【新商品】「液体beaconで現場をセンシングする」製造現場でもはじまるSDGs

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持続可能な生産現場の実現に向けて、ユカワ化工油が全く新しい金属加工油beaconの販売を開始

ユカワ化工油株式会社(本社:愛知県岡崎市、社長:川澄薫)は、2021年12月よりSDGs実現に向けた全く新しい金属加工油「beacon」( https://www.beaconf.jp )の販売を開始致します。
新製品beaconの液体センシングは、製造工程の見える化を行い電子カルテ上にデータ化することで、ロスを減らし環境負荷をさげながら金属加工油の製品ライフサイクルの長期化に貢献します。
新製品beacon発表に伴い、新たな販売代理店(Sustainable Action Partner)を全国から募集します。

【新商品】「液体beaconで現場をセンシングする」製造現場でもはじまるSDGsのサブ画像1_beaconプロダクトbeaconプロダクト

■Sustainable Action Fluids "beacon"とは
beaconは、SDGs達成にアプローチできる全く新しい金属加工油です。
達成のヒントは、従来からある金属加工油の課題改善がカギとなります。一次性能での、切削性、冷却性、洗浄性、二次性能での耐腐敗性、加工後の洗浄性、機械へのダメージなど、これらは課題の筆頭項目です。beaconはこれらの課題を改善することにより、生産性の向上、廃棄物の減量を通してSDGsを達成します。

beaconが現場をセンシングする
beaconのセンシングは、金属加工油としての従来の性能に加え、センサーの役目も兼ね備えています。
切削油をセンサーとして、使用中の切削液の性状データを蓄積し、製造現場のトレーサビリティ、持続可能性を高めるための電子カルテを提供します。これにより、現場の生産性を向上させ、SDGs 13「気候変動に具体的な対策を」の実効性を高めます。また、現場の生産性をDXにより高め、SDGsの行動を促す液体として活用できるのです。これがbeaconのセンシングです。

【新商品】「液体beaconで現場をセンシングする」製造現場でもはじまるSDGsのサブ画像2_3タイプのbeacon3タイプのbeacon

 

■beaconの4つのベネフィット
<職場変革>いつも機械がきれいで油臭くない
加工後の切削液の洗浄性が良好で抗菌性が高いことにより実現できます。

<手間いらず>誰がやっても簡単に品質を確保し使いつづけられる
beaconでは、切削液の希釈が容易にでき、液情報の取得が正確に行うことができるため、加工品質の管理が簡単に高品質で行えます。

<環境負荷低減>交換サイクルが長く手間も環境も負荷も減る
beaconは、切削液としての安定性が確保されており、廃棄サイクルの延長化を実現できます。

<切削見える化>電子カルテでトレーサビリティ管理できる
beaconを用いることで、切削液管理をシステム化して、現場情報の分析がより重層的に行えます。

現場のニーズに応えるだけはなく、困り事を解消し共に発展していくこと、これがbeaconのベネフィットです。ユカワ化工油は、現場を支えるみなさまと共に、次世代の子供たちの持続可能な未来のために、beaconでSDGs達成を実現していくことをスローガンにしています。

■【SDGsを達成可能な油剤とは】を理念に商品開発
切削油剤(Cutting Fluid)は、JIS-K2241で規定されており、その中でも水溶性切削油剤はJIS分類でA1種から3種があります。A1種は乳白色エマルジョン型、A2種が半透明または透明のソリュブル型、A3種が透明に溶解するソリューション型になります。

従来から広く使用されているエマルジョン(JIS A1種)は、切削液の安定性を持続させるために、希釈手順と正確な濃度管理が求められ、現場での作業の大きな負担になっています。
しかしこの手順が守られても、機械的なせん断や熱、外部からの汚染が原因で不安定になり、持続できません。
潤滑基剤である鉱物油や植物油脂中の炭化水素が微生物に資化されることにより、油分が分解され微生物の増殖が起こります。これが腐敗の原因となり、同時に、微生物はバイオフィルムという強固なコロニーを形成し耐性をもち、新液に交換しても短期間で臭いが発生するという悪循環が発生します。
また、微生物発生を抑えるためにpHを9以上に維持することや強い殺菌剤を配合することも人の皮膚に刺激を与える要因の一つになっています。

これらの問題を解決するために、新製品beaconでは良好な水溶解性と微生物による資化の排除を検討しました。

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■具体的にbeacon開発で解決しようとしたこと
1 誰でも簡単に水に溶かすことができること
・密度や粘度が水に近いこと
・水分散性を考慮した配合処方の検討
 
2 資化要因の排除と冷却性能と潤滑性能の確保
・潤滑基剤の代替の検討「ポリエーテルの選定とその潤滑性補完」
・ポリエーテルの機械部材への適応性の検証
・劣化への対策

3  配合処方は性能劣化を回復できるようにすること
・長期利用を実現するために性能劣化を回復できるように処方を検討
・性能劣化回復添加剤も併せて開発する

ユカワ化工油が50年にわたって培った実績、経験を基礎に、現場のみなさんと共に「次世代の子供たちの持続可能な未来のために」をスローガンにして、beaconソリューションは完成をみました。

販売代理店(サステナブルアクションパートナー)募集
beaconのコンセプトを通して、持続可能な生産現場をユカワ化工油と一緒にサポートしていく販売代理店(サステナブルアクションパートナー)を募集します。単なる切削油の販売にはとどまらず、今後主流となっていく製造現場のDXを伴う新しいソリューションとなります。
サポート内容は、beaconの販売とbeacon analyticsによる性状データ情報の収集と分析結果に伴う課題解決活動です。詳細につきましては、営業担当者よりご説明させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

▼代理店についてのお問い合わせ
https://www.beaconf.jp

■SDGs(エスディージーズ 英語: Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)
SDGsは、17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標。
持続可能な開発のために必要不可欠な、向こう15年間の新たな行動計画として「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が2015年9月25日の国連総会で採択された。この中で、持続可能な開発目標(SDGs) として17の世界的目標と169の達成基準が示された。

■会社概要
ユカワ化工油株式会社
代表者:代表取締役 川澄薫
所在地:愛知県岡崎市大幡町東方便野74
会社URL: https://www.yukawa.co.jp
beaconサイト:https://www.beaconf.jp

ユカワ化工油株式会社は2021年に創業51年を迎える。現場主義をモットーに製品のご提供と問題解決のお手伝いを行ってきました。
beaconの設計デザインは、2004年の油剤業界では初となる、クーラント遠隔監視システム構築で得られたデータによります。性状変化の少ない耐久性の高い切削油剤を開発し、切削油剤をセンサーとして活用して、液管理の簡素化、トラブル予防、廃棄物の減量化など現場での様々な課題を改善できる新製品とサービスの提供を実現しました。
beaconは、お客様と一緒に切削現場でSDGsのアクションを起動させます。

▼本プレスリリースに関するお問い合わせ
こちらのフォームからお願い致します。
https://www.beaconf.jp
 

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