豊中市上下水道局は、未利用の再生可能エネルギーを有効利用するため、野畑配水場に小水力発電設備を設置し、7月15日(木)から本格稼働しました。
同設備は、大阪広域水道企業団の千里浄水池(箕面市船場東)から野畑配水場(豊中市西緑丘)の配水池まで流れてくる水の勢いを利用して発電するもので、想定年間発電量は233MWh。年間約82トンのCO2(二酸化炭素)削減を見込んでいます。
- 事業形態
上下水道局と民間事業者による官民連携
<上下水道局>施設(送水管及び敷地の一部)を提供
<事業者>発電施設の計画・設計・建設・運営・維持管理
- 想定収益
<上下水道局>売電収益の一部および行政財産使用料(計約50万円/年)
<事業者>発電した電力の電気事業者への販売利益
- 発電事業者
株式会社DK-Power(吹田市垂水町3-21―10)
- 事業実施場所
野畑配水場内(豊中市西緑丘2―198―5地内)
- 期間
運転開始の日から20年間
- 発電設備
発電機一体型水車2台
- 発電量
約233MWh/年
- 二酸化炭素削減量
約82.0t-CO2/年