サービスステーション(ガソリンスタンド)で次世代バイオディーゼル燃料の一般向け継続販売を開始

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中川物産株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:中川秀信、以下「中川物産」)と株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充、以下「ユーグレナ社」)は、中川物産グループである中日リース株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:中川秀信)の「名港潮見給油所」にて、一般生活者の方も給油できる次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」(以下「サステオ」)の販売を、2022年6月10日(金)から開始することをお知らせします。サービスステーション(ガソリンスタンド)において「サステオ」を一般向けに継続販売するのは、今回が初めての取り組みとなります。

サービスステーション(ガソリンスタンド)で次世代バイオディーゼル燃料の一般向け継続販売を開始のサブ画像1_名港潮見給油所名港潮見給油所

中川物産は2011年度より、環境省のエコ燃料利用推進補助事業に採択され、商業ベースとしては初となるバイオガソリン「E3」※1の製造および商用販売に取り組んでいます。現在、東海・近畿地方を中心に各地のサービスステーションで販売しており、今回のサービスステーションにおける「サステオ」の取り扱いに加えて、ユーグレナ社のバイオジェット燃料(SAF)における供給の協業体制を構築するなど、持続可能な社会づくりへの貢献やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進しています。
※1 ガソリンに植物由来のバイオエタノール3%を混合した自動車用燃料(バイオガソリン)のこと

今回、中川物産は、日本をバイオ燃料先進国にすることを目指す『GREEN OIL JAPAN』宣言※2に賛同し、車両自体の内燃機関を変更することなく使用することが可能な「サステオ」の普及拡大を目指して、「サステオ」の取り扱いを決定しました。
これまで「サステオ」の供給先は、バスや配送車、消防車などの車両、タグボートやフェリーなどの船舶、商業用ジェット機や双発機などの飛行機と、陸・海・空の全領域で拡大、多様化しています。サービスステーションにおける「サステオ」販売は2021年4月に期間限定で実施※3しましたが、一般向けに継続販売するのは今回が初の取り組みであり、今後より多くの車両への「サステオ」導入を目指します。
※2 GREEN OIL JAPANとは:https://www.euglena.jp/businessrd/energy/greenoiljapan/
※3 2021年3月22日発表リリース https://www.euglena.jp/news/20210322-2/

中川物産とユーグレナ社は、「サステオ」を一般用自動車に提供することで、より多くの方に身近に感じていただける機会を提供すると共に、今後も環境に配慮したサステナブルな取り組みを実施していきます。

―次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を販売・給油するサービスステーションについて―
・店名:名港潮見給油所
・日程:2022年6月10日(金)より継続販売(営業日:月曜~金曜8時半~19時 休業日:日曜)
・場所:愛知県名古屋市港区潮見町37-24
・実施内容:次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」(バイオ燃料20%混合品)の販売

●バイオ燃料「サステオ」について
ユーグレナ社が製造・販売するバイオ燃料「サステオ」は、使用済み食用油やユーグレナ由来油脂等を原料としており、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れた燃料です。また、「サステオ」は燃料の燃焼段階ではCO2を排出しますが、原料となるユーグレナも使用済みの食用油の原材料である植物も成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」は、化石燃料由来の軽油と同等の性質を持つ炭化水素燃料であり、現行車両にそのまま利用可能です。

サービスステーション(ガソリンスタンド)で次世代バイオディーゼル燃料の一般向け継続販売を開始のサブ画像2

<中川物産株式会社について>
1967 年の創業以来、エネルギーの安定供給を通じ地域に必要とされる企業として成長するため、製品備蓄のためのオイルターミナル事業、安定的かつ競争力のある製品を確保・供給するための海外事業の展開、タイムリーな配送を目的とした陸運・海運事業への進出とその事業領域を変化・拡大しているエネルギー専門商社。アメリカやブラジルなどで主流となっている植物由来のバイオエタノールをガソリンに直接混合したバイオガソリン(E3ガソリン)の販売にいち早く取り組み、現在では国内トップシェアを誇る。その他にも天然ガス由来のGTL軽油の日本での初めての輸入・商用化に取り組むなどESGへの取り組みを推進している。http://www.nakagawa-bussan.co.jp

<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp

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