特別授業や発電所見学からアクションプランの実現までサポート
青稜中高は「子どもたちの未来を守りたい」という思いから、12月1日に、学校全体で使用する電力をしろくま電力(ぱわー)に切り替えました。
青稜中高には「SDGs部」という部活があり、中学生・高校生あわせて41名が所属。脱炭素のみならず、外交問題やフードロスなど、サステナブル社会の実現に向けて、生徒たちが高い意識をもって取り組んでいます。
しろくま電力(ぱわー)は青稜中高のSDGs部の生徒たちに対し、特別授業や太陽光発電所見学の機会を提供。脱炭素について理解を深め、具体的なアクションプランを考えてもらい、その実現までサポートすることで、未来ある子どもたちの思いが社会や大人を動かすきっかけになればと、今回の共同プロジェクト実施に至りました。
■プロジェクト概要
①「世界一脱炭素に熱い男」前田雄大による特別授業(2021年10月29日実施)
afterFITの執行役員CCO(チーフ・コミュニケーション・オフィサー)および脱炭素メディア「EnergyShift」発行人兼統括編集長を務める前田雄大による特別授業を、青稜中高にて実施しました。
外務省出身の前田ならではの視点として、国際情勢からみたエネルギー問題について解説し、「脱炭素は単なる環境問題ではなく、国際政治・経済と密接に関係する社会課題である」というメッセージを、生徒たちにとって分かりやすい切り口で語りました。
②「グリーン電力ができるまで」を学ぶ 太陽光発電所見学会(2021年10月31日実施)
これから生徒たちが通う学校に供給されるグリーン電力はどのように生み出されるのか、その仕組みやスケールを肌で感じてもらうため、茨城県那珂市の太陽光発電所に生徒たちを招待し、見学会を実施しました。
太陽光パネルの発電の仕組みについて説明を聞いたり、ドローン点検のデモンストレーションを体験したりと、普段は中に入ることができない太陽光発電所内でさまざまなアクティビティを行った生徒たちは、終始目を輝かせており、質疑応答も活発に行われました。
発電所見学の詳細についてはafterFITのnoteブログをご覧ください。
https://note.com/afterfit/n/n5ebe1f92aefc
③「私たちが考える脱炭素アクション」SDGs部生徒たちによる父母へのプレゼン大会(2021年11月6日実施)
特別授業や発電所見学を通して学んだことを踏まえ、生徒たちは「子どもだけでは難しいけど、企業や大人の力を借りれば実現できそうな脱炭素アクションプラン」を考え、青稜中高の父母会にてプレゼンを行いました。
生徒たちから提案されたアクションプランは、しろくま電力(ぱわー)全面バックアップのもと、2022年にかけて青稜中高と共同で実現に向けて取り組んでいきます。
■青稜中学校・高等学校について
「社会に貢献できる人間の育成」を建学の精神に掲げ、自ら考え判断する力を育成しながら、大学受験はもちろん、その先のキャリアまで見据えた教育を行うことをモットーとしている。「面白さや楽しさとの出会い」をテーマに、教師陣が工夫を凝らした授業を展開。勉強はもちろん、部活動や行事に打ち込む生徒たちの明るく伸び伸びとした校風も特徴。
■SDGs部について
2021年4月1日より発足し、41名の部員が所属する。週2の全体会と、週1~2回の分科会が主な活動となる。
2030年に向けたSDGsの目標達成に向け、「子どもが変われば大人も変わる」のスローガンのもと、中高生だからこそ出来るアクションを模索し、実行していくということを部のテーマとして活動。現在は、環境問題、外交問題(主にミャンマー)、フードロス、教育(ヤングケアラーや児童福祉など)、農業、リサイクルといったテーマを主軸としているが、生徒の希望により今後もテーマを増やしていく予定。
■afterFITについて
グリーンに特化し、発電・送電・売電の電力3事業を展開するグリーン電力会社。自社で開発から保守管理まですべてを一気通貫で行える強みを生かし、発電事業領域で成長。その実績を生かし、AIを活用した発電適地探しや大規模蓄電池をアルゴリズム制御するシステム開発など、グリーン電力の課題解決に力を入れている。売上高(2021年4月期)190億円。国内25拠点のほか、ベトナム、インドネシアにも進出。
【株式会社afterFIT 会社概要】
創業 :2016年10月
代表取締役: 谷本貫造
資本金 :5億2,400万円
本社所在地:東京都港区芝大門2-4-6豊国ビル
事業内容 :グリーンエネルギーに関する課題解決事業(電力事業、太陽光事業、風力事業、メディア事業)
URL :https://afterfit.co.jp/
◇しろくま電力(ぱわー)公式webサイト:https://shirokumapower.com/