温暖化ガスの排出をめぐり取引先まで含めた削減努力などが評価
弊社代表取締役社長 小川恭範 11月24日表彰式集合写真(於 東京會舘)
前列向かって一番左が小川
日経SDGs経営大賞」は、日本経済新聞社が実施した「日経SDGs調査」の結果に基づき、有識者
からなる外部審査委員会にて企業の取り組みや戦略を総合的に審査して、「SDGsと経営を結びつける
ことで事業を通じ社会、経済、環境の課題解決に取り組み、企業価値の向上につなげた企業」を認定し、
表彰するものです。
「環境価値賞」は、リスク・機会の分析や環境監査などの「方針」、「温暖化ガス」の排出量や把握
範囲、実績数値など、「廃棄物」「消費電力」「水資源」の量的把握や長期目標の有無、実績数値など、
そして気候変動への適応策や環境課題への解決策、生態系保全のための活動など「気候変動、資源、生
物多様性」を総合的に評価された企業に与えられる賞です。
今回当社は、温暖化ガスの排出をめぐり、重要性が増している取引先まで含めた削減努力、TCFDへ
の賛同と有価証券報告書への情報開示や再生可能エネルギーの積極的な導入の「環境目標設定」などが
高く評価され、初めての受賞となりました。
2021年3月、エプソンは、“ありたい姿”を「持続可能でこころ豊かな社会の実現」と定め、社会課題
の解決にむけて社会・環境・経済価値を創造し供するため、長期ビジョンを見直し「Epson 25 Renewed」
を策定しました。また、エプソンが重視している環境問題への対応では、「環境ビジョン2050」を改定
し、2050年に「カーボンマイナス」と「地下資源*1消費ゼロ」の達成を目指しています。
*1 原油、金属などの枯渇性資源
今回の受賞を励みとし、エプソンは、SDGsが掲げる持続可能でよりよい世界を実現するために、今
後も我々の持つ技術、製品、サービスの提供を通じて、世の中に貢献できるよう取り組んでまいります。
以上
【以下、参考資料】
<エプソンの環境への姿勢>
エプソンの環境に対する姿勢は、1942年に信州諏訪、諏訪湖のほとりに大和工業として創業以来、
創業者の「諏訪湖を汚してはならない」という想いからつながっています。
1992年には、世界に先駆けて日本国内で洗浄用特定フロンを全廃、翌1993年には全世界のエプソ
ングループでフロン全廃を達成するなど、その想いは脈々と受け継がれ、現在は「環境ビジョン2050」
を掲げ、環境活動に取り組んでいます。
■エプソンのサステナビリティ活動紹介ウェブサイト:https://www.epson.jp/SR/