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2022年6月22日(水)〜6月24日(金)の2022年AW展示会で初公開。東レグループの「先端素材による未来のファッション」の創造を目指すプロジェクト“MOONRAKERS”との共同企画により実現。
木の実由来のファッションブランド「KAPOK KNOT(カポックノット)」(運営:KAPOK JAPAN株式会社)はこの度、100%植物由来のダウン『Plant-Based Down 2030: FLARE』を発表いたします。中綿には木の実由来のカポックシートを、表地には東レ株式会社が開発した通常のナイロンと同等の耐久性を持つ100%植物由来のナイロン素材『エコディア®️N510』を使用。機能・デザイン・サステナブルを兼ね備えた100%植物由来のダウンが完成しました。2022年6月22日(水)〜6月24日(金)の3日間に開催される2022年AW展示会にて初公開いたします。
KAPOK KNOT(カポックノット)は「カポック」という木の実を使ってサステナブルな新素材を開発し、たった5mmの薄さで、羽毛ダウンの暖かさを実現したブランドです。カポックは東南アジアに自生する植物で、その実のワタはコットンの1/8の軽さ、吸湿発熱という高い機能性を備えています。しかし、繊維の軽さと短さ故にワタから糸への加工が難しく、多くの企業が衣類への商品化を諦めてきました。KAPOK JAPAN は国内大手繊維メーカーとの研究開発の末、カポックのシート化に成功し、カポックを用いた衣類をつくるブランドKAPOK KNOTを設立しました。生産者、消費者、地球環境の視点に寄り添いながら、機能性とデザイン性を兼ね備えたサステナブルなモノづくりを目指しています。
SDGsの目標達成が設定されている2030年の未来を想像した際、完全植物由来でありながら、機能もデザインもサステナブルも妥協しないファッションが一つのスタンダードになっていると私たちは考えます。日本を代表するサステナブルなブランドを志す上で、KAPOK KNOTは植物由来100%のダウンを開発することを決意しました。しかし、植物由来の素材は耐久性が弱いものが多く、機能性での課題がありました。
課題解決に向けさまざまな検討を行う中、東レ株式会社が開発した通常のナイロンと同等の耐久性を持つ100%植物由来のナイロン素材『エコディア®️N510』に出会い、100%植物由来のダウンが完成しました。これは東レグループの「先端素材による未来のファッション」の創造を目指すプロジェクト“MOONRAKERS(ムーンレイカーズ)”との共同企画で実現したものです。
2022年6月22日(水)〜6月24日(金)に行う2022年AWの新作展示会の場にて『Plant-Based Down 2030: FLARE』を初公開し、抽選販売受付を開始します。
- 『Plant-Based Down 2030: FLARE』について
2030年のファッションショーにはプラントベース100%のアイテムが当たり前に並んでいる未来を見据え、『Plant-Based Down 2030: FLARE』と名付けました。
身頃にはカポック×テンセル™の中綿、袖にはカポック×テンセル™のほぐしワタ、表地は東レ株式会社の100%植物由来ナイロン素材『エコディア®️N510』、裏地や付属品も完全プラントベースのアウターです。
ダウンとドレスのハイブリッドデザインで、袖の部分はダウン特有の膨らみのあるシルエット、裾はドレスのように広がった「ダウンドレス」です。
- KAPOK JAPAN デザイナー 満汐 国明のコメント
サステナブルという言葉がトレンド化した今「サステナブルだからシンプルなデザインでも仕方ない」ではなく「サステナブルは当たり前で、心躍り躍動する一着」がファッションには必要だと考えています。
たしかに、環境に配慮した素材でものづくりを行うと、耐久性が弱くなったり価格が高くなったりと制約があり、結果的にシンプルなものしか作れないというのがこれまでの考え方でした。しかし、私たちは耐久性や機能性もあり、遊びごころのあるデザインで、環境負荷の低いファッションを目指したい。欲張りかもしれませんが、そんな想いで今回100%植物由来のダウンウェアに挑戦しました。
ダウンの特徴である「モコモコとした袖」を再現すべく、カポック×テンセル™でできたほぐしワタを手詰めすることで、本来のダウンと変わりないシルエットを再現。また、表面生地には東レ株式会社開発の100%植物由来ナイロン素材『エコディア®️N510』を使用した極薄生地で軽量性を確保しました。スタンダードなスタンドカラーのダウンをベースに襟を大きくしたり、ウエストスピンドルでシルエットが遊べるようにしたり、裾をサーキュラーの形にしてドレスの要素も溶け込むようにデザインしています。
- KAPOK JAPAN 代表 深井喜翔のコメント
KAPOK KNOTは2019年10月の誕生以来、「カポック」という素材の可能性を日本だけでなく世界中に発信してきました。時流も相まってカポックの認知度が高まりサステナブル素材として注目される状況を創り出せた今、私たちが踏み出すさらなる一歩。新コンセプト"Blur the line"を掲げ、ラグジュアリーとサステナブルの境界線を曖昧にするブランド作りに挑戦します。
その象徴となる商品が『Plant-Based Down 2030: FLARE』です。プラントベースの限界と言われていた耐久性とサステナビリティの両立に挑戦し、デザインとしてのラグジュアリーも持ち合わせた、未来のスタンダードを実現した商品です。商品名に入った『2030』にはある想いが込められています。それは、2030年にはプラントベース100%ダウンが誰もが無理なく生活に取り入れられている、そんな世の中を実現したいという思いです。
私たちKAPOK KNOTはこれからもプラントベースの可能性を信じて、ラグジュアリーとサステナブルの融合を実現し、新しい選択肢を生み出します。
- KAPOK KNOT 2022AW展示会のご案内
■メディア/関係者向け展示会
・日時:
6月22日(水):11:00〜19:30(19:15最終入場)
6月23日(木):10:30〜19:30(19:15最終入場)
6月24日(金):11:00〜18:00(17:45最終入場)
・場所:
PANOF STUDIO NAKAMEGURO
東京都目黒区青葉台2-20-3 Koyano BLD 1F
https://goo.gl/maps/wdszhfbxvDrHtRAA9
6月23日(木)10:30〜12:00に、メディア向けイベントを行います(事前予約制)
メディア向けイベント内容:
・2022 AW Collection "Blur the line" のご紹介
・植物由来100%ダウン『Plant-Based Down 2030: FLARE』の発表
・KAPOK KNOT×MOONRAKERS トークイベント
「サステナブルな社会に欠かせない『植物由来』の活用〜プラントベース×ファッションの未来と可能性〜」
・フォトセッション
※イベント後、個別取材対応時間を設けております
※6/22(水)〜6/24(金)の展示会開催期間中は、随時取材を受け付けております
イベントの詳細は、下記フォームからご覧いただけます。
<メディア向けイベント予約フォーム>
https://forms.gle/USHT5cd13RkA36AEA
■一般公開/お客様向け先行予約会
・日時:
7月1日(金):13:00〜17:00(16:30最終入場)
7月2日(土):13:00〜17:00(16:30最終入場)
7月3日(日):15:00〜17:00(16:30最終入場)
・場所:
東京都中央区日本橋室町1丁目10-1 宮永ビル 1F(KAPOK KNOT日本橋ショールーム)
・来場方法:
下記フォームからの事前予約可(当日フリー入場も実施)
https://kapok-knot.com/products/2022awpreorder
- 2022 AW Collection “Blur the line”
KAPOK KNOTは2022年にリブランディングを行いました。
新しいコンセプトは “Blur the line”
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都市と自然、生産者と消費者、旧さと新しさ。
境界線を曖昧にするように、領域を行き来する。
両者の良さに学ぶ、こころよい暮らしを。
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展示会会場には、リブランディングしたKAPOK KNOTの世界観を体感いただけるインスタレーションをご用意いたします。
- プロジェクト“MOONRAKERS(ムーンレイカーズ)”について
プロジェクト“MOONRAKERS”は、「先端素材による未来のファッション」の創造を目指すプロジェクトです。最新の先端素材と日常生活をダイレクトにつなぎ、快適で便利で美しい「ミライの生活」を提供します。
東レグループのアパレル事業会社であるディプロモード株式会社が、東レグループ各企業と世界に誇る技術を持つ日本の繊維有力企業メンバーと連携し、商品の製造を行っています。
- KAPOK KNOTについて
木の実由来の素材「カポック」を使用したものづくりを行うファッションブランド。 “Blur the line”をコンセプトに、都市と自然、生産者と消費者、旧さと新しさなど、さまざまな境界線を曖昧にし、両者の良さに学ぶこころよい暮らしを提供します。
世界第2位の環境汚染産業と言われるアパレル業界の大量生産・大量廃棄のシステムに衝撃を受けた代表が、カポックという素材に出会って創業を決意。
カポックは東南アジアに自生する植物で、コットンの1/8の軽さ、吸湿発熱という機能を備えていますが、その繊維の軽さと短さ故に糸への加工が難しく、多くの企業が商品化を諦めてきました。国内大手繊維メーカーとの研究開発の末、カポックのシート化に成功。
生産者、消費者、地球環境の視点に立ち、製品ができてから届くまでに関わる人に寄り添ったモノづくりを目指し、日本を代表するサステナブルなブランドを志しています。
HP: https://kapok-knot.com/
Instagram: @kapok_knot_jp
- KAPOK JAPAN株式会社 会社概要
事業内容: アパレル製品の商品企画・貿易・販売
代表: 深井喜翔
本部: 大阪府吹田市千里山東1丁目7番18号
公式サイト:https://kapok-knot.com/pages/corp