SDGsへの取り組みが加速。SDGsに関するワークショップを開催。

0
522
SDGsへの取り組みが加速。SDGsに関するワークショップを開催。のメイン画像
企業の最新情報や、ユーザーへのインタビューなどを通して、トレンドを追跡するプロジェクト『トレンドラボラトリー』(株式会社ルーティングシステムズ内)は、企業や生活者の中にも普及しつつある「SDGs」について、トレンドに敏感な10代、20代の男女とのワークショップを2021年11月に都内で開催しました。

SDGsへの取り組みが加速。SDGsに関するワークショップを開催。のサブ画像1

「SDGs(持続可能な開発目標)」とは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)別ウィンドウで開くの後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

10代、20代の若者は「SDGs」をどう見ている?
ワークショップを通じて感じたこと、それは、10代、20代の「SDGs」に対するモチベーションの高さであった。
未来の地球を考え、どうすべきか?参加者の意識は高く、真剣に考える様子が印象的であった。

参加者の一人は、
「SDGsに関する取り組みや発表は、ここ数年で、一気に拡大したと思う。とても良いことだと思ってます。
しかし、まだまだできること。すべきことは多いと思うし、SDGsなど気にせず、生活している人の方が、多いのも事実だと思っている。」

また、別の参加者は、
「コロナが私たちにもたらしたのは、恐怖と災難だけではなく、教訓と発展をもたらした」と「コロナのおかげで、テレワークが進み、私たちの生活環境は一変した。このことは、無駄をなくす社会変わった」と話す。

ワークショップの中で、共通した見解であったのは、「SDGsの名称や存在は知っているが、具体的に内容を知っている。また、意識して実践している人は少ないのでは?」ということであった。

そして、話は、企業の取り組みへと進んでいった。

ワークショップ開催時に、たまたま手元に届いた一枚のニュースレター
ワークショップ開催の前日に、ブラインドや間仕切の開発・製造を行う老舗企業の立川ブラインド工業から発信された、SDGsに関する取り組みが記載されたニュースレターが手元に届いた。

SDGsへの取り組みが加速。SDGsに関するワークショップを開催。のサブ画像2

ブラインドや間仕切のパイオニア的な存在である立川ブラインド工業では、SDGsに賛同し、ブラインドや間仕切をはじめとするインテリア製品を通じて、「人にやさしい 快適な環境づくり」を提案するとともに、省エネや安全・安心を追求したモノづくりを行っているとのこと。

また、「事業を通じて、環境に配慮した取り組みを行い、持続可能な社会の実現に向け、積極的に活動を推進してまいります」とSDGsにかける意気込み・想いが記載されていた。

立川ブラインド工業がSDGs達成に向けた「5つの取り組み」
1.建築物内外の生活環境の改善
2.環境負荷低減
3.働きやすい労働環境と社員の多様性
4.持続可能性かつ透明性の高い企業活動
5.社会貢献活動

ワークショップの参加者に、立川ブラインド工業から発信されたSDGsに関する取り組みが記載されたニュースレターを読んでもらった。

コンセプトである「人にやさしく快適であること」について、「人にやさしい」ことを前提にしていることは素晴らしいと思うと参加者たちは話をしていた。“優しさ”は、今の時代、大切だと話をしていた。優しさとは、ありとあらゆるモノに対して、これからの時代では考えていかなくてはいけない時代になったと話がされた。

また、ニュースレターに書かれていた商品の内容を見て、参加者は一様に、「商品の細部までこだわって作られていることがわかる」と口を揃えて話をしていた。「作り手の気持ちが入った(感じられる)良い商品だと」。

SDGsへの取り組みが加速。SDGsに関するワークショップを開催。のサブ画像3

SDGsに対する企業の取り組みは、今後も進んでいくと思われる。世界が幸せになる日まで、私たちは取り組み続けていく。

また、SDGsの取り組みは、近年では教育現場にも育まれている。
最近では、11月16日に、草津市立松原中学校(草津市下笠町)で、ボードゲームを活用した全校生徒対象のSDGs学習が実施された。

1・2時間目は1年生、3・4時間目は3年生、5・6時間目は2年生が授業を受けた。
初めにSDGsコンサルタント「あもる」代表の島田利恵さんがSDGsの認知度や世界で起こっていることについてオンラインで話し、守山高校の2年生がSDGsボードゲーム「サスティナブル・ワールド・ボードゲーム」のルールを説明した。

サスティナブル・ワールド・ボードゲームは、SDGsに関する取り組み事例を分かりやすく楽しみながら学ぶツールとして、未来技術推進協会(東京都千代田区)が開発。プレーヤーが「大企業」「慈善団体」などの役割に分かれてプレーする。役割によって年間予算が異なり、各自はランクアップ(自己成長)と17のSDGsの達成(世界を良くする)ことを目指す。

SDGsへの取り組みが加速。SDGsに関するワークショップを開催。のサブ画像4

こうした学生を対象としたSDGsの取り組みは、大事だと思う。

未来を担う子供たちが、小さいころからSDGsについて学び、普通のこととして、暮らしていく、過ごしていくことで、大きな一歩に繋がる。

明るい未来となることをトレンドラボでは願っています。

(ご参考)
立川ブラインド工業株式会社 「SDGsへの取り組み」
詳しい取り組みはこちらをご覧ください
https://www.blind.co.jp/corporate/sdgs/index.html

SDGsへの取り組みが加速。SDGsに関するワークショップを開催。のサブ画像5

 

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください