世界最大級のストックフォトサイト「iStock」が2022年のクリエイティブトレンドを予測、消費者のエンゲージメントを高めるビジュアルコンテンツとは?

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『iStock Creative Trends 2022』消費者のエンゲージメントを高めるビジュアルコンテンツを解説!

市場の分析データに基づいた、質の高い1億2500万点以上のコンテンツを提供する世界最大級のストックフォトサイト「iStock」(以下iStock)は、時代に合わせた企業コンテンツを提案し、クリエイティブの分野においても業界を牽引し続けています。

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iStockを運営するゲッティイメージズのレポート「Visual GPS」(*)に裏付けられた市場のニーズやトレンドをもとに、世界中の34万人のコントリビューターと呼ばれる契約フォトグラファー(うち85,000人が専属)に対して撮影指導を行うことで、時代に合わせたコンテンツを提案しています。
*ゲッティイメージズは、世界的な市場調査会社であるMarketCast社と提携し、26カ国13言語で1万人以上の消費者と専門家を対象に調査を行い、「今、求められているビジュアルコンテンツ」を具体的な数字とともに明らかにした「Visual GPS」と呼ばれるガイドラインを作成しています。
Visual GPSの詳細情報:https://creativeinsights.gettyimages.com/ja/visual-gps

ブランド価値や企業の社会的責任が消費者とのエンゲージメントを高め、消費行動に直結する時代において、10年以上にわたり”本物“のビジュアル表現のあり方を提唱し続けてきた、iStockのクリエイティブ専門チームが、ニュースレター<iStock Creative Trends>を通じて、クリエイティブにまつわる最新のトレンドを定期的に配信していきます。

2022年の第一回目は、iStock クリエイティブ専門チーム Creative Insights マネージャー 遠藤由理が、2022年のトレンドを予測した、[iStock Creative Trends 2022]を解説します。

iStock Creative Trends 2022
1. ビデオコンテンツ充実させる

5Gの広がりや、ステイホームしながら楽しめるコンテンツとして、動画のニーズが引き続き高まり続けています。世界の月間アクティブユーザーが10億人に到達したTikTokは、2022年には15億人を突破すると予測され、Z世代を中心に多くのトレンドや文化を生みだしています。InstagramのリールやYouTube Shortsなど、各プラットフォームが立て続けに短尺動画機能をリリースしていることからも、SNSを通じた動画コンテンツの需要はますます高まると期待されています。
2022年は、動画を通して、商品やサービスの価値を魅力的に発信していくことが求められます。
ストック動画や、誰でも手軽に編集できる動画編集ツールを使い、スマホで見ることを前提とした、縦型で短尺の動画コンテンツを充実させることが重要です。

参考動画
https://onl.la/eudkXwG(1306701495, staticnak1983/iStock)
https://onl.la/v2U9k4B(1329858431, uuoott/ iStock)
https://onl.la/LQfkJQW(1321169879, Rufous52 / iStock)

2. サステナビリティに配慮したビジュアル
SDGsや環境に対する高まりと共に、消費者はブランドに対して、持続可能性や社会的利益へのコミットメントについての透明性を求めるようになりました。日本の消費者の82%が「企業が顧客の安全・安心を重視していることを示すことは重要だと思う」、66%が「ソーシャルグッドな取り組みをしている企業やブランドから買いたいと思う」、さらに43%が「環境にやさしい努力をしているブランドの製品しか買わない」と回答したVisual GPSの結果からも、企業のサステナビリティに対する配慮が、人々の消費行動に影響をあたえていることが判ります。
「環境社会ガバナンス(ESG)」(+900%)、「ネットゼロ」(+500%)、「循環型経済」(+375%)など、サステナビリティに関連する検索ワードが大幅に上昇している一方で、日本の消費者の67%は「二酸化炭素排出量を減らすために、具体的に何をしたらいいのか分からない」と回答しており、企業のサステナビリティに対する姿勢を示す際には、家庭菜園や家庭用ソーラーパネル、エコバッグ、リサイクル、など、より日常的な意識改革や行動喚起につながるビジュアルを使用していくことがポイントになります。
 

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3. 人と人との繋がりを表現したビジュアル
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、外部との関わりが制限されたからこそ、今まで以上に心のつながりを表現したビジュアルが人々の共感を呼び、消費行動に大きな影響をもたらしています。
日本の消費者においては、61%が「家族の健康と幸福」を最優先事項として挙げており、パートナーや家族とつながる機会や、人と人とのつながりを表現するビジュアルが求められます。

 

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4. 消費者の目を引く大胆な表現
ビジュアルは人々の思考や行動に大きな影響を与えます。見た人の共感を呼び、高いエンゲージメントを得られるかどうかを大きく左右する重要なコンテンツです。写真や映像など、多種多様なビジュアルコンテンツが広がりを見せる中、他者との差別化を図るためにも、より消費者の目を引く大胆な表現が求められます。例えば、明るい色や柄を用いながらブランドを際立たせたり、大きな文字やグラフィックを活用することで、わかりやすいストーリーを発信したりするなど、透明性を強調するための工夫が必要となっていきます。
 

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▼iStock クリエイティブ専門チーム Creative Insights マネージャー

<遠藤 由理 Yuri Endoプロフィール>

 

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10代後半からアメリカ、スペイン、チェコ、韓国で過ごす。映画制作とデジタルメディアデザインに重点を置いたビジュアルメディアの学歴を持ち、国際映画や日本映画のプロモーション、セールス、買収、配給などの仕事に従事。
2016年からはiStockのクリエイティブチームのメンバーとして、世界中のクリエイティブプロフェッショナルによる利用データ分析と外部データや事例を調査し、来るニーズの見識を基にCreative Insight(広告ビジュアルにおける動向調査レポート)を発信。意欲的な写真家、ビデオグラファー、イラストレーターをサポートし、インスピレーションに満ちたイメージ作りを目指している。
「多様なコミュニケーションが求められる時代において、iStockのクリエイティブ専門チームは、その時代に合った写真、ビデオ、イラストなどのコンテンツを今後も提案し続けていきます」

 

▼iStockとは
豊富な経験と専門知識を持つゲッティイメージズが運営しているストックフォトサービス。世界最大級のデジタルコンテンツカンパニーとして、消費者の心に響くビジュアルコンテンツを1億2500万点以上提案し、時代に合ったコミュニケーションをサポートします。
「Visual GPS」に裏付けられた市場のニーズやトレンドを、世界中の34万人のコントリビューターと呼ばれる契約フォトグラファーやビジュアルクリエイター(うち85,000人が専属)に対して撮影指導を行うことで、時代に合わせた写真、映像、イラストを収集しiStockでしか入手できない厳選プレミアム素材(プラス/Signatureコレクション)も数多く収録しています。
(プラスの素材例:https://www.istockphoto.com/jp/collaboration/boards/AwxaA_jHWUyul-5RWiY4UA
特に、インクルージョンを反映した写真と映像素材は継続的に注力しており、日本においても、ローカル性の高い画像、動画、イラストまで、顧客のニーズに合わせた多様なコンテンツをタイムリーに提案することで、日本の個人事業主や中小企業の顧客エンゲージメント向上をサポートしています。
(最新ページ:https://www.istockphoto.com/jp/ダイバーシティ:多様性)
iStock by Getty Images 日本語公式サイト:https://www.istockphoto.com/jp

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