【「まなぶ」と「はたらく」をつなぐスキルアップ型キャリア支援サービス『44(ヨンヨン)』】
44は、学生の学外活動を支援し、「まなぶ」と「はたらく」機会を同時に提供するスキルアップ型キャリア支援サービスです。教育機会の格差を無くし、2030年の主体性が重Z要視される社会を想定した人材の育成を可能にします。現在情報社会の発展により、キャリア選択の多様化と共に主体性のある人材が重要視されています。学生活動も留学やインターンだけに限らずスキル系コンテンツの需要も高まってきました。一方情報が多いため、選択が難しくなり、「なぜ?何を?」学ぶか、そして学びとキャリアとしての出口が関係性が見えず行動できないといった課題があります。また奨学金を利用している大学生は全体の約50%となっており、経済的課題によって行動できないといったケースも多く存在します。
44ではオンライン教育を学習コンテンツ提供会社様と提携し、幅広いコンテンツを紹介させて頂くと同時に、受講生のキャリアをトラッキングすることで、「まなび」と「はたらく」のつながりを可視化していきます。この学生データは、さらに下の世代のキャリア選択に貢献することができ、行動する障壁を低くすることが可能になります。また学生を応援したい、教育の機会格差に取り組んでおられる企業様と提携を進め、支援金による学習コンテンツ受講機会を提供していきます。
【募集開始:学習コンテンツ提供会社様、学生支援に興味のある企業様】
LOMは本日より「学生を応援したい企業様」「はたらく機会を提供したい企業様」「学生にまなびを提供したい学習コンテンツ提供企業様」の募集を開始します。詳しくは下記URLからご確認ください。
・LOMお問合せページ:https://lom.or.jp/contact/
【サービス背景】
「主体性」という能力が2020年代に入り、より重要視されるようになりました。テクノロジーの進化のスピードは加速し、今やIT企業という言葉は死語になりつつあり、どの企業でもテクノロジーは欠かせない要素になっています。そんな変化の激しい時代に、求められるスキルも多様化し、すぐさまに適応できる柔軟な人材が必要とされています。高いスキルを取得していることのメリットも多い一方、現代ではスキルをより効率的に得られるようになりました。結果として、主体性を持って貪欲に生涯学習していける人材こそが現代にとって重要な人材であるという認識が広まっていると考えられます。
(出典:全国大学生活協同組合連合会)
実際マイナビのインターンシップ経験で大学生が伸ばしたい社会人基礎力は「主体性」が1位で60%以上の学生が大切であると感じています。
またコロナ後の全国大学生活協同組合連合会のアンケートの「新しく初めたいことはなにか?」という質問に対し、多くの学生が課外学習に関心があり、行動を起こしたいと考えている事がわかります。
課外活動を「主体性」を持って活動する重要性と社会のニーズがある一方、「まなび」と「はたらく」のつながりが見えず行動を起こす障壁になっているのも現状です。高校生時代にはセンター試験を合格すれば、良い大学に入れるといった公平で結果の見えやすいシステムがありました。しかし大学生になった途端にキャリアを自分で決めなければならず、センター試験一択ではなく、社会には様々な選択肢があることから行動が起こせないというのが現実問題として存在します。
(出典:日本政策金融公庫「平成30年度 学生生活調査」)
また経済的課題は大きな課題であり、日本はOECD加盟国(ヨーロッパ諸国を中心に日・米を含め38ヶ国の先進国が加盟する国際機関)の中で教育に対する公的支出の総額が最下位から4番目と非常に低いです。少子高齢化の影響もあり、若年層に対する予算が割合として少なくなっていっているのが現状です。結果として奨学金受給者は全体の50%近くになっており、経済的課題を感じる学生が多くいます。
【代表の想い】
この度サービスを立ち上げるに至った理由は、私自身の経験によるものです。私は高専卒/外資系専門商社/海外大学卒/フリーランス/スモールビジネス起業/株式会社LOM代表取締役就任と様々な形態のキャリアを歩んできました。高専卒業からの商社勤務時代の中で「学歴社会の障壁」を感じることが多く、採用選考や採用後のキャリアにも学歴が重要視される事が一般的でした。現在ITと呼ばれる企業が誕生してから20年以上が経過し、アメリカを筆頭に先進国では能力主義的な社会構造による企業の発展が重要視されています。日本社会の発展にも「主体性を持った人材と能力の証明によるキャリア形成」が必要な考え方です。既にGoogleやAmazonなどの海外企業に加えて、日本の大手企業もスキル採用や学歴不問を人材採用に取り入れおり、着実にキャリアは新しい形態へと変化しています。LOMはこの新しいキャリアの方向性に適したサービスを提供しています。
一方、主体性ある人材の「機会の格差」が課題となっており、情報が溢れる社会だからこそ、キャリア選択の複雑性が増しています。昔は良くも悪くも学歴社会。良い大学に入ることがキャリアの可能性を広げる唯一の選択であり、重要なのは「勉強をすること」と明確でした。しかし現代では、企業が求める能力や職業の種類が多様化したため、主体性ある学生はいても行動するまでに至らないケースが存在しています。
加えて、日本はOECD加盟国で教育にかける予算が少ないことで知られており、経済的課題による「教育の機会格差」も同時に存在しています。LOMはこのキャリアの不透明性と経済的課題の解決を目指し、「誰もが挑戦できる機会の創出」に向けたサービスを展開し、未来を支える学生たちの支援に取り組んでいきます。