空気清浄機『MAM2』は、車用エアコンフィルターという既存資源を有効活用することでSDGsの推進を行います。各モデル毎に専用フィルターの開発、製造、販売をする、業界の構造的非効率性に警鐘を鳴らします。
SDGsを推進する空気清浄機『MAM2』が日本初上陸。空気清浄機のモデル毎に専用フィルターを製造販売するという手法からあえて脱却し、既存の車のエアコンフィルターを活用することで、ランニングコストの削減と既存資源の有効活用を実現します。
『MAM2』は韓国企業Aiwanatech社が企画開発。創業者であるチャンドン・キム氏(以下、キム氏)は家電製品用モーターの技術営業として10年以上のキャリアを持ち、空気清浄機に使用するモーターから『MAM2』の開発アイディアが着想しました。
(写真1.Aiwanatech社創業者であるチャンドン・キム氏)
韓国での大気汚染への関心は、日本とひけをとらない位高く、特に中国大陸から流れてくるPM2.5をはじめとした粒子の流入量に高い関心があります。一方で、空気清浄機のフィルターコストがかさむことで、空気清浄機を“思いっきり”使えていないという市場ニーズがあります。
キム氏は、(空気清浄機の3~5年の利用で)交換用フィルター代が本体価格よりも高くついてしまうことを是正することに取り組み、試行錯誤を重ねる中で、車用エアコンフィルターを活用する方法に活路を見出しました。
韓国では、車用エアコンフィルターの規格が現代自動車、騎亜自動車等、各メーカーで統一されており、且つ中国と地理的距離が近いことから大量の車用エアコンフィルターが供給され、供給過剰による値崩れを起こしていました。キム氏は値崩れを起こしている車用エアコンフィルターを空気清浄機に流用することで、供給過剰の解消へ寄与し、空気清浄機のフィルター費用を低減することに成功します。
車用エアコンフィルターを流用する技術はこれまでに例がなく、試行錯誤の連続でしたが、車用エアコンフィルターがうまく機能する本体構造にすること、またサイズが大きいが静音なブラシレスモーター(BLDCモーター)を利用することで実現しました。また、空気清浄機の出力を担保するためにハリケーン循環構造を研究、開発(特許取得済。特許番号:10-2154917)し、車用エアコンフィルターを利用可能な空気清浄機『MAM2』が誕生しました。
Aiwanatech社は韓国の大手クラウドファンディングサイトWadizにて先行販売を開始した所、6,300%超えの支援を集めました。
Wadizプロジェクトページ
https://www.wadiz.kr/web/campaign/detail/56714
合同会社クラウドトレーディングジャパン(東京都中央区)は2021年より、サステナブル空気清浄機MAMの輸入総代理店として活動しており、この度、大手クラウドファンディングサイトMAKUAKEにて11/17(水)よりMAM2の先行販売を開始致しました。
【Makuake先行販売ページ】
https://www.makuake.com/project/mam2