~障害者就労支援分野での起業やキャリアアップをお考えの皆様へ~
- 起業支援プログラムの概要・詳細
当社は、「福祉が地域を⽀える社会の実現」というビジョンを掲げ、障がいのある方や介護が必要な高齢者の方でも支えられる側から支える側になって、働くことが当たり前になる社会の実現を目指し、医療や介護が必要な⽅であっても働くことができるサービスを構築しています。
このビジョンを達成するために、必要不可⽋な事業モデルとして就労継続支援B型事業所「REHAS(以下、リハス)」を運営していますが、創業から10年経った今、このリハスモデルの事業運営手法が確立されつつあり、今回起業支援プログラムをスタートすることになりました。
本プログラムは、医療福祉専門職の方を対象としております。2年間当社の社員として勤務しながら、就労支援サービスや事業所運営管理及び経営についてトレーニングを⾏い、サービスと経営を両⽴できる経営者としてのキャリア⽀援を⾏います。
トレーニング終了時、当社が指定する基準を満たした方には、就労継続支援B型事業所「リハスワーク」または「リハスファーム」にて起業に挑戦していただきます。事業所の開設に際しては当社が資金面、ノウハウ面などで継続的に支援する仕組みとなっています。
- 起業支援プログラムの特徴
本プログラムには以下3つの特徴がございます。
1)専門職特化型の人材育成モデル
本プログラムの最大の特徴は、事業所運営手法や高いサービスのクオリティーなど、10年積み上げたノウハウをゼロから吸収できることです。特に、当社のセンター長及びサービス管理責任者といった専門職にのみ提供している人材教育制度も受講が可能になります。医療福祉専門職は利用者の支援やサービスの質の向上という面では基準が高い一方で、"経営”スキルをお持ちの方はごく少数です。当社が実践している人材育成モデルに則り、専門職オーナーとしてのキャリアをご支援します。
2)給与保証制度による起業時のリスクヘッジ
起業に際しては収入面のリスクで躊躇される方も多いと思います。当プログラムでは、起業後1年目は給与を保証することによりそのチャレンジを応援する仕組みをつくっています。起業後、健全な事業所運営を経ることができれば徐々に利益が生まれ、起業後2、3年目にはオーナー収入は上がっていく仕組みとなっており、病院や介護・福祉施設での勤務では得られない成果に見合った報酬を創出することも可能になっております。
3)起業時の設備資金を本部が負担
通常は施設開設時には物件取得、内装構築費、車両購入費、OA機器、備品などの準備、開所時の広告宣伝費等にに大きなご負担が生じますが、当プログラムでは上記の費用を本部が全額負担します。起業する方には開業資金の一部のみをご負担いただく形になります。資本と時間の投資を最小限にすることで、速やかに事業始められるように支援いたします。
- 起業支援プログラム創設の背景
SDGsに「すべての人に健康と福祉を」という目標があり、医療福祉業界は今後も持続的な成長が期待されています。企業側が社会の持続可能性(サステナビリティ)に貢献することが求められ、それをサポートしていく役割を当社が担っています。その一方で、医療福祉業界では「キャリア」に関してはまだ変化が進んでおらず、医療福祉人材のキャリアリテラシーが低いことが問題視されています。特に障害者就労支援分野には、より専門的かつ多様な専門性をもった人材が必要とされており、社会的需要も大きく、そこにむけて起業やキャリアチェンジできる人材の供給が重要となっております。
当社では、この起業支援プログラムを介して、医療福祉分野での人材のキャリアを後押し、異なる業界から新たな人材像を呼び、業界自体を底上げしたいと考えています。
この「起業支援プログラム」にご興味のある方は、下記フォームよりご連絡ください。
https://k-qol.com/contact/
※尚、起業は視野には入れていないが、キャリア(転職や起業含め)について考えたいという方のためにオンラインセミナー[無料]も1月28日(金)20時より開催します。
こちらもお気軽にご参加ください。
https://k-qol.com/release_20211224/
- 金沢QOL支援センター株式会社 代表取締役 岩下琢也 コメント
私自身、作業療法士として病院や介護現場の経験を経て、26歳の時に当社を設立いたしました。医療福祉業界での経験しかない私は起業当時、お恥ずかしなら「名刺交換のマナー」さえわからない状態でした。私にとって起業は簡単なものではありませんでした。たまたまたくさんの素晴らしい先輩経営者や専門家の方とのご縁とご指導があり、起業することができました。
この専門職に特化した起業支援プログラムは、我々専門職にとってこの決して簡単ではない「起業」という選択肢を候補者の方にに与えることができます。何故なら医療福祉専門職人材が約7割を占める当社だからこそメソッドがあるためです。”想い”あればキャリアを構築し、経営ノウハウを学び、起業することができます。
我々専門職のアプローチが必要な社会課題はまだまだ多く存在しています。我々は社会に必要とされています。だからこそ、少しでも多くの専門職がこのプログラムを通して、業界の枠を超えて挑戦していく「起業家」となることを願っています。
- 会社概要
社名 :金沢QOL支援センター株式会社
設立 :2012年1月
代表者 :代表取締役_代表執行役員CEO 岩下 琢也
所在地 :石川県金沢市広岡3丁目3-77 JR金沢駅西第一NKビル6F
資本金 :901万円
事業内容 :訪問看護・リハビリステーション事業、障害者就労支援事業、
福祉施設と企業の業務マッチング事業
URL :https://k-qol.com/
公式Twitter:https://twitter.com/qol99416128
- 就労継続支援B型事業所「REHAS」について
就労継続支援B型事業所「REHAS」は、” 障がいがあっても地域を支える!”というコンセプトをもった当社が運営する就労支援施設です。経験豊富な医療・福祉専門職(理学療法士、作業療法士等)と福祉専門職を配置することで、身体、知的、精神障がいを持つ皆さんの「働きたい」「稼ぎたい」という想いを支援しています。「REHAS」にはものづくりに特化したモデル(リハスワーク)と農業との連携に特化した農福連携モデル(リハスファーム)がございます。