2021年11月19日(金) 横須賀市立粟田小学校 6年生(60名)
SDGs課題14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、一人一台の端末(Chromebook)を使いながら、プログラミングによる社会課題解決の可能性を学習しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
・開催概要:「プログラミングで海のSDGs!」出前授業 授業内容「ぱくぱくシャチ(SDGs × Scratchプログラミング)」
・日程 :2021年11月19日(金) 1回目 10:35〜12:10、2回目 13:20〜14:55
・開催場所:横須賀市立粟田小学校
・参加人数:6年生(各30名×2クラス)
・後援:環境省、総務省
・協力:リトルスタジオインク株式会社
- Scratchプログラミングを使ってシャチを救おう!
6年生2クラスを対象に、ブロックプログラミングのScratchを使い、SDGs × プログラミングの出前授業を行いました。まずは、児童が持っているChromebookで、Scratchの操作について学習しました。
今回のプログラミング授業では、海にいるおなかがすいたシャチを救うため、魚の場所を教えて食べさせてあげるプログラムを組むことに挑戦しました。
- プログラミングを通して学ぶ「海洋プラスチックごみ問題」
授業の後半では、豊かな海を脅かす「海洋プラスチックごみ問題」にも触れます。プログラムの中ではシャチがプラスチックごみを食べないように救うことはできましたが、現実の世界では簡単にできることではありません。現実の世界ではどうしたらよいのかということを考えてみました。科学技術を使い、実際にプログラミングで海を守っている活動について学びました。
児童からは、「魚へのLOVEが深まりました。」や「プログラミングを通して海を守る活動を知ることができて楽しく学べた。」との感想があり、担当の先生からは「世界的な関心事を子どもたちと共に学んで活動の助けになりたいと思いました。」という感想がいただけました。
深くは知らない社会課題や、私たちがかかえる社会課題のひとつ「海に関わる問題」を、プログラミングを通じた出前授業で伝えることができました。子どもたちに、将来プログラミングで社会課題を解決できるアイデアを想像したり、未来に繋がる学習の機会が持てました。
団体概要
<法人概要>
法人名称:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト
本社所在地:東京都渋谷区猿楽町29-10ヒルサイドテラスC-21
電話番号:03-5784-4651
代表理事:柴本 猛 日本ビクター(株)元理事・元CTO(最高技術責任者)
理事 :奈良橋陽子 作詞家・演出家・映画監督・キャスティングディレクター
木村文彦 東京大学名誉教授
古川タク 日本アニメーション協会会長、アニメーション作家・イラストレーター
勝浦範子 國學院大學栃木短期大学特任教授
設立 :2007年9月3日
URL :https://programming.or.jp/umip
活動コンセプト :イエロー ピン プロジェクトは、子供のことを、ほんとうに考えている、本物のおとなたちのプロジェクトです。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/