2022年 年頭所感 │ シナネンホールディングス株式会社

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再生可能エネルギー・DX推進に積極投資。持続的成長へ基盤整備を推進

シナネンホールディングス株式会社
代表取締役社長
山﨑 正毅

 

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皆様、あけましておめでとうございます。

昨年も新型コロナウイルス感染症による影響が続く一年となりましたが、国内での新規感染者数は少しずつ落ち着きを見せ始めております。経済活動の活性化が期待される一方で、新たな変異株も現れ、予断を許さない状況は続いております。エネルギー業界におきましては、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(以下、略称「COP26」)が開催され、その成果文書では、産業革命以前と比べて世界の気温上昇を1.5度に抑える努力を追求する旨が明記されました。日本政府も2050年の脱炭素社会の実現、および2030年の温室効果ガス排出量46%削減(2013年度比)を掲げ、COP26では岸田首相がこの10年が勝負であるとスピーチされました。今後、国内外で脱炭素社会の実現に向けた動きは、さらに加速していくことは明白です。

これからの時代、世の中は一層スピードを増して変化し、予期していなかったことも当たり前に起きていくでしょう。その中で、いかなる変化にも柔軟に対応し、持続的に成長できる企業だけが生き残っていくことになります。当社グループでは現在取り組んでいる第二次中期経営計画を、まさに将来の成長・飛躍に向けた基盤整備の期間と位置付け、新しい価値観を持った企業への変革を推進しております。「Challenging New Worlds with Big Sky-thinking ~大胆な発想で新しい世界への挑戦~」をスローガンに掲げ、「①資本効率の改善」、「②持続的成長を実現する投資の実行」、「③社員の考え方・慣習・行動様式の変革」を柱に、様々な改革を進めております。

2021年度は、再生可能エネルギー事業やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を中心に投資を実行しております。「③社員の考え方・慣習・行動様式の変革」に向けては、グループを挙げて風土改革プロジェクトに注力しております。社員一人ひとりの成長を目指す本プロジェクトも2年目を迎え、社内からは会社の変化を感じるという声が聞こえるようになりました。また、働き方改革も並行して推進しております。経営層と社員が一丸となってこの変革を実現することが、必ずや中長期的な成長の礎になると考えております。

エネルギー・住まい・暮らしの総合サービス事業を展開する企業グループとして目指すべきところは変わりません。今年4月には株式市場が再編されますが、当社はプライム市場へ移行する予定です。企業価値の増大を着実に実行するとともに、風土改革と働き方改革を積極的に推進してまいります。加えて、脱炭素社会の実現へCO2をはじめ温室効果ガスの削減を目指し、再生可能エネルギーを軸に新たな事業の柱の検討を進め、お客様の快適な生活の実現に貢献してまいります。

本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

■シナネンホールディングス株式会社について
https://sinanengroup.co.jp
シナネンホールディングス株式会社は、1927年に創業したエネルギーサービス企業グループの持株会社です。グループのミッションとして、「エネルギーと住まいと暮らしのサービスで地域すべてのお客様の快適な生活に貢献する」を掲げ、消費者向けのエネルギー卸・小売周辺事業、法人向けのエネルギーソリューション事業、非エネルギー事業(自転車・シェアサイクル事業、環境・リサイクル事業、システム開発事業、抗菌事業、建物維持管理事業等)を提供しています。脱炭素社会の実現に向け、企業としての取り組みも強化しています。

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