南部菱刺しをデザインに取り入れたユニフォーム
■スポーツと伝統文化の取り組み
八戸三社大祭山車モチーフにした昨夏の15周年記念ユニフォームが好評だったことも踏まえ、2022シーズンのヴァンラーレ八戸のユニフォームは、青森の伝統工芸をモチーフにしたユニフォームの第2段に。青森県南部地方に伝わる伝統工芸刺し子「南部菱刺し」(なんぶひしさし)をデザインに取り入れました。
南部菱刺しは、江戸時代に始まったとされる青森県南部地方の技法で、寒冷な気候で麻しか育たなかったため、織った麻布に麻糸を規則的に刺し施して耐久性や保温性を図る工夫から始まったものと言われています。
横長の菱形で構成された南部菱刺しの数あるデザインから、縁起が良いとされる雉(きじ)の足模様と無病息災厄除けを意味する鱗紋(うろこもん)を採用。さらに、青森県伝統工芸士で南部菱刺研究会の山田友子さんの協力を得て、必勝を意味するV模様を新しくデザイン。この南部菱刺しデザインをユニフォームの右肩から裾に向けて縦に並べ、前面と背面両方にデザイン。腹部から背面にかけては、サイズの大きな南部菱刺しのデザイン3種類を配置。地域を背負い、共に戦い、勝利をつかみ取るメッセージを込めました。
■商品情報
今回発表したユニフォームは、制作工程で水を大量に使う染色工程を省き、水の使用量が85%、化学物質の排出量が90%、CO2の排出量が12%削減できるサステナブルなユニフォームになりました。
先行予約は、1月21日の19:00にヴァンラーレ八戸特設サイトで開始。2月6日までにご注文をいただくと、3月下旬に予定されているホーム開幕戦までに納品の予定です。
*ユニフォームの詳細は、ヴァンラーレ八戸特設サイトでのお知らせになります。
*GKユニフォームは、2月上旬の受付を予定しています。
■ヴァンラーレ八戸について
ヴァンラーレ八戸は、サッカーJ3リーグに所属するクラブチームで、青森県八戸市を中心に県南部地方(県南地方・三八上北)全域の3市11町2村をホームタウンとしたJ3所属のサッカークラブ。2006年に八戸工業サッカークラブと南郷FCが統合。イタリア語で「南の郷」を意味するアウストラーレ (Australe) と「起源」を意味するデリヴァンテ (Derivante) を組み合わせたヴァンラーレ (Vanraure)をクラブ名に採用。2019年よりJ3を舞台に戦っています。
【OFFICIAL WEBSITE】https://vanraure.net
■ヒュンメルについて
デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」は、世界で初めてスタッド付きスパイクを開発し、1923年に誕生。革靴でサッカーをしていた当時、真っ平らな靴底にスタッドを付け、グリップ力の飛躍的向上をもたらし、今までできなかったプレーを可能にしました。そこで重過ぎるために理論上飛べないとされるマルハナバチ(ドイツ語でhummel)が努力を重ねて飛べるようになったという逸話を重ね合わせ、ブランドネーム&ロゴに採用。90年の歴史を経て、現在は“Change the World Through Sport.” (スポーツを通して世界を変える)をミッションに、独自のブランドストーリーを展開。新しいチャレンジを続けています。
【OFFICIAL WEBSITE】http://hummel.co.jp
【OFFICIAL ONLINE STORE】https://www.sskstores.jp/hummel/sports/