え、一言一句拘り抜いたものになります。ぜひ多くの方々に見てもらえたらと思います。

プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー:木村充慶(TBWA HAKUHODO/一般社団法人 FUKKO DESIGN)
アートディレクター:上村昌(TBWA HAKUHODO)

専門家

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   江守正多(気候科学者)  根本かおる(コミュニケーター)   能條桃子(アクティビスト)  など

TBWA HAKUHODO(TBWA博報堂)について
2006年に博報堂、TBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された総合広告会社です。博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」「パートナー主義」とTBWAがグローバル市場で駆使してきた「DISRUPTION®︎」メソッドを中心とした独自のノウハウを融合。質の高いソリューションを創造し、クライアントのビジネスの成長に貢献します。「DISRUPTION®︎」は既成概念に縛られず、常識を壊し、新しいヴィジョンを見いだすTBWA HAKUHODOの哲学です。マーケティングに限らず、ビジネスにおけるすべての局面でディスラプションという新しい視点を武器に事業やブランドを進化させるアイデアを生み出します。
https://www.tbwahakuhodo.co.jp

FUKKO DESIGNについて
一般社団法人FUKKO DESIGNは、「⺠間ビジネスの力を結集して新たな”復興”をつくる」を活動テーマに、平時のときから行政、⺠間企業、メディアとのネットワークを構築し、有事の時にすぐにサポートする体制をつくるほか、有事の際の被災地に関する情報発信の支援、復興タイミングにおける地域の魅力発信、企業のマッチングサポート支援などをトータルにデザインしていく団体として活動していきます。
https://fukko-design.jp/
 

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