すららネット 高校生向けの宇宙を題材とした探究学習教材をNECスペーステクノロジーと共同開発

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~衛星等の宇宙技術による社会課題解決を模擬体験~

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川 孝彦)は、NECスペーステクノロジー株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役 執行役員社長:片桐 秀樹)との間で、高校生向けの宇宙を題材とした探究学習教材の共同開発契約を締結しました。

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すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、AI×アダプティブ 教材「すらら」を、国内では 約 2,200校の塾、学校等に提供しています。全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的な EdTech スタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場しました。

小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるAI×アダプティブラーニング教材「すらら」の提供に加え、教科学習の枠を超え、答えのない問題に創意工夫しながら立ち向かう「すららアクティブ・ラーニング」を毎年開催するなど、新しい学習体験を届ける事業活動に積極的に取り組んでいます。

NECスペーステクノロジーは、探査機や、科学、通信・放送、測位、地球観測といった多様なミッションの衛星やロケットに搭載される機器を、国内外に供給するNECグループの企業です。

このたび、すららネットとNECスペーステクノロジーはデジタル教材を用いた人材育成の開発について検討を開始しました。共同開発する教材は、 SDGsの実現にむけて宇宙技術を用いた解決策を検討する内容となっており、生徒たちが解決したいと考える社会課題をグループで協議し、人工衛星を使ってその解決案を模索する内容です。共同開発では、NECスペーステクノロジーが保有する衛星等の宇宙技術に関連した知見と、「すらら」や「すららアクティブ・ラーニング」によって蓄積してきた、すららネットの効果的な探究学習内容の考案ノウハウや教材用ソフトウェア開発技術を融合します。

この教材は、生徒たちが解決したいと考える社会課題をグループで協議し、人工衛星を使ってその解決案を模索するアクティブ・ラーニング教材です。最初にアニメーションによるレクチャーにより、人工衛星等の宇宙技術に関する基礎知識を学んだうえで、グループでアクティブ・ラーニングに取り組みます。生徒一人ひとり、グループ、教員の間で多面的に学習活動を評価しあうことができ、ブラックボックスになりがちなアクティブ・ラーニングの活動について、進捗や生徒の振る舞いなどを可視化できることが特長です。

教育現場においては2022年度より高等学校で「総合的な探究の時間」が必修化するほか、「理数探究基礎」「理数探究」の教科も登場し、学校において課題発見・解決学習やプロジェクトベースドラーニングに取り組むこととなります。このたび共同開発する教材は、これら学校の授業において取り組むことができる画期的なSTEAM教育×ICT学習教材と言えます。「すらら」の理科や数学の教科学習で得た力を応用できる課題発見・解決にオンライン上で取り組むことができ、「話し合いの仕方」といった国語科のコンテンツで得た力を活かすこともできるなど、「すらら」と宇宙探究コンテンツを一緒に活用することで、より効果的な学習につながります。衛星を開発する模擬体験を通じて、社会課題に向き合い、解決しようと行動を起こせる人材の育成に貢献できる教材となることを期待しています。

すららネットは今後も、新しい学習体験を届ける事業活動を通じ、学習者に「大人になっても役に立つ真の学力」と「努力をすれば結果が出るという自信」を提供していきます。

NECスペーステクノロジー WEBサイト:https://www.necspace.co.jp/
NECスペーステクノロジー お知らせ:https://www.necspace.co.jp/press/2021/0716.html

 

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